「りんぷうの会」 公式ブログ

能楽の素晴らしさをお伝えするために
能楽関連情報を楽しく発信中
能楽写真家・神田佳明が会長です

2016年10月7日より銀座にて開催! 能楽写真展「秘すれば花」のご案内

2016年09月19日 | 写真展のご案内

暑い、暑いと言っているうちに
厳しい残暑が何とか終り、秋になりましたね


皆様いかがお過ごしでしょうか

さて
本日は以前もちょこっとご案内しましたが
能楽写真展「秘すれば花」についてお知らせです

今回から、りんぷうの会と能楽写真クラブAZと共催での開催になり、
会場も数寄屋橋のフレームマン ギンザサロンに
変わりました

有楽町の駅からすぐの便利な立地で
以前、富士フイルムの銀座フォトサロンがあった
同じ銀座ファイブの2Fになります

冒頭画像は写真展の案内ハガキを
一部アレンジしました

今回の最優秀賞は有泉義行さんの作品で
能『殺生石』より
シテは喜多流能楽師の出雲康雅師です

有泉さんは、これまでも上位入賞されており
先日、六本木の新国立美術館で開催された二科展でも
迫力ある富士山の出展作品を
拝見しました

今回の受賞作は能『殺生石』のクライマックスで
さっと翻る白い袖が印象的な作品
おシテの妖艶で迫力溢れる舞姿を見事、活写された傑作だと思います

ぜひ会場で実際の展示作品をご高覧いただければと思います

有泉さん以外の受賞作品は会場で発表予定で
管理人オガタも実はまだ知らないです

蓋を開けてのお楽しみですね

写真展には会長の神田佳明も出展しております
神田以下、総勢26名の能楽に魅せられたカメラマンの
力作・傑作をどうぞお見逃しなく



◆りんぷうの会&能楽写真クラブAZ 
第十回能楽写真展 「秘すれば花」

会期:2016年10/7(金)〜10/13(木) 10時から19時まで 会期中無休
※初日は12時開館
※最終日は17時閉館

会場:銀座 数寄屋橋 フレームマン・ギンザサロン

東京都中央区銀座5-1銀座ファイブ2F
http://frameman.co.jp/ginza_salon.html



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神田会長から迎賓館赤坂離宮の写真が届きました

2016年08月22日 | 会員写真ギャラリー

本日は清涼感あふれる作品をご紹介させていただきます

神田佳明会長から迎賓館赤坂離宮の写真が届きました

神田先生からの説明をよく読まずに写真を拝見して
てっきりどこかヨーロッパの宮殿の写真かと勘違いしてしまいました

とても日本国内で撮影された写真とは思えないですよね


以下、神田先生からのコメントです


先日、ベルサイユ宮殿にも勝るとも劣らない国宝・赤坂離宮の迎賓館へ行ってきました。

元は東宮御所、その後は国会図書館に改められたりの変遷が記録されておりますが
現在は外国の元首などをお迎えする国宝の「迎賓館赤坂離宮」となっています。

夏休みの間特別に一般開放され、事前申し込みがなくても朝10時に受付に並べば
入場料1000円で宮殿や主庭噴水池が創建当時の姿で見ることが出来ます。

建物内部の四つに分かれている迎賓の間は目を疑うばかりの美しさが
特大のシャンデリアとともに豪華絢爛に視界に展開してくれます。
残念ながら撮影禁止となっております。

建物の南に面する主庭噴水池はやはり国宝になっていて、
その規模は大きくヨーロッパのどの国にも引けを取らない
写真の通り見事な水流を天に向かって放っています。




円形のその四隅には伝説のグリフォン。
鋭い視線を向け、弧を描いて迸る噴水を浴び
くちばしの相肩には両翼を引き上げこちらを睨んでいます。




また、正面玄関から見た迎賓館の大屋根には鎧兜に身を固めた武者が
左右に一対の形で離宮を守る姿が見られ、
武士団から発展した近代日本の姿を象徴しているようです。



注:迎賓館赤坂離宮の一般公開についてですが、
本日(8/22)は台風の影響により一時中止となり、
また8月26日から30日については、外国からの賓客への接遇のため、一般公開は中止だそうです

↓最新情報は下記の内閣府のホームページをご参照ください


http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html



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荒井玲子さんの能楽写真展、ご来場ありがとうございました

2016年08月21日 | 写真展のご案内

本日、管理人オガタは荒井玲子さんの能楽写真展(個展)を拝見してきました

今日が最終日でギリギリだったのですが
ちゃんと拝見できて良かったです

想像以上にインパクトの強い、
荒井さんならではのユニークな舞台写真の数々でした

しかも約10年近くにわたり、出雲康雅先生(シテ方喜多流能楽師)のお舞台を
荒井さんが撮影し続けた貴重な作品群でしたので
出展作品の多彩さとボリュームにも圧倒されました

『翁』『三輪』『猩々』『花筐』『巴』『殺生石』『山姥』
『頼政』『鵺』『小鍛冶』『竹生島』『鞍馬天狗』『土蜘蛛』
『葵上』『楊貴妃』『羽衣』等々…
(順不同です)

当ブログ記事をご覧頂きご来場下さったお客様も
多数いらっしゃったとのこと
ありがとうございました


オガタは個人的には『頼政』と『鞍馬天狗』の舞台写真が
非常に魅力的だと思いました

それと厳島神社の桃花祭の『翁』の舞台写真も
面(おもて)の表情が素晴らしく感銘を受けました

また機会がございましたら荒井さんの作品は
今後も当ブログにてご紹介させていただければと思います

「残念ながら見逃してしまった…」という方には朗報です
来る10月に銀座でりんぷうの会の能楽写真展を開催することになり
荒井さんも出展されるそうです


◆りんぷうの会 能楽写真展

会期:2016年10/7(金)〜10/13(木)
会場:銀座 数寄屋橋 フレームマン・ギンザサロン

東京都中央区銀座5-1銀座ファイブ2F
http://frameman.co.jp/ginza_salon.html





能『花筐』より シテ:出雲康雅師 荒井玲子撮影



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荒井玲子写真展 「命には をはりあり、能には はてあるべからず」のご案内

2016年07月20日 | 写真展のご案内

本日は写真展のご案内です

毎年、夏に継続して個展を開催されている荒井玲子さん
今年は能楽写真展を開催されるというお知らせが届きました

写真展のタイトルは「命には をはりあり、能には はてあるべからず」
『花鏡(かきょう)』の世阿弥の言葉だそうです

冒頭写真は荒井さんが撮影された今回の出展作品より
能『花筐(はながたみ)』
シテは喜多流能楽師の出雲康雅先生

荒井さんは最近はデジタルでも撮影されているとのことですが
こちらはフィルム撮影の作品

フィルムならではの柔らかい描写と温かみが魅力的な作品です

背景の落ち方が自然で雰囲気があって、そのへんも作品に深みを
増していると思います

デジタルだとパキっとクリアに写り過ぎて
ローキーで撮影するか、もしくは後から画像処理しないと
なかなか、いい塩梅に背景が落ちません

勝手な要望ですが、出来れば荒井さんにはこれまで同様、
フィルムメインで今後も能楽撮影を継続していただきたい
などと思っております

おそらく荒井さんが写真で表現したい世界観は
アナログのほうが向いているようにも思われますので。。。

ちなみに、冒頭写真はコダックの銀塩プリントをスキャンした画像です
コダックならではの上品で優しいプリントの色合いが
出雲先生の美しい舞姿にしっくり来ていて
素晴らしいとも思いました


荒井さんが能楽写真展を開かれるのは
今回が2回目となります

前回は大胆で独創的なカットが数多く出展され
非常に見応えのある能楽写真展でした
ので
今回は更にパワーアップされているのではと
今から期待大です

開催は来月、8/16(火)〜8/21(日)と
少し先になりますが、是非、皆様ご高覧ください



◆荒井玲子写真展 
「命には をはりあり、能には はてあるべからず」

会期:2016年8/16(火)〜8/21(日) 10時〜19時 
   ※最終日は18時まで
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1A
   〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
   アートフォーラムあざみ野内
   東急田園都市線「あざみ野駅」東口 徒歩5分
   横浜市営地下鉄「あざみ野駅」1・2番出口 徒歩5分

   http://artazamino.jp/



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懐かしの『半蔀』の舞台写真

2016年06月12日 | 会員写真ギャラリー

気が付けば6月
梅雨になりました

明日は関東地方は雨のようですが
どうも今年は空梅雨のようで
水不足が心配です

しかも記録的な猛暑だった2010年の夏より
更に暑さがひどくなるかもしれないとの報道があり
今から戦々恐々。。。

ということで本日は涼し気な
能『半蔀』(読み方は、はしとみ・はじとみ)の舞台写真を
アップさせていただきました

実は以前にも当ブログでアップさせていただいた写真で
2009年の能楽撮影会の時の舞台写真なので
りんぷうの会の会員の方々は
非常に懐かしいと思われるかも

シテはいつも大変お世話になっております、出雲康雅先生(喜多流)です
撮影は神田佳明会長


今回、あらためてネットで確認したところ
『半蔀』は季節でいうと夏の終わり、もしくは秋なんですね

夕顔の花の季節=夏だと思って
てっきり初夏くらいの季節感でいました

能『半蔀』は源氏物語の「夕顔」をテーマにしたお能で
シテ(=主役のこと)は夕顔の女の亡霊とも夕顔の花の精とも
解釈できるようです

いずれにせよ、可憐で優美な出雲先生の舞姿に魅了されます
袖から、ほんの少しだけ覗く指先が奥ゆかしくて
いいですね


以上、ジメジメして、うっとおしい梅雨時に贈る
管理人からのプレゼント画像でした



*流儀が異なって恐縮ですが
能『半蔀』については下記の銕仙会の解説が分かりやすいようです

http://www.tessen.org/dictionary/explain/hajitomi



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5/12(木)能楽撮影会 『殺生石』の舞台写真です

2016年05月16日 | 能楽舞台撮影会のご案内

先週の木曜日、5/12に今年度最初の能楽撮影会を横浜能楽堂で開催させていただきました

今回の撮影曲は、能『殺生石』
シテはいつも本当にお世話になっております、出雲康雅先生(シテ方喜多流能楽師)でした

能『殺生石』は有名な妖狐「九尾の狐」の伝説をモチーフとしています

冒頭写真は神田佳明会長撮影

ブログだと画像が小さくなってしまうので、その点が非常に残念ですが
封じ込められた殺生石をかち割っての妖狐出現―躍動するシテの迫力あふれる姿が
見事に活写されていると思います

スローシャッターで捉えた翻る袖と中啓が効いていますね

ちなみに管理人は撮影前には途中でスローシャッターに変える
心積もりでいたのですが、
いざ撮影が始まると無我夢中で、そんな余裕は無く
結局、最初から最後まで高速シャッターで通してしまいました

修行が足りません。。。

参加された皆様は、いかがだったでしょうか

少し先のことになりますが、10月に銀座で能楽写真展を開催予定ですので
今からとても楽しみであります

詳細につきましては、また後日お知らせいたしますので
よろしくお願い致します




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佐原の雛祭り2016

2016年03月24日 | 会員写真ギャラリー

久しぶりの更新になってしまいました
申し訳ありません
皆様いかがお過ごしでしょうか

東京では桜の花が開花しました
いよいよ春ですね

さて
神田会長から春らしい写真が届きましたのでアップさせていただきます
佐原の雛祭りのスナップです

以下、神田会長からのコメントになります


3月12日、千葉県佐原の水郷で有名な「さわら雛めぐり」に出かけてきました

江戸の商都として栄えその面影を残す千葉県佐原は雛祭りで有名、商家の店先に
各々自慢の雛飾りが惜しげもなく飾り付けられ、それを求めて多くの観光客が訪れ





町を貫く小野川に流れる舟に、
煌びやかな雛装束の官女と愛らしいお雛様が手に手に
美しく咲いた桃の花を持っての雛飾り





蔵屋敷の続く商家の屋並みを背景に、多くの観光客の目を楽しませながら、
雅楽の美しい音色を醸し出しながら、優雅な水上雛祭りだった



佐原は、あやめ祭りが有名ですが雛祭りのイベントもあったんですね
知りませんでした


「さわら雛めぐり」イベントは例年1月末から3月の春分の日くらいまで開催されるようですが
上記の「雛舟」が出るのは1日だけのようです

特に2枚目のカットは子どもたちが天下無敵に愛らしくて
これは是非、来年は「さわら雛舟」を実際に見てみたいと思いました

詳しい情報は佐原の観光協会のホームページで確認できるようです
要チェックですね



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2016年2月6日(土) 「出雲康雅の会」の舞台写真 能『絵馬』

2016年02月14日 | 能楽ニュース

大変お待たせ致しました

2/6(土)喜多能楽堂で行われました「出雲康雅の会」の舞台写真を
アップさせていただきます

冒頭写真は能『絵馬』より出雲先生が舞われた後シテの天照大神
撮影は神田佳明会長です

お能の現行曲はだいたい二百数十曲くらいあるそうですが
その中で恐れ多くも皇祖神であり日本神道の頂点に君臨する天照大神が
シテとして登場するのはこの『絵馬』だけではないでしょうか(←違ったらゴメンなさい)

喜多流では本来、小書(こがき)の付かない通常の演出では
天照大神を男神として登場させるそうで
今回の「出雲康雅の会」のように「女体」の小書が付くと
一般的な天照大神のイメージ通り女神の姿で舞われるとのこと

小書のない通常の演出=男神での『絵馬』のほうが上演は稀だそうで
本来は特殊演出である小書付きのほうが主流というのは面白いですね

観客の立場からすると、やっぱり天照大神は美しい女神の姿
登場してくれるほうが嬉しいし有り難いと思います

後場で出雲先生の舞われた「神舞」
天照大神にふさわしく荘厳で貫禄があり素晴らしかったです



こちらは前シテ 出雲先生が手に持っているのが白馬の描かれた絵馬

前場では実は伊勢神宮の二柱の神の化身である老夫婦が登場します

老人(=シテ:出雲先生)が晴天の印である白馬の絵柄の絵馬を持ち
老女(=ツレ:内田成信師)が雨天の印である黒馬の絵馬を持ち
どちらの絵馬を奉納するか夫婦で争いますが
結局は天下万民が喜ぶよう五穀豊穣を願って両方の絵馬を掛けるというのが
前場=前半のストーリーです

ちょっと脱線しますが、たまたまNHKで昨日(2/13)に放送されていた番組で
長崎県・壱岐の船競漕が取り上げられていました
「NHKスペシャル 司馬遼太郎思索紀行 この国のかたち」

二艘の船が紅白に別れて競漕し
一の船(紅)が勝てば大漁で、二の船が勝てば豊作と占ったとか

大漁と豊作、どちらが勝っても有り難いことで面白い習俗だと思いました

『絵馬』では白馬と黒馬=白と黒で、壱岐の船競漕は紅白ですが
二手に別れて吉凶を占うという点は共通していますね


老夫婦が退場した後はアイ=狂言方=蓬莱島の3人の鬼が登場
(山本泰太郎師・山本則孝師・山本凜太郎師)
宝の槌で打ち出した宝物を伊勢神宮に捧げると立ち去り
後シテ=天照大神が天鈿女神(あめのうずめのみこと=ツレ:佐々木多門師)と
手力雄命(たちからおのみこと=ツレ:大島輝久師)を従えて登場

最初に後シテ=天照大神が「神舞」を舞うと
舞台上の観音開きの作り物(写真でシテの背後に写っています)の中に本当に隠れてしまい
いよいよ天岩戸神話が再現されます

天鈿女神(佐々木多門師)が「神楽」を舞い岩戸隠れした天照大神の関心を引き
ついで天岩戸を怪力でこじ開ける手力雄命(大島輝久師)が「急舞」を舞い
最後は天照大神が作り物=天岩戸から姿を現し大団円で幕を下ろします



…以上が能『絵馬』の舞台概略です

登場人物が多くて賑やかで派手なお舞台でとても見応えがありましたが
当日の大島輝久師の解説によると
後場は特に天照大神の「神舞」、天鈿女神の「神楽」、手力雄命の「急舞」と
舞尽くしになっていて、それぞれの舞手にとっても大変重い曲であるが
囃子方にとってもその技量が試される難曲ということでした
(大鼓:國川 純師 小鼓:鵜澤洋太郎師 太鼓:観世元伯師 笛:杉 市和師)

個人的なことで恐縮ですが、今回はじめて京都の杉 市和師の笛を拝聴できました
ありがとうございました



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若松 隆師の「三番三」披きの舞台写真(2016年1月11日 梅若能楽学院会館)

2016年01月17日 | 能楽ニュース

本日もスペシャル・バージョンです
大蔵流狂言・山本東次郎家の若松 隆師の「三番三(さんばそう)」披キの
舞台写真を特別にお届けいたします

「三番三」(和泉流では漢字表記が異なり「三番叟」)は能『翁』の中で狂言方が務めるもので
間狂言(あいきょうげん)ですが、お祝いや公演などで単独で舞われることもあります

能楽では初演のことを「披キ(ひらき)」という独特の言葉で表現しますが
単なる初演という以上の意味を持つもので
修行の成果を認められ宗家の許しを得て、初めて舞うことが許された
特定の難曲や大曲についてのみ「披キ」という言葉が用いられます

能『翁』自体がお能の中で特に神聖で特別な曲です

シテ方が演じる「白式尉」(はくしきじょう)という白い面(おもて)をかけた翁の神と
狂言方の舞う「三番三」で「黒式尉」(こくしきじょう)=黒い面をかけた翁の神が登場し、
天下泰平・五穀豊穣を祈念する舞が展開されます
特にこれといったスト―リーはなく、儀式性の高いお舞台です

能楽の仕来たりでは、お正月の月の公演は大概、能『翁』からの開演となっていて
今回アップさせていただいた写真のようにお舞台には注連縄が張られ白い幣が目に清々しく映ります




それでは神田佳明会長からのコメントをどうぞ

「平成28年の年頭を寿ぐ天下泰平、国土安穏を祈る『翁』の舞台が
東京・東中野にある梅若能楽堂で1月11日開演された。

翁のシテは人間国宝の梅若玄祥師。

白い翁に対する黒い翁の三番三は、お披きで演じる大蔵流狂言の若松隆師が
満を持して正月を示す注連縄が張られた舞台に颯爽と登場した。

躍動感に溢れた三番三は直面(ひためん)の揉ノ段(もみのだん)から
黒式尉の面を掛ける鈴ノ段へ、右手には金色の鈴を四方に響かせ、
五穀豊穣の祈念に通じる見事な栄えある舞台を見せた。」


若松 隆師は「縁の下の力持ち」という言葉そのままに
長年にわたり山本家のお舞台を支えて来られた功労者の中のお一人です

「三番三」の披き、おめでとうございます



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2016年1/2(土) 阿佐ヶ谷神明宮の奉納能楽 工藤寛師の能『羽衣』

2016年01月03日 | 能楽ニュース

あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

昨日1/2(土)に東京・阿佐ヶ谷神明宮で行われた奉納能楽を
今年も撮影と会長の神田佳明からメールが届いております

阿佐ヶ谷神明宮で毎年、金剛流の工藤 寛師が
お正月二日に奉納されていて、今回で15回目

昨年も神田会長は、お舞台を撮影させていただいていて
当ブログでもご紹介済みでした

◆昨年の舞台写真はこちらからどうぞ↓
http://blog.goo.ne.jp/rinpoonokai/e/374136bcbede4dea4f64795c6d995f80

今回は特別にご許可いただき、りんぷうの会の有志も
舞台撮影させていただきました

ありがとうございました


以下、神田会長のレポートをどうぞ

神明宮の撮影は朝10時に阿佐ヶ谷に集合、
りんぷうの会の有志が三脚持参に消音ケースをセットして
能楽堂前に整列。

神明宮を行きかう方々が皆さん立ち止り、舞台の開演を待ちわびました。





11時きっかりに白装束の神官三人が
舞台中央に進み清祓の式が始まった。

弓矢をつがへ鬼門に弓を引く所作など
年明けに相応しい儀式を見守った。





続いて金剛流能楽師・工藤 寛師の「羽衣」が始まった。

美しい天人が朱の羽衣を翻し、静かに橋掛りを渡ると、
頭上に戴く天冠が朝日に輝き
「東遊びの数々に その名も月の色人は 参拾伍夜中の空にまた」と
奉納能を目出度く舞い収めた。



あいにく管理人・オガタは今回も拝見できなかったのですが
新年の朝日を受けて輝く工藤先生の「羽衣」の舞姿は
本当にお正月にふさわしく晴れやかで
素晴らしいと思いました

屋外の舞台ならではの強い外光も
ライティングとして魅力的ですね


◆阿佐ヶ谷神明宮のFacebookはこちらからどうぞ↓
https://ja-jp.facebook.com/shinmeiguu

◆金剛流能楽師・工藤 寛師のホームページはこちら↓
http://kudoh-kan.com/


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2016年2月6日(土) 出雲康雅の会のご案内

2015年12月27日 | 能楽公演・能楽関連イベントのご案内

しばらく更新しないうちに、もう年末ですね
年々時間が経つのが加速度的に早いように思います

遅くなりましたが11月29日(日)にアステールプラザ広島で
行われました「出雲康雅の世界」の舞台写真をアップしました

能『山姥』より 撮影は神田佳明会長です

以前、りんぷうの会の能楽撮影会で舞っていただいた時とは
面も装束も違っていて、だいぶ趣が異なりますが
同じ曲でも、その時々の演出でバリエーションがあるのが
能のお舞台の醍醐味のひとつだと思います

「今日はどんな面なのか」「装束はどんな風か」と
幕が開くまで、期待と想像を色々に膨らませて
見所(けんしょ)で待つのは楽しいものです


さて
タイトルにも明記しましたが毎年2月に
東京・目黒の喜多能楽堂で開催されます「出雲康雅の会」

今回は能『絵馬』で「女体」の小書(こがき)がつくので
後シテの天照大神は女性の姿とのこと
(小書がつかない通常の演出では後シテの天照大神は男神)

春らしく華やかなお舞台が期待できます

…能『絵馬』のストーリーについて…
前場は節分の伊勢神宮が舞台となり白い絵馬と黒い絵馬を
それぞれ持つ老夫婦(実は伊勢神宮の二柱の神の化身)が登場し
のどかに絵馬奉納の神事が展開されます

後場では打って変って天照大神が天鈿女神(あめのうずめのみこと)と
手力雄命(たちからおのみこと)を従えて登場

天岩戸神話が眼前に再現されるという、おめでたくも
派手で明るいお舞台です



後シテ(=主役のこと)の使用面は「小面(こおもて)」でしょうか
個人的には「増女(ぞうおんな)」で拝見したいように思いますが
いずれにせよ、今からとても楽しみです

お狂言が山本東次郎先生(人間国宝)の『箕被(みかずき)』なのも
非常に嬉しいところ

よろしければ是非お運びください



◆「出雲康雅の会」

2016年2月6日(土)
開場13時  開演14時 喜多能楽堂
おはなし 大島輝久
狂言 『箕被』 山本東次郎 山本則孝
能 『絵馬・女体』 出雲康雅
内田成信 大島輝久 佐々木多門 森常好 舘田善博 森常太郎
山本泰太郎 山本則孝 山本凜太郎
地謡 友枝昭世 ほか

正面指定席 10,000円 一階自由席 6,000円 二階自由席 3,000円 学生 2,000円

喜多能楽堂 03-3491-8813 http://kita-noh.com/



《参考情報》
能『絵馬』についてはネット上で検索しましたが
コンパクトに解説がまとまっているページがあまりないようでした

流儀が違って恐縮ですが、夜桜能のホームページに
あらすじが分かりやすく掲載されています↓
http://www.yozakura-noh.com/Pages/ema.aspx

能面については以前にもご紹介したように思いますが
NHKの『美の壷』のバックナンバーの解説が
分かりやすいようです↓
http://www.nhk.or.jp/tsubo/arc-20060901.html


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神田佳明撮影 京都の紅葉写真2015です

2015年12月08日 | 会員写真ギャラリー

広島での出雲先生の公演「出雲康雅の世界」(11/29)の舞台撮影に先立ち
神田先生は京都で紅葉の名所撮影をされたそうです

冒頭写真は11/27(金)撮影
北野天満宮の「御土居(おどい)」で有名な真っ赤なアーチを見せる
鶯橋の川沿いの紅葉を狙ったカット

以下、神田先生のコメントです

写真の様に美しい紅の色が真っ赤に染まり紅葉のトンネルのが続きます。
水面の白く輝く瀬音が静寂を感じさせながら流れています。

そこから永観堂の先にある三重の塔で有名な真如堂
ここも紅葉の並木が朝のまぶしい太陽に
輝き桃色に染まった錦繍の世界が見事に広がっています。





今年は紅葉が遅れ「よくない」と嘆く声を聞きましたが、
真如堂の伽藍の裏にはこれから色づき始める
やさしい木の葉が伽藍の日陰に出番を待っているようでした。






確かに今年は今のところ暖冬で紅葉にもその影響が出ているようですが
今回ご紹介の神田先生撮影のカットのように
いくぶん淡い感じのやさしい紅葉写真も趣があって
魅力的かと思われますが、いかがでしょうか

ご参考まで去年の京都の紅葉写真は
こちらのページに掲載されています↓

◆「神田佳明撮影の京都紅葉写真2014」http://blog.goo.ne.jp/rinpoonokai/e/b9c840b714ceba1a48b32ae8d80d2a4b

よかったら併せてご覧下さい




神田佳明も出展! 明後日から開催です

◆能楽写真家協会創立10周年記念写真展 「神 鬼 出現」

会期:2015年12月10日(木)~12月16日(水)

開館時間:10:00~18:00 ※最終日は14:00閉館

会場:ポートレートギャラリー  

〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目7番地
日本写真会館 5階
03-3351-3002
http://www.sha-bunkyo.or.jp/

JR四ツ谷駅 徒歩3分
東京メトロ 丸ノ内線 四ツ谷駅 徒歩5分
東京メトロ 南北線 四ツ谷駅 徒歩3分

入場無料


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能楽写真家協会創立10周年記念写真展 「神 鬼 出現」

2015年12月05日 | 写真展のご案内

来る12月10日(木)から能楽写真家協会の創立10周年記念写真展が
四谷ポートレートギャラリーで16日(水)までの会期で開催されます

能楽写真家協会の写真展には毎回、神田佳明会長が出展されていますが
今回の写真展のテーマは「神 鬼 出現」とのこと

神田先生は能『龍虎』と狂言『神鳴』の舞台写真2点を出展致します

冒頭写真が『龍虎』の舞台写真です
シテ(=主役のこと)はシテ方喜多流能楽師の出雲康雅師

タイトルは「豪快な虎」
「岩穴から虎が現れると、空から龍が下りてきて龍虎相打つ争い
勇壮にして豪快な舞台が展開する」

能『龍虎』については流儀が異なって恐縮ですが
下記の銕仙会のホームページの記載が分かりやすいようです
http://www.tessen.org/dictionary/explain/ryouko




こちらは狂言『神鳴』の舞台写真 「神鳴が落ちる」
シテは大蔵流狂言・山本東次郎家の山本則秀師

「雲を踏み外して落ちた雷は色鮮やかな赤頭に神鳴の面をかけ、
腰には羯鼓(かっこ)、ピッカリ、ガラリガラリと舞台を賑わします」

『龍虎』『神鳴』いずれも舞台の最高の瞬間を活写した見応えある作品となっております
お時間がございましたら是非、会場展示の大きな美麗プリントでご覧ください



◆能楽写真家協会創立10周年記念写真展 「神 鬼 出現」

会期:2015年12月10日(木)~12月16日(水)

開館時間:10:00~18:00 ※最終日は14:00閉館

会場:ポートレートギャラリー  

〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目7番地
日本写真会館 5階
03-3351-3002
http://www.sha-bunkyo.or.jp/

JR四ツ谷駅 徒歩3分
東京メトロ 丸ノ内線 四ツ谷駅 徒歩5分
東京メトロ 南北線 四ツ谷駅 徒歩3分

入場無料


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11/29(日)「出雲康雅の世界」(広島アステールプラザ能楽堂)のご案内

2015年11月23日 | 能楽公演・能楽関連イベントのご案内

ご案内が遅くなってしまいましたが
来週の日曜日、広島アステールプラザ能楽堂にて
出雲康雅先生の能楽公演が開催されます

今回の演目は能『山姥』

先日は今野利男さん制作の『山姥』の絵画作品を当ブログでご紹介したばかりでしたが
本日の冒頭画像は2014年3月に、りんぷうの会の能楽写真展で金賞を受賞された
若林雅子さんの『山姥』の舞台写真作品でタイトルは「深き谷、鬼女の怪異現る」です

若林さんの作品も以前、りんぷうの会の能楽撮影会で
出雲先生に舞っていただいた時の舞台写真になります

撮影会ではダイナミックで力強い舞と
いつもながらの出雲先生の朗々とした美声の謡に圧倒されました

来週の公演でも素晴らしいお舞台が期待され、今からとても楽しみです


◆2015年11月29日(日)  「出雲康雅の世界」

午後1時開演(正午開場) 
広島アステールプラザ能楽堂

お話 金子直樹
仕舞 『大江山』 粟谷能夫
   『柏崎 (道行)』  大島政允
狂言 『伊文字』 山本東次郎 山本凜太郎 山本泰太郎
舞囃子『敦盛』  友枝昭世  出雲敏弘 横山幸彦 三王清
能  『山姥』 出雲康雅 大島輝久 宝生欣哉 則久英志 御厨誠吾 山本則孝
    出雲敏弘 横山清明 國川純 梶谷義男

午後4時過ぎ終了予定

●入場料
正面 10000円  脇正面 8000円  中正面 6000円
2階席 2000円(自由席)

http://kita-noh.com/schedule/2085/


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今野利男さん制作の絵画『山姥』が上野の東京都美術館で展示されています

2015年11月18日 | 能楽ニュース

例年、上野の東京都美術館で開催されるJAG(ジャグ)展

今回も、りんぷうの会で活躍されていた今野利男さんが
能『山姥』を主題とした絵画作品を出展されています

以前のりんぷうの会「能楽撮影会」で撮影された題材をテーマに、
橋掛り際で拍子を踏む所作と山また山を巡る山姥の二つの姿を
克明に描いた傑作

モデルは喜多流能楽師の出雲康雅師です

JAG展の会期は11月24日(火)まで
※最終日は午後2時30分で閉会

まだ間に合います
この週末の連休にでも是非ご高覧ください


◆JAG(ジャグ)展
会期:2015年11月17日(火)~11月24日(火)
   9:30~17:30(入館は17:00まで)※最終日は14:30まで
会場:東京都美術館(上野)〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
   http://www.tobikan.jp/guide/
主催:NPO法人日本芸術家協会



こちらは作品の前で記念撮影 作者の今野利男さんご本人です
ご覧の通り120号の大作で会場を圧倒する迫力の能画となっています

↓よろしければ今野さんのこれまでの作品もご覧ください
能画『在原寺幻想』(能『井筒』より)
能画『鵺(ぬえ)』


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