大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

忠犬スチ公

2011年12月05日 08時11分53秒 | TFその他

今回ご紹介するのは、前回のHAロードバスターと同時発売されたHAオートボット“レッドフット”。レッドフットと言えば、以前サイバーバース版でご紹介した通りの
メタボ禿げ親父TFですが、今回のその特徴はしっかりと継承。価格が10倍近くになった分は非常に凝った構造になり、その完成度は非常に高いです。


ご尊顔拝見…ハゲ親父と言う特徴は継承していますが、どちらかと言うと前より若々し
くなった風に見えます。もしこの顔に声優が声を当てて似合うとしたら…やっぱり飯塚
昭三氏でしょうか。
付属カードには、“レッカーズ所属の戦士。強力なアゴを持つサイバードッグ:スチール
ジョーを従える。彼らにとって至福の時は地球の風を感じながらレーストラックを走って
いる時間である。”と書かれています。レッドフット自身の事があんまり書かれて無い…。
本製品は海外でも販売されていますが、海外版は今回ご紹介している国内版と違って
全面塗装がされていません。そしてその海外版、海外大手玩具チェーン店“ターゲットス
トア”限定品で、劇中でも披露したマーキングが付属しているバージョンが存在します。
ただし、マーキングだけで全面塗装は無し。ですから、国内版レッドフットはある意味で
日本限定アイテムです。


ではサイバーバース版と比較…大まかな特徴は捉えていますが、比較してみると全く違いますね。HAは前後左右とバランス良く出っ張っ
ているのに対し、サイバーバース版は腹は出ているけど厚みが控えめで平面的な感じ。


ご尊顔比較…こうして見るとやっぱりHAの方が若々しい顔つき。サイバーバースが
ヒゲが白くなりかけの初老のおっさんなら、HAは4~50代の気の良いおっちゃんって
所でしょうか。


大きさ比較…価格帯を考えるとまぁこんなものなんですけど、ロードバスターと比べるとそれほど差があるとは思えません。


今回もバンブルビーと比較すると、このレッドフットは随分と背が低いです。同価格帯とは思えないくらいに。そう言えば
バンブルビーって、キャラは子供っぽいイメージ有りますけど年齢や腕前は青年レベルなんですよね。


今度はロードバスターと比較…こちらもレッドフットの方が背が低いです。ロボットモードでサイズ差が出ると言うのはTF
にはよくあり、身長設定と食い違う事は日常茶飯事ですが、このレッドフットは元々がメタボ親父なので、慣れれば大丈
夫でしょう。


トップスピンも加えてレッカーズ、集結!と言いたいところですが、残念ながらトップスピンはレッカーズで唯一HA化の予定が全く無いのです。
だから、並べるとしたらデラックスを使うしか…価格が倍近いので、本来長身キャラだったトップスピンがこんな無残な事に。


レッドフットのデザイン的特徴の一つ、それは脇から伸びたビークルモードのドア。しかし、腕の前に配置されている事で、腕可動に
支障をきたします。そこで提案ですが、一度脇を開き、そこにドアを折り込むと干渉しなくなって良いですよ。


もう一つ、デザイン的特徴で可動を阻害している部分が有ります。それは太腿、左画
像がデフォですが、太腿下のロール軸の付いた部分に赤いガワパーツが接続されて
います。この状態でロール軸を回すと、ガワが太腿に引っかかりそれ以上動かなくな
ってしまいます。その解消法として、ガワを180度回転させて下に逃がしてやると良い
でしょう。こうすれば、干渉する事無く自由に動かせます。


こんな体型なのに可動は非常に優秀です。首左右回転、脇が変形ギミックの恩恵で三重関節(!?)、肘が同じく恩恵で二重関節、
肘上下にそれぞれロール軸、手首が曲げのみ、一体成型の指四本、親指、腰回転、股関節、太腿ロール軸、膝二重関節、膝下
にロール軸、爪先に踵…なんでこんなメタボ体型なのにここまで動きまくるんだ!?って言いたくなるくらい凄まじいまでの可動箇所!
マジでスゲぇッ!?


ご覧の通り腕ですが、肘を曲げた場合下腕部が上腕部に干渉し、これ以上は動きません。


しかし下腕部はビークルモードのシートなので、それを開けば可動範囲は格段に広がります。が、横から見ると見た目
が悪いですね…。


でもここで裏ワザがあって、レッドフットの上腕部には変形時にフレームを収納する為の空きスペースがあるので、そこ
にドアを逃がしてやれば肘関節を完全に曲げる事が出来ます。レッドフットって、メタボ体型なのに色々と融通が利くん
ですよね。


今度は掌をご覧下さい。一見形も申し分なく見えますが、親指が内側に倒れないので、横から見ると掌がまっ平らなの
が欠点。内側に倒れる又は親指の付け根から内側に回転できる構造なら、手の表情付けに活用出来たんですけどね。


親指が立つので、四本指を曲げればサムズアップも出来ます。が、親指の位置がこのままなので握り拳は出来ません。


ロードバスターと違い四本指が可動するので、他のTFの武器を持たせることも可能ですが、親指が干渉して普通の
武器は持たせられません。画像ではスペース司令官の武器を持たせていますが、これの様にグリップの長い武器
なら何とか。ただし不安定。


後頭部には、毎度お馴染みのギミック用レバー。これを引くと…?


頭部がガシャッと開き、中にサングラスが収納され素顔が現れます。もちろん、逆方向にレバーを動かすとサングラスが被さります。
ロードバスターと違い、レッドフットはちゃんとギミックが発動しました。


ご尊顔拝見…円らな瞳と思いきや、よく見ると睨んでる顔。目の下にある
赤いラインが良いアクセントになっていて、メリハリを付けています。


武器は…箱裏の記載によるとミサイルランチャー。でも左右に張り出したものを見た限り、ある種のボウガンなのでしょう
か?…すいません、出来るだけ触れない様にしようと思ったんですけどもう無理です。なんか付いてるゥゥゥッッッ!!!!!


で、これをレッドフットの腕から外し、ミサイルとチェーンを外します。


そして各部を変形させます。本当はチェーン付いたままでも変形できるんですけど、私はそれがどっかに引っかかってた
らしくチェーンが一度千切れたんです…。


そして完成するのがこのロボ犬“スチールジョー”。なるほど、カードの記載にあったサイバードッグとはこいつの事だったのですね。全身が
無骨な機械部品の寄せ集めと言った感じのデザインが特徴で、CGで体中のピストンをカシャカシャ動かしたり、体の隙間からオイルを垂ら
させたりすると、凄く良くなりそうです。尚、シッポはディテール的なものだけで、実際にはついていないも同然です。


ご尊顔拝見…ブサイク。なんちゅーブサイク…。口からはみ出た舌がキモくてイヤン。確かに犬は良くやるのでリアルっ
ちゃあリアルですが、なんでもリアルにすればいいってもんじゃ…。
スチールジョーは玩具オリジナルキャラで、映画には登場しません。武器から変形するってことは、こいつターゲットマス
ターとも言えますな。そしてスチールジョーとは、初代TFではカセットテープから変形するライオン型オートボットでした。
モチーフの変化こそありますが、元々スチールジョーとはSteeljaw→スチールの顎と言う意味なので、肉食獣モチーフと
言う共通点があるので、そんなに気にはならないでしょう。


舌は固定で、この場所から一切動かす事が出来ません。が、破損防止の為か若干左右に遊びが有ります。赤丸
で囲った部分の歯。ここが白く欠けていたのでタカラトミーに交換を頼んだのですが、全部同じだから交換不可と言
われました。送り返されてきたがっかりしたのですが、よく見たらこれ歯が欠けているのではなく成形不良で余計な
部分が残っているだけみたいです。だったら鑢で削っちゃいましょうか?どうせ交換不可なんだし。


可動はまぁ見たまんまです。首がボールジョイント接続で上下左右に、顎開閉、肩、肘がボールジョイント、前足首がピン
打ち関節、股関節ボールジョイント、膝と足首がピン打ち関節です。犬キャラなので、これだけ動けば十分かと。ポーズ付
けによっては、ご覧の通りブサ可愛くなります。


ビーストモードでも、先程のチェーンは付けられます。実はこのチェーンはこのビーストモードで使うものでして…。


この様に、レッドフットの掌にある凸ジョイントに付ける為の物だったのです。犬キャラだけに、こういうプレイバリューは嬉しいですね。


レッドフット:Shoot!Steeljaw!
スチールジョー:Bow-wow!

この状態でも、首を動かせばミサイル装填及び発射は可能です。四脚式自走砲台、そういう使い方も出来ます。
忠犬スチールジョーに敬礼。


チェーンだけ持てば、それを武器として使用する事も出来ます…なんか発想がスポーンっぽいですけど。そういやスポーンってまだ
続いてたっけ?聞く所によると、死後も妻を愛し続ける主人公が、実は生前はDV男だったなんて碌でもない後付設定がついてグダ
グダになってるとか…。


そしてスチールジョーが体を丸めれば、鎖で振り回すハンマーとなります…どんだけ忠犬なんだスチールジョー。それにしても、メタボな
ハゲ親父なのにポーズがビシバシ決まる…なんでこうも無駄にかっこいいんだレッドフット。


チェーンは、非使用時はご覧の通り右下腕部内に収納する事が出来ます。が、あくまで収納だけでハッチが完全には
閉じず、ビークルモードでは多少の弊害が出ます。だから、このチェーン収納ギミックはロボットモード専用と割り切った
方がいいでしょう。


レッドフットの5ミリジョイントは全部で4か所、下腕部と両肩…では無く背中です。非常に良い位置に付くんですが、
ロードバスター同様にジョイントが緩いです。


特に背中ジョイント、非常に良い位置でヴォイジャーセンチネルのロングレンジフュージョンカノンと非常に相性が良いのですが、
ジョイントの緩さが災いして上手く扱えません。すぐ抜け落ちてしまうんですよ…本当に勿体無い。


続いて、今度は人間パートナーのご紹介。“デトゥア軍曹”、それが彼の名前。
ご覧の通り、ロードバスターに付属していたリーコン軍曹のリペです。


ご尊顔拝見…だからフルフェイスだから個性もへったくれも。そう言えば、デトゥア軍曹ってHABにも同名キャラ
クターがいましたけど、同一人物?


そのリーコン軍曹と比較…同じドライバースーツとは言え、色だけでなく胸部オートボットマークと脚部ペイントが省略され、
代わりに上腕部にホワイトのラインが入っています。


こちらもサイバーバースと比較すると、絡めるには充分な体格差です。しかし、スチールジョーって結構デカいですね。
大型犬くらいの大きさがあります。


レッドフットと違いチェーン接続用ジョイントこそありませんが、一応チェーンに指を突っ込めば緩いですけど持たせること
は可能です。いや、持たせると言うより引っ掛けると言った方が正解ですね。


それでは、今度はレッドフットとの連携プレイバリューを。ロードバスターでは大問題だった手乗りギミックですが、こちら
はちゃんと出来ます。なんでロードバスターは、フィギュアの穴とロードバスターの掌凸ジョイントの寸法が合っていなか
ったんだ…。


先程お話しした、下腕部のビークルモード用シート。掌だけでなく、ここにデトゥアを座らせる事も可能です。元々この
シートにはフィギュア接続用ジョイントがあるので、ただ座らせるだけでなくジョイントでしっかり固定させられます。
ロードバスター&リーコンと違い、この二人は仲が良いみたいですね。


次なる連携ギミックは、ちょっと変形させなきゃならなくなります。まずレッドフットの胸部を展開します。具体的に言うと、左右のヘッド
ライトを上に90度上げてタイヤを左右に開き、胸部パネルを前方に引き出します。


胸部パネル内側から小型機銃を引出した後、パネルをまた戻しタイヤとヘッドライトも戻します。


そして機銃を定位置に収めます。
この機銃がかなりタイトに収納されていて、出す時も戻す時も非常に手を焼きます。こんな細身なのに…。


機銃の付いたパネルを少しだけ前に出す事で出来た空洞に、デトゥアを配置し機銃のグリップを握らせれば、レッドフット
&デトゥアの銃撃モードの完成。ロードバスターと違いグリップがしっかり握れるサイズになっているので、ギミックは完全
に機能しています。ただ、見た目はカンガルー親子みたいになりますけど。考えてみれば、HAバリケードにも同様のギミ
ックが有りましたな。


実はこのギミック、ちょっと無理すればスチールジョーでも可能です。どんだけ忠(以下略)。


ビークルモードはシボレー・インパラ ナスカー仕様…でも今回は非武装状態での製品化。もう何度も言ってますけど、
劇中準拠の武装状態で製品化してよ…。やっぱりライセンス契約の問題?見た目は悪くないですけど。


ロードバスターと比較…細かいメカディテールが無い分、レッドフットの方がのっぺり
した感じに見えます。やっぱり武装状態のHAレッドフットも欲しかったなー。


大きさで比較すると、ロボットモードではあれだけ身長差のあったこの二人も、ビークルモードだとほぼ同じになります。


今度はサイバーバースと比較…ドライバーが乗るという制約が無いせいか、サイバー
バースの方が平べったく見えます。それ以外は、もう全然違い過ぎて比較不能。


大きさ比較はこんな感じ、価格帯同様にサイズ比も約10倍?


次は、同じ非武装状態のデラックスロードバスターと比較…これだとどちらも同じ車種だと
一目で分かりますね。


が、もちろんサイズ比はこれだけある訳ですけど。


ビークルモードでもレッカーズ集結!あー…駄目だ。一人だけ小さいわ、一人だけ非武装だわで気持ち悪い。


バンブルビーとの比較だとこんな感じですね。こうしてみるとカマロって本当にマッスルカーですなぁ…。


HAですから、当然運転席にはドライバーが搭乗可能。ただ、視線が上を向いているのもリーコン同様。首が左右回転
しかしない上に、背中に接続するシートのジョイント角度の都合で、どう頑張ってもこの視線にしかなりません。


実はこのレッドフット、窓ガラスの代わりにあるこのメッシュ状パーツ、これを上下に
スライドさせられます。ちょっとした事ですが、ビークルモードでのアクセント付けに
一役買ってくれます。


先程お話ししたロボットモード背中の5ミリジョイント、ビークルモードではここに来ます。ロードバスターでは全て隠れて
しまった5ミリジョイントですが、レッドフットではこの二つだけがビークルモードでも使用可能です。が、位置が悪すぎて
使い様が無いです。この向きで、どんな風に付けたらかっこよくなるのか、誰か教えて欲しいです。


ビークルモードでは、スチールジョーとの体格差はこんな感じになります。やっぱりデカいよスチールジョー。


サイバーバースでもデトゥアを比較…「トランスフォーマー マイクロン伝説」のアニメでもこんなシーンがありましたな。


それでは変形シークエンスに入ります。
初めにドアを開き、車体後部のロックを外し、そのまま内部
のアームを動かし斜め前に浮かせます。


これは後輪部分を、今の状態で横から撮影した画像です。ここから話を進めます。


車体ガワ(上画像中央)のジョイントを外し、そのまま後ろに伸ばします。この時、左側
と右側のガワの向きから、どちらも90度回転しているのがお分かりでしょうか?


これは後方から撮影した画像ですが、下の方からロボットモードの踵を
引き出します。


その状態から、今度は上から撮影しました。ロボットモードの爪先を引き出します…この
時に中央の爪が一緒に起き上がるオートモーフが有ります。しかし…横から撮影した方
が良かったかなぁ?分かりにくい。


次に、外側にあるガワをアームに沿って、内側に織り込んでいきます。この時、ジョイントで
固定するのを忘れずに。


足が出来たので直立させます…これじゃ何が何だか分かりません。だから、そこから裏返して(右画像参照)話を進めます。


ドアを、中央のジョイントに沿って90度折り曲げ、右画像の状態にします。今までドアを変形の為に逃がすと言うのは
何百回もやってきましたが、こんな風に逃がすのは珍しいです。


これはロボット太ももを真横から撮影した画像です。
通常は左画像の状態がデフォですが、先程触れた可動範囲向上法に基づいた右画像の位置、
実はこちらの方が変形もやりやすくなります。中にスプリングが入っていたり、ビークルモードか
らこの状態まで来てもこの部分のガワを全く動かさないのに回転軸が入っているところを見ると、
恐らく右画像の状態が設計上正しいんじゃないでしょうか?


今度はボンネットです。
ボンネットのU字型の部分を上に上げ、ヘッドライト後方のジョイントを外しつつ左右に展開、フロントグリルを開きます。


バンパーをそのままフロントガラスに密着するまで移動させ、フロントグリルは90度ほどで止めておきます。そしてタイヤを中央に
移動させ、ヘッドライトを定位置に戻し、残ったボンネット中央を持ち上げます。ここの変形は本当に見事ですね、大幅に変化する
のに、ヘッドライトだけが定位置に戻ってくるのが面白い。


この状態になったら、車体からシートごとロボット腕を左右に引き出します。それにしても左画像、ボンネットの中に機械
部品がみっちり詰まってる感じが出ていて良いですね。


これはシート部周辺の画像です。シートをたたみ、側面の黒塗装されたバーを90度折り曲げ、ガワと
腕部を定位置に配置し腕の変形は完了です。実は私、これまでのロボットモード画像でこのバー部分
の折り曲げを忘れていました…まぁ見た目はあんまり変わらないので、大目に見て下さい。


腕の変形が終わったら、ドアを定位置に戻します。ロボットモードとビークルモードでドアの位置が変わると思ったら、実は一時的に
逃がすだけで結局戻ってくるレッドフット。


次に、画像前方に映っている車体ガワ、これは車体内部のフレームと繋がっていて、そのフレームを下にスライドさせ
ます。右画像中央上部で、スライドした事により楕円形の穴が見える様になったのがお分かりでしょうか?


そのフレーム部を、基部から90度上に上げてジョイントで接続します。でもガワが移動した事以外は、この画像じゃよく
分かりませんよね。


と言う訳で、そのフレーム部を真横からアップ撮影しました。左画像から右画像の状態になる訳ですが、これなら一個上
の画像がどの様な変形をしているかが分かるでしょ?右画像中央にある小さいジョイント、これが左画像の状態になると
殆ど見えなくなるので、取説にはロボット→ビークルにする際に“ジョイントを外す”と書かれていますが、何せ見えなくなり
ますからどこにジョイントがあるのか分からず、最初はすごく不安でした。逆の手順だと分かりやすいんですけどね。


これはロボットモードの腰に当たる部分のアップ画像です、中央フレームから合体用ジョイントを引き出します。


次に、そのジョイントが真上に向く様に腰パーツを90度回転させます。すると、一緒にフレームも後方
に折り曲げられます。


接続の為の下半身側の準備はこれで完了したので、そのまま上半身にジョイントで接続します。先程スライドする
事で見える様になった楕円形の穴。そこがそのままジョイント接続部になります。プロポーションの調整だけで無く、
開いた穴をそのままジョイントにするとは。無駄の無い洗練された設計が光ります。


次に、下半身を180度回転させ定位置に合わせます。先程折り曲げたフロントグリル、最初から全部折り曲げていると
この時に引っかかるので、敢えて途中で止めておいたのです。


しかし、下半身の回転が完了した時点でもう途中で止めておく必要も無くなったので、ここで完全に下ろします。


これはロボットモード背中側に移動している車体ガワ、後方を180度回転させます。


今回転させたガワ、これをアームを折り込むことでジョイントで接続(ガワの内側なので外からは見えません)し、車体後部をフロ
ントガラスに被せる形にします。


それが終わったら、背中パーツをそのまま本体側に移動させて、ジョイントで接続します。上の工程で内部
ジョイントをしっかり接続しないと、この部分で接続出来ませんので、ガワの内側を覗き込んでしっかり接続
させる事がコツです。


最後に、ロボット頭部を引き出して変形完了です。
頭部がすっぽり収まっているので、ギミック用レバーを指先で摘まんで引っ張るとやりやすいです。


そしてスチールジョーも変形させ、武器モードにします。


スチールジョー→ミサイルランチャーを腕に取り付けて変形完了。しかし…。


武器モードにするより、ビーストモードの方が断然楽しいのは事実です。


総評としては…結論から言うと神です。ロードバスターで感じていた不満点を、このレッドフットは全て吹っ飛ばしてくれました。可動良し、ギミック良し、変形もロードバス
ターに比べると格段にやりやすい、メタボ体型が逆に変形することで普通の車からメタボ体型に変わっていく事の驚き、隙の無い設計、車体全塗装、どこを取っても素晴
らしい。5ミリジョイントが緩い、親指と手首の回転が無い、ビークルモードがすっぴん状態なのが残念ですが、スチールジョーを絡めるとプレイバリューが格段に上がるの
で、その辺は考えない様にします。変形がロードバスターよりやりやすいから撮影画像も少なくなりそうと思ったら、気が付けばロードバスターよりも多くなっていた事実に
ビックリ。そしてHAでは出来て当たり前の連動、ロードバスターではがっかりしたけどレッドフットはそれを全てクリアしてくれました、それだけでも溜飲が下がった思い。
ロードバスターとレッドフット、どちらか選ぶと言うのなら、私は強く、このレッドフットをお奨めします。


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