・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週( 9月 5日~11日) ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・
・・・・・
・第39週( 9月26日~ 2日)
・第40週( 9月 3日~ 9日)
・第41週(10月10日~16日) ・・・・今週・・・・
・ウイルス サーベイランス状況(第39週)
A(H1)pdm 32週、33週に各1件検出、その後6週連続未検出
A(H3) 36週に5件、39週に2件、検出されました。
B 31週に検出1件、以降7週連続未検出
・2011年シーズンの累積分離件数です。
A(H1)pdm 0
A(H3) 7
B 0
36週に神奈川で5件、39週に山口で2件、A香港型が検出されました。
・定点状況推移(人)
34週 35週 36週 37週 38週 39週
2011年定点データ 0.01 0.01 0.01 0.02 0.02 0.04
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・第34週( 8月22日~28日) 0.01人 43人 (0.04万人)
(ボトム到達)
・・・・・
・第37週( 9月12日~18日) 0.02人 91人 (0.09万人)
・第38週( 9月19日~25日) 0.02人 101人 (0.10万人)
・第39週( 9月26日~ 2日) 0.04人 185人 (0.18万人)
・患者報告数の予報です。
・第40週(10月 3日~ 9日) 0.06人 296人 2990人
・11日 0.013人 622人
・12日 0.014人 685人
・第41週(10月10日~16日) 0.11人 518人 5230人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 8431人
・累積患者数の予報。(2011年36週以降)
・第41週(10月16日) 12480人
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第37週( 9月12日~18日) 0.01人 0.02人 -28.6%
・第38週( 9月19日~25日) 0.02人 0.02人 +12.9%
・第39週( 9月26日~ 2日) 0.02人 0.04人 -36.8%
今回の定点合計報告数は185人で、当ブログ予報は117人でした。
今回予報誤差はー36.8%になり、予報誤差範囲を超えました。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は3030人程です。、
どうやら本格的に患者数が増え始めた様です。
季候の変動が大きいので体調管理には注意が必要ですね。
PS
・・福島原発事故関係・・
・・10月10日状況・・
コメント
・みちくさ14・放出量されたセシウムは何グラム?
さて、今度はセシウムの番ですね。
セシウム137の総放出量は1.5万テラ・ベクレルです。
半減期が30.1年ですので、崩壊率は1秒あたり7.302X10^-10
=0.0000000007302となります。
この数字でベクレル値を割ってやれば、放出された総原子数が出ます。
(1.5X10^16)割る(7.30X10^-10)=0.2055X10^26
=2.055X10^25個
求めるグラム数はセシウム137の原子量137グラムとアボガドロ数を使って、
137X((2.055X10^25)割る(6.02X10^23))=137X(0.341X10^2)
=4677グラム
まあ4.7kgというところですか。
以上の手順詳細は10月8日の記事を参照願います。
さてこれで事故当初に大量に放出されたヨウ素131とセシウム137の放出量がグラム
単位で分かりました。
ヨウ素131 34.8グラム
セシウム137 4680グラム
セシウム137はヨウ素131の134倍も放出されていました。
ヨウ素131は8日で半分になりますので、どんどんと崩壊していきました。
最初のころの放射線はおもにヨウ素が出していたということですね。
で、現在はヨウ素はほとんど崩壊し終わって残るはセシウムだけになった訳です。
セシウム137が4680グラム。
これが今の放射能汚染の元凶で、今後除染が必要な物質の総量です。
たったこれだけの物質を原発君がばらまいてくれたおかげで、250km圏内の放射能
レベルがあがり、再度集めるのに1兆~2兆円のコストがかかります。
いかに「原発事故が割に合わないもの」であるのかがよく分かりますね、枝野さん。
さて、ベクレルからグラムへの換算のポイントになる数字は1秒あたりの崩壊率です。
これは半減期からエクセルを使って「ごりごり」とやって求めることもできますが、
もう少しスマートに出す方法が高校の物理の参考書に乗ってました。
最初からこれを見とけば楽できたのですが、この導出方法は何回みても頭に
残りません。
ニュートンが始めた微分・積分、よほど嫌いとみえますね、窓際日記は。
崩壊率は0.69315を半減期で割れば出てきます。
0.69315は2の自然対数、Ln(2)=0.69314718・・・ですね。
関数電卓やエクセルにはLn関数ついてますので、お試しを。
但し、1秒あたりの崩壊率を出すのですから、半減期は秒に換算しなくてはいけません。
ヨウ素131は8.01日で8.01X24X60X60ですね。
セシウム137は30.1年で30.1X365X24X60X60です。
分かってしまえば3分でできる計算です。
でも、どなたか「ベクレルー>グラムの換算ツール」、ネットに公表してくれると
ありがたいですね。
国会議員の皆さんも、答弁する大臣も我々も含めて訳のわからない○○○万・テラ
・ベクレルから解放される効果は大きいです。
聞いてるほうも少しは内容に実感がわくというものですよ。
今日はここまで、一つ前の記事は10月 8日ですので、そちらもご参照願います。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H
30日~8月 8日の40日間の単純合計・・・1385.0μ・Sv/H
9日~9月17日の40日間の単純合計・・・1345.5μ・Sv/H
18日~9月27日の10日間の単純合計 ・・・322.5μ・Sv/H
28日・・・31.3μ・Sv/H 29日・・・31.6μ・Sv/H
30日・・・32.8μ・Sv/H 1日・・・32.4μ・Sv/H
2日・・・33.0μ・Sv/H 3日・・・34.0μ・Sv/H
4日・・・35.0μ・Sv/H 5日・・・34.0μ・Sv/H
6日・・・28.5μ・Sv/H 7日・・・33.0μ・Sv/H
7日予測値・・33.9μ・Sv/H 実測33.0μ・Sv/H 予測誤差 +2.7%
8日予測値・・28.4μ・Sv/H 実測33.0μ・Sv/H 予測誤差-13.9%
9日予測値・・32.9μ・Sv/H 実測31.0μ・Sv/H 予測誤差 +6.1%
10日予測値・・32.9μ・Sv/H
11日予測値・・30.9μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・236835μ・Sv (236.8m・Sv)
到達実績
180.0m・Sv・・・7月31日 予測179m・Sv 予測誤差ー0.6%
205.0m・Sv・・・8月31日 予測203m・Sv 予測誤差ー1.0%
228.2m・Sv・・・9月30日 予測227.5m・Sv 予測誤差ー0.3%
到達予報
250.6m・Sv・・・10月31日
345m・Sv・・・爆発から1年後
文科省予報・・・但し8月19日発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
373m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・789.4μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・408.6μ・Sv/H
12日~10月1日の20日間の単純合計・・・409.3μ・Sv/H
2日・・・ 20.5μ・Sv/H 3日・・・20.7μ・Sv/H
4日・・・ 21.2μ・Sv/H 5日・・・19.4μ・Sv/H
6日・・・ 19.0μ・Sv/H 7日・・・20.4μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
7日予測値・・19.4μ・Sv/H 実測20.4μ・Sv/H 予測誤差 -4.9%
8日予測値・・19.0μ・Sv/H 実測20.8μ・Sv/H 予測誤差 -8.7%
9日予測値・・20.4μ・Sv/H 実測15.2μ・Sv/H 予測誤差+34.2%
10日予測値・・20.8μ・Sv/H
11日予測値・・15.2μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・130883μ・Sv (130.9m・Sv)
到達実績
96.1m・Sv・・・・7月31日 予測95m・Sv 予測誤差ー1.1%
110.9m・Sv・・・8月31日 予測111m・Sv 予測誤差+0.09%
125.8m・Sv・・・9月30日 予測125.1m・Sv 予測誤差ー0.6%
到達予報
140.5m・Sv・・・10月31日
197m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)
15日・・・24μ・Sv/H
16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・57.8μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・26.7μ・Sv/H
12日~10月1日の20日間の単純合計・・・24.6μ・Sv/H
2日・・・1.20μ・Sv/H 3日・・・1.20μ・Sv/H
4日・・・1.20μ・Sv/H 5日・・・1.20μ・Sv/H
6日・・・0.90μ・Sv/H 7日・・・1.20μ・Sv/H
7日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -0.8%
8日予測値・・0.90μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差-25.0%
9日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -0.8%
10日予測値・・1.19μ・Sv/H
11日予測値・・1.19μ・Sv/H
・・・3月15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・10430μ・Sv (10.43m・Sv)
到達実績
8.07m・Sv・・・7月31日 予測8.1m・Sv 予測誤差+0.4%
9.19m・Sv・・・8月31日 予測9.2m・Sv 予測誤差+0.1%
10.1m・Sv・・・9月30日 予測10.1m・Sv 予測誤差+0.0%
到達予報
10.99m・Sv・・・10月31日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
一般住民、原発の一般職員で1m・Sv(日本の法律での取り決め。)
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
除染目標値 5.0m・Sv未満
放射線管理区域 年間で5.2m・Sv以上(3か月で1.3m・Sv以上)
アメリカ国民は10m・Svまで。
原安委ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は10.43m・Sv
放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の最大値を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原安委ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
(がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量130.9m・Sv
200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇(1%)が認められる。
(国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量236.8m・Sv
600m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率が3%増加。
・・・どうやら200m・Sv増加するごとにがんによる死亡率は1%増加の模様。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・34km以内 (・・・27Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・44Km以内 ・・・37Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・57km以内 ・・・50Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・67km以内 ・・・59Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・99km以遠 (・・・92Km以遠)(赤字は数値更新)
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
・感染状況の経緯と予報
・第36週( 9月 5日~11日) ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・
・・・・・
・第39週( 9月26日~ 2日)
・第40週( 9月 3日~ 9日)
・第41週(10月10日~16日) ・・・・今週・・・・
・ウイルス サーベイランス状況(第39週)
A(H1)pdm 32週、33週に各1件検出、その後6週連続未検出
A(H3) 36週に5件、39週に2件、検出されました。
B 31週に検出1件、以降7週連続未検出
・2011年シーズンの累積分離件数です。
A(H1)pdm 0
A(H3) 7
B 0
36週に神奈川で5件、39週に山口で2件、A香港型が検出されました。
・定点状況推移(人)
34週 35週 36週 37週 38週 39週
2011年定点データ 0.01 0.01 0.01 0.02 0.02 0.04
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・第34週( 8月22日~28日) 0.01人 43人 (0.04万人)
(ボトム到達)
・・・・・
・第37週( 9月12日~18日) 0.02人 91人 (0.09万人)
・第38週( 9月19日~25日) 0.02人 101人 (0.10万人)
・第39週( 9月26日~ 2日) 0.04人 185人 (0.18万人)
・患者報告数の予報です。
・第40週(10月 3日~ 9日) 0.06人 296人 2990人
・11日 0.013人 622人
・12日 0.014人 685人
・第41週(10月10日~16日) 0.11人 518人 5230人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 8431人
・累積患者数の予報。(2011年36週以降)
・第41週(10月16日) 12480人
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第37週( 9月12日~18日) 0.01人 0.02人 -28.6%
・第38週( 9月19日~25日) 0.02人 0.02人 +12.9%
・第39週( 9月26日~ 2日) 0.02人 0.04人 -36.8%
今回の定点合計報告数は185人で、当ブログ予報は117人でした。
今回予報誤差はー36.8%になり、予報誤差範囲を超えました。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は3030人程です。、
どうやら本格的に患者数が増え始めた様です。
季候の変動が大きいので体調管理には注意が必要ですね。
PS
・・福島原発事故関係・・
・・10月10日状況・・
コメント
・みちくさ14・放出量されたセシウムは何グラム?
さて、今度はセシウムの番ですね。
セシウム137の総放出量は1.5万テラ・ベクレルです。
半減期が30.1年ですので、崩壊率は1秒あたり7.302X10^-10
=0.0000000007302となります。
この数字でベクレル値を割ってやれば、放出された総原子数が出ます。
(1.5X10^16)割る(7.30X10^-10)=0.2055X10^26
=2.055X10^25個
求めるグラム数はセシウム137の原子量137グラムとアボガドロ数を使って、
137X((2.055X10^25)割る(6.02X10^23))=137X(0.341X10^2)
=4677グラム
まあ4.7kgというところですか。
以上の手順詳細は10月8日の記事を参照願います。
さてこれで事故当初に大量に放出されたヨウ素131とセシウム137の放出量がグラム
単位で分かりました。
ヨウ素131 34.8グラム
セシウム137 4680グラム
セシウム137はヨウ素131の134倍も放出されていました。
ヨウ素131は8日で半分になりますので、どんどんと崩壊していきました。
最初のころの放射線はおもにヨウ素が出していたということですね。
で、現在はヨウ素はほとんど崩壊し終わって残るはセシウムだけになった訳です。
セシウム137が4680グラム。
これが今の放射能汚染の元凶で、今後除染が必要な物質の総量です。
たったこれだけの物質を原発君がばらまいてくれたおかげで、250km圏内の放射能
レベルがあがり、再度集めるのに1兆~2兆円のコストがかかります。
いかに「原発事故が割に合わないもの」であるのかがよく分かりますね、枝野さん。
さて、ベクレルからグラムへの換算のポイントになる数字は1秒あたりの崩壊率です。
これは半減期からエクセルを使って「ごりごり」とやって求めることもできますが、
もう少しスマートに出す方法が高校の物理の参考書に乗ってました。
最初からこれを見とけば楽できたのですが、この導出方法は何回みても頭に
残りません。
ニュートンが始めた微分・積分、よほど嫌いとみえますね、窓際日記は。
崩壊率は0.69315を半減期で割れば出てきます。
0.69315は2の自然対数、Ln(2)=0.69314718・・・ですね。
関数電卓やエクセルにはLn関数ついてますので、お試しを。
但し、1秒あたりの崩壊率を出すのですから、半減期は秒に換算しなくてはいけません。
ヨウ素131は8.01日で8.01X24X60X60ですね。
セシウム137は30.1年で30.1X365X24X60X60です。
分かってしまえば3分でできる計算です。
でも、どなたか「ベクレルー>グラムの換算ツール」、ネットに公表してくれると
ありがたいですね。
国会議員の皆さんも、答弁する大臣も我々も含めて訳のわからない○○○万・テラ
・ベクレルから解放される効果は大きいです。
聞いてるほうも少しは内容に実感がわくというものですよ。
今日はここまで、一つ前の記事は10月 8日ですので、そちらもご参照願います。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H
30日~8月 8日の40日間の単純合計・・・1385.0μ・Sv/H
9日~9月17日の40日間の単純合計・・・1345.5μ・Sv/H
18日~9月27日の10日間の単純合計 ・・・322.5μ・Sv/H
28日・・・31.3μ・Sv/H 29日・・・31.6μ・Sv/H
30日・・・32.8μ・Sv/H 1日・・・32.4μ・Sv/H
2日・・・33.0μ・Sv/H 3日・・・34.0μ・Sv/H
4日・・・35.0μ・Sv/H 5日・・・34.0μ・Sv/H
6日・・・28.5μ・Sv/H 7日・・・33.0μ・Sv/H
7日予測値・・33.9μ・Sv/H 実測33.0μ・Sv/H 予測誤差 +2.7%
8日予測値・・28.4μ・Sv/H 実測33.0μ・Sv/H 予測誤差-13.9%
9日予測値・・32.9μ・Sv/H 実測31.0μ・Sv/H 予測誤差 +6.1%
10日予測値・・32.9μ・Sv/H
11日予測値・・30.9μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・236835μ・Sv (236.8m・Sv)
到達実績
180.0m・Sv・・・7月31日 予測179m・Sv 予測誤差ー0.6%
205.0m・Sv・・・8月31日 予測203m・Sv 予測誤差ー1.0%
228.2m・Sv・・・9月30日 予測227.5m・Sv 予測誤差ー0.3%
到達予報
250.6m・Sv・・・10月31日
345m・Sv・・・爆発から1年後
文科省予報・・・但し8月19日発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
373m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・789.4μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・408.6μ・Sv/H
12日~10月1日の20日間の単純合計・・・409.3μ・Sv/H
2日・・・ 20.5μ・Sv/H 3日・・・20.7μ・Sv/H
4日・・・ 21.2μ・Sv/H 5日・・・19.4μ・Sv/H
6日・・・ 19.0μ・Sv/H 7日・・・20.4μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
7日予測値・・19.4μ・Sv/H 実測20.4μ・Sv/H 予測誤差 -4.9%
8日予測値・・19.0μ・Sv/H 実測20.8μ・Sv/H 予測誤差 -8.7%
9日予測値・・20.4μ・Sv/H 実測15.2μ・Sv/H 予測誤差+34.2%
10日予測値・・20.8μ・Sv/H
11日予測値・・15.2μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・130883μ・Sv (130.9m・Sv)
到達実績
96.1m・Sv・・・・7月31日 予測95m・Sv 予測誤差ー1.1%
110.9m・Sv・・・8月31日 予測111m・Sv 予測誤差+0.09%
125.8m・Sv・・・9月30日 予測125.1m・Sv 予測誤差ー0.6%
到達予報
140.5m・Sv・・・10月31日
197m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)
15日・・・24μ・Sv/H
16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・57.8μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・26.7μ・Sv/H
12日~10月1日の20日間の単純合計・・・24.6μ・Sv/H
2日・・・1.20μ・Sv/H 3日・・・1.20μ・Sv/H
4日・・・1.20μ・Sv/H 5日・・・1.20μ・Sv/H
6日・・・0.90μ・Sv/H 7日・・・1.20μ・Sv/H
7日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -0.8%
8日予測値・・0.90μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差-25.0%
9日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -0.8%
10日予測値・・1.19μ・Sv/H
11日予測値・・1.19μ・Sv/H
・・・3月15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・10430μ・Sv (10.43m・Sv)
到達実績
8.07m・Sv・・・7月31日 予測8.1m・Sv 予測誤差+0.4%
9.19m・Sv・・・8月31日 予測9.2m・Sv 予測誤差+0.1%
10.1m・Sv・・・9月30日 予測10.1m・Sv 予測誤差+0.0%
到達予報
10.99m・Sv・・・10月31日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
一般住民、原発の一般職員で1m・Sv(日本の法律での取り決め。)
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
除染目標値 5.0m・Sv未満
放射線管理区域 年間で5.2m・Sv以上(3か月で1.3m・Sv以上)
アメリカ国民は10m・Svまで。
原安委ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は10.43m・Sv
放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の最大値を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原安委ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
(がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量130.9m・Sv
200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇(1%)が認められる。
(国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量236.8m・Sv
600m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率が3%増加。
・・・どうやら200m・Sv増加するごとにがんによる死亡率は1%増加の模様。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・34km以内 (・・・27Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・44Km以内 ・・・37Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・57km以内 ・・・50Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・67km以内 ・・・59Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・99km以遠 (・・・92Km以遠)(赤字は数値更新)
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。