大きな世界の小さな部屋

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アニメイテッド=活発とかそういう意味らしいです ⑪

2010年07月07日 20時29分29秒 | TFアニメイテッド

今回ご紹介するのは、ディセプティコン潜入諜報兵“ショックウェーブ”。ショックウェーブと言えば、サウンドウェーブ同様に初代TFその他にも登場した由緒正しいTF
ですが、アニメイテッドフォーマットになって再登場!玩具の方も出来の良いものが多かった彼ですが、今回も結論から言うとやっぱり出来が良いです。その細身体
型が目を引きますねー…でも背中から見ると情報量少なめかな?


ご尊顔拝見…ショックウェーブと言えば顔の中央にある一つ目が最大の特徴ですが、今回は見るからに悪役染みた鋭利な
角付きです。目の下にある白い部分が目にも見えますね。

アニメ設定では、まだ本編には登場していませんが、初代アニメよろしくメガトロンさまの忠実な部下。初代TFではメガトロン
さまの不在の惑星サイバトロンの統治を任された留守番係でしたが、今回はオートボットに潜入中…詳しくは後述。


細身ボディも幸いし、干渉箇所も少なく可動は非常に優秀です。首、両肩、肘、腕ロール軸、股関節、足ロール軸、膝、足首、そして指まで可動する
スゴい奴!やっぱりこういうアーム型の腕を持つキャラだと、指可動が表情付けに大活躍ですね。ただ欠点もあって…。


画像はスタースクリームですが、
まずはこれを御覧ください。スタースクリームは腕を前に出していても、肩関節を動かすことにより脇を広げる事が出来ますが…?


ショックウェーブの場合、腕を前に出した状態では脇関節が完全に動かなくなってしまうのです。脇を開くというのは
非常に基礎的な関節だけに、この部分を疎かにしたのはもう…ショックウェーブ最大の欠点がココヽ(`Д´)ノ


武器はエレクトロマグネティックキャノン。歴代ショックウェーブは腕そのものが武器だったので、今回のショックウェーブは手持ち武器装備と言うのは
なんだか新鮮。デカいし武器として説得力のある形だし、それにアニメイテッドメガトロンさまの武器と違ってちゃんと構えられるので、この武器に関し
ては言う事無し。


ビークルモードはエイリアンタンク…異文明の戦車という事ですがちゃんと戦車に見えているので良し。
前と後ろの中央が欠けているので、真上から見るとアルファベットのH型に見えてしまうのが特徴…マイクロン伝説版メガトロンさま
もそんな感じでしたねそう言えば。


ギミックは砲台の旋回及び砲身を上に上げられます。
戦車玩具としてのギミックは十分備わっています…珍しくスプリングミサイルが無いですけどね。


では変形シークエンスのご紹介…まず主砲を外してこの状態にします。


大雑把に説明しますが、
各部を変形させる事で全体的なシルエットがアルファベットのH型だったものがY型に近い形になる様に変形していきます。


そして直立させ、後ろのキャタピラからグレーのパーツを引き出します。これがショックウェーブの踵となります。


そして足を変形させます。具体的に言うと膝から下を前後反転させ、膝上にある黒いカバーを上にスライドさせます。


そして今度は、股関節そのものを付け根から真下にスライドさせます。身長が伸びたのが一目瞭然です。


肩パーツ中央をどんでん返し式に回転させ、中からロボットモード用パーツを引き出します。これだけでも良いアクセントになりますね。


角を180度回転させ真上に向くようにし、首を引っ張り上げます。すると白かった顔パーツが変形し顔全体が黒一色に変化します。白い部分が90度
回転して頭部の奥に収まり、それと入れ替わる形で黒いパーツが収まっていくのですが、シンプルながら最初にこれ見ると実に感動的。


最後に、腕にエレクトロマグネティックキャノンを持たせて完成。本当はそこもちょっとだけ変形しているんですけど、撮り忘れました・゜・(つД`)・゜・

総評と行きたいところですが、ショックウェーブにはもう一つ大きなギミックがあるので総評はまた次に。




その大きなギミックと言うのは、ショックウェーブはロボットモードをもう一つ持っているからです。


こちらが、ショックウェーブがオートボットに潜伏する時に使う第二のロボットモード、情報士官“ロングアーム”。ショックウェーブが細身で長身だった
のに対し、ロングアームの方は背が低くてマッシブな感じです。しかし…逆さとは言え股間からディセプティコンマークが見えているのは流石にどーかと。


ご尊顔拝見…アニメイテッドフォーマットにしてはオーソドックスなロボット顔です。額にショックウェーブの単眼
が残っていますが、それがうまい具合にアクセントになっています。

アニメ設定では、正体はディセプティコンですがオートボットに潜入しスパイ活動を行っているロングアーム。
しかしそれだけでは無く、オートボット精鋭部隊“エリートガード”の情報士官という要職に就いているから性質
が悪い!敵のスパイが権力を握っている…今の日本と同じでシャレにならんわヽ(`Д´)ノ


ではショックウェーブとの比較…体格や身長はもう全く違います。胸部や肩と言った共通パーツも見られますが、足と腕と顔と言った角度や向きや長さを変えることで
大幅に変化している部分が大半を占めているので、こりゃ騙されるわ…。


ショックウェーブと違いロングアームは縮んでいる部分が多い、故に可動は厳し目。なんとかポーズらしいポーズを付けてみたものの、残念ながら
これが限界です・゜・(つД`)・゜・


設定ではその名の通り腕を伸ばす能力があるというロングアーム、玩具ではショックウェーブ用の伸縮ギミックがある
ので、ほんのチョビッとですが一応伸ばせます。


ロングアームには専用の武器と言う物が無く、徒手空拳がデフォみたいですが、ケツのパーツを外して腕につければ、大型武器っぽくなります。
元々腕のジョイントがショックウェーブ用武器ジョイントなので、この状態をデフォにしても良かったんじゃ?何よりディセプティコンマークも隠れるし、
仮にオートボットにマークを発見されても“昔倒したディセプティコン兵から奪った”とか、ロックダウンみたいな言い訳すれば騙せそうだし。


ロングアーム用のビークルモードもあり、こちらはエイリアンクレーンだそうです。
クレーンが付いているので一応クレーンには見えますが…エイリアンタンクとそれほど差異が無いんですけど。
キャタピラの角度を変えてシルエットに変化を付けようという意図は見受けられるのですが。


ギミックはクレーンの角度を変える程度です。必須の“クレーン伸縮ギミック”は残念ながらありません…しかし今回は無くて正解(詳しくは後述)。


変形シークエンス。クレーンを外し、キャタピラの角度を水平にします。上から押しつぶす様な形ですね。


ロングアーム=ショックウェーブも多段変形が可能なTF、ビークルモードへの変形の場合はこれが中間形態になります。


エイリアンタンク→ショックウェーブに似た変形パターンですが、よく見ると両腕とか微妙に異なる変形をしているのが分かります。


キャタピラから踵パーツを引っ張り出す…ここはショックウェーブと同じです。


足首の変形が完了したので、これで両足を真っ直ぐにすれば直立させる事が出来ます。
画像を御覧になれば分かるように、ロングアームの変形はこれで大体完了してしまいます。
そして、ショックウェーブと違いキャタピラ部が前面を向くのが特徴。


ではもう一つ、今度はロングアーム→ショックウェーブの変形シークエンスをご紹介しましょう。
別に一番最初じゃなくてもいいんですが、胸部のオートボットエンブレムをどんでん返しさせ、ディセプティコンエンブレムに変化させます。


ロングアームの平手を90度回転させ、ショックウェーブの白いクローを引っ張り出します。この辺の変形はシンプルながら感心しました。


次に下半身の変形、膝から下を180度回転させ、太ももカバーを真上に移動させます。


股関節パーツをスライドさせ身長を伸ばします…この辺もショックウェーブと一緒です。


先程同様に、キャタピラ部を変形させます。


こちらも先程同様、頭部をロングアームからショックウェーブへと変形させます。


クレーンを変形させ、エレクトロマグネティックキャノンへと変形させるのですが、ここに意外な
面白いギミックが隠されています。クレーン中央にあるグレーの四角い摘みを後方へとスライ
ドさせると、パチン!という音と共にクレーンが縮み、それと入れ替わりクレーン下方に折り畳
まれていたエレクトロマグネティックキャノンの銃身が、180度回転する形でスプリング仕掛け
で勢いよく飛び出してきます。そしてショックウェーブからロングアームに変形させる際、銃身
を折り曲げていくと、またパチン!という音と共にクレーンがスプリングで勢いよく伸びてきま
す。つまりクレーン→キャノン&キャノン→クレーンの両方の変形で、スプリングを使ったギミッ
クが発動するという物。地味ながらこれは目から鱗!スプリングを使ったギミックって、大抵が
一方通行でしたからね…。


最後に、エレクトロマグネティックキャノンを手に持たせて変形完了です。


二つのロボットモードを持つショックウェーブですから、上手くすればロボットモードの中間形態なんかも可能です。


その胸 貫く怒りを 力に変え

総評としては、ラチェットとはまた違った意味で全身ギミックの宝庫!極めてプレイバリューの高い逸品です。
ただ、やっぱり肩関節の不備が痛いなぁ…ロングアームの動かなさっぷりには目を瞑るにしても、総合的には非常に遊べるアイテムに仕上がっています。エンブレム
による陣営変更だけでなく、姿まで変わる変形ギミックはG1TFのダブルスパイにもありましたが、比較にならないくらい複雑に進化しています。
これからどんな活躍するかは知りませんが、お勧めです。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-02-25 05:08:21
敵のスパイが要職にかぁ

中国大使館に通い詰めてる米倉弘昌前会長が牛耳ってる経団連と、その言いなりになってる自民党のことですね

自民党議員がほとんどを占めてるカジノ議連も北朝鮮から金がでてるし、そっちかな?
Unknown (ALE)
2017-05-17 19:50:47
あの…この記事書いたのって
2010年つまり民主党政権時代なんですけど…。

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