釣り日記

山形県 庄内の釣り情報

14エクセラー・15レブロス・15フリームス・17エクセラー(おまけで15ヴァデル)のギアの互換性についての妄想

2022-01-16 20:39:52 | リール改造

※この記事は300%キチガイの妄想によって書かれています。時間の無駄なので読まないで下さい。

 

SLPのパーツリストで14エクセラー・15レブロス・15フリームス・17エクセラーの4機種を見比べてみて思ったが、この4機種ってまず初代レブロスがボディのベースとしてあり、そこからレブロスMX(2010)・11フリームス・12レガリス等と続いて後の4機種に派生していったんではないかと思う。

ちなみに共周りハンドルタイプの低価格帯リールの設計は、ロゴが変わる前~変わった直後辺りまでのリール(Cy・プリマックス・ファントムJ・初代フリームス・初代カルディア辺り)まではボディ内の設計は大体一緒でその後、初代レブロスが出た辺りからボディ内部の設計が明確に変更されている。

そこから更に2010年辺りでまた設計が変わっているので、流れとしてはまず2010年にレブロスMXでボディ内のギア設計を刷新、11フリームスでボディをアルミ化&上位機種と同じドラグ構造にして現行のリールの設計に近付いたといった感じか?

で、14エクセラー以降のパーツ構成と言うか互換性はこんな感じ。

14エクセラー3012H(11フリームスの設計を若干変更、オシレーティングポスト・メインシャフト・ピニオンギアより上を新設計し簡略化?)  

  40 ピニオン+ドライブギアセット 部品コード:138784  ¥2,000 *1 --- 修理対応専用

15フリームス3012H(メインシャフトの設計・スプール等は11フリームス、ボディ設計は14エクセラーからほぼ流用でマグシールド&ATD搭載)

  48 ピニオン+ドライブギアセット 部品コード:138784 ¥2,000 *1 --- 修理対応専用   

17エクセラー3012H(15フリームスのカラーを変更しただけ)

  69 ピニオン+ドライブギアセット 部品コード:138784 ¥2,000 *1 --- 修理対応専用

 

 

そして上記3機種とギアの互換性の有る15レブロス3012H。

パーツ構成は14エクセラーをそのまま流用でプラボディ化・メインシャフトだけ若干変更?そして一部機種のみレブロスMX・12レガリスともギア互換有り。

  38 ピニオン 部品コード:154626 ¥500 
  55 ドライブギア 部品コード:138846 ¥700

 

現段階で分かっている事は、

①14エクセラー・15フリームス・17エクセラーの3012Hはピニオン+ドライブギアセットの部品コードが全部共通で138784となっている。

②17エクセラー3012Hには15レブロス3012Hのピニオン&ドライブギアがポン付け出来る。

③つまり中身が同じ15フリームス3012Hもまず間違いなく15レブロス3012Hのピニオン&ドライブギアが使用できる。

④ちなみに14・17エクセラーの3500/4000も全部共通の部品コードなので普通に15レブロス3500/4000のギアが使用出来る。

⑤3500H/4000Hもそれぞれ共通の部品コードなので15レブロス3500/4000のギアが使用出来るがノーマルギア化になってしまう。

⑥15レブロスの他の番手(1003~2506)はピニオンのみ注文可能だがドライブギアは修理対応専門で取り寄せ出来ないのでそもそもギア交換出来ない。

更に付け加えるなら、17エクセラー3500H/4000Hのピニオン+ドライブギアセットの部品コードは138817となっているが、実は15ヴァデル3500H/4000Hのピニオン+ドライブギアセットも部品コードが同じく138817となっているので、これも同じ様に15レブロスのギアが使える(と思う)。 ただしハイギアからノーマルギアにダウンするので注意。ノーマルギアの3500/4000は14・17エクセラーの3500/4000と共通の部品コードなので15レブロス3500/4000のギアが使用可能(多分)。

そもそも展開図を見ると分かるが15フリームスと15ヴァデルはスプール以外は完全に同じパーツ構成のリールであり、15フリームスには無かった3500/4000のハイギア仕様をただ単純に名前を変えて『15ヴァデル』として売っただけなんじゃないんだろうか。

そしてそれを更に17エクセラーに取り込んでATDを追加して17エクセラー3500H/4000Hとして売ったのでは?

だから部品コードも同じなんじゃないか?

 

あと15レブロスと20レブロスLTもギアの互換性有り。番手はそれぞれ変更されているが、ピニオンギア・ドライブギア共に部品コードは同じだった。つまり20レブロスLTのギアも14エクセラー・15フリームス・17エクセラーに使えると言う事になる。

15レブロス3012H

38 ピニオン 部品コード:154626 ¥500 
55 ドライブギア 部品コード:138846 ¥700

20レブロスLT4000-CH

41 ピニオン 部品コード:154626 ¥500
59 ドライブギア 部品コード:138846 ¥700

 

そして20レブロスLTにはLT6000D-Hという番手がある。これは旧型の3500Hと多分同じ。

という事はこのLT6000D-Hのギアを使えばノーマルギアになってしまった17エクセラー3500Hを元のギア比に戻せるのでは?

でも展開図を見ると部品コードが違うし色々と細部も違うような気もする。こればっかりは現物を見ないと分からない。

という訳でそのうち20レブロスLT6000D-Hのピニオンギアとドライブギアを注文してみよう。


17エクセラー 3012H&3500H オーバーホール&ギア交換

2022-01-14 20:47:48 | リール改造
警告!
 
このブログでリール改造の記事を書いているのはキチガイかただのバカです。
良い子やクソガキ、精神年齢の低い大人は絶対に真似しないで下さい。
 
 

先日、例のお店で17エクセラーの3012Hと3500Hが中古でどっちも5000円で売られていたのでリアクションバイトしてしまった。

以前14エクセラーのギアを交換した時から、いつか17エクセラーもギアの互換性を確かめてみたいと思っていたので、もう見た瞬間から買わずにはいられなかった。

なお3012Hは一応中古扱いではあるが、実際は未使用の新品らしい。確かに全体的に見ても傷らしい傷は全く見受けられない。しかし実釣では使用していないのにゴリ感が強い為中古で安く売られていた。

3500Hは普通の中古扱いだがこちらも傷はほぼ無い上に巻き心地もスカスカでほぼ新品と見て良いだろう。これで5000円は安い。

しかし何故こんなに安売りされているのか。

もしかして公式HPやカタログから消されて『いらん子』扱いされてるからか?

まあそれはさておき、まずは症状の重い3012HからOHしてみよう。

この強いゴリ感は多分ドライブギアとピニオンギアの磨耗から来るゴリ感だと思うが、展示品とはいえほぼ新品で実釣で使っていないリールがはたしてこうなるのだろうか?

まずはスプール・ローターを外してマグシールド部分を見てみる。すると・・・

見ての通り劣化したマグオイルが流れ出しワンウェイクラッチからピニオンギア上部BB、ピニオンギアまで染み出た状態となっていた。

もしかしてこのマグオイルのせいでゴリ感が出ていたのではないのか?

とりあえずマグオイルが付着した部分は全て徹底的に洗浄し、念の為にBBは新品に交換してまた組み立ててみる。

するとさっきまでのゴリ感が嘘の様に消えてしまった。

あっ・・・これもしかしてアレか?と思いまたバラして元々入っていた純正のピニオンギア上部BBを入れて組んでみる。

するとやっぱりゴリ感復活。つまりこのゴリ感はマグオイルがBB内部に侵入したせいで起きたという事だ。

よし問題解決。

ではなくてここからが本題。題して、

『17エクセラーは15レブロスのギアと互換性があるのか?』

 

以前14エクセラーのギア交換した時に、ピニオン+ドライブギアセットの注文番号が14と17で同じだと言う事に気付いた訳だが、実際どうなのか。

ギアの形状が「15レブロス」≒「14エクセラー」で、「14エクセラー」=「17エクセラー」なら「15レブロス」≒「17エクセラー」も成り立つのではないか?

まあ色々考えるよりまずは実際に見た方が早い。

15レブロス3012Hのピニオンとドライブギアを注文。※ちなみに2個買ったのは14エクセラーにも使う為。

そして比較。まずはドライブギアから。

右のパッキンが付いている方が17エクセラーで左が15レブロス。

うーん、よく分からないがよく分からないと言う事が分かった。

ぶっちゃけ同じじゃね?

次はピニオン。

右のマグオイルで変色したのが17エクセラーで左が15レブロス。

どう見ても同じです本当にありがとうございました。

よしもう組んじゃうか。

あとはピニオンがメインシャフトに入ればOKだが・・・何の抵抗も無くスポッと入った。

14エクセラーの時と違い今回はシャフトの交換は必要無いらしい。文字通りポン付け出来た。

ドライブギアも組んでみたが普通にスルッスル回る。

※17エクセラーのドライブギアに付いているパッキンは必ず15レブロスのギアに移植する事。これを忘れると大惨事になる。

あとドライブギア右側でBBを固定する5角のピンも要注意。行方不明になると1時間捜索するハメになる。というかなった。

あとは普通に組み直して完成。

と思ったがせっかくなのでBBを追加出来る所は全部追加する事にした。

まずはハンドルノブ。

純正のT字ハンドルが嫌いなのでAliのやっすいノブ(30mm)に交換しつつBBのミネベア ボール・ベアリング DDL-740ZZも2個追加。

このハンドルノブは本来3BB化出来るが、シャフトの根元部分は海水や砂等の異物が混入して最悪錆びて固着する可能性が非常に高いので、元のプラのカラーを一番根元に使用して異物の混入を防ぎつつ、根元内側とねじ側をそれぞれBB+シム1枚に交換。これでまず+2BB。

次はラインローラー。

使用するのは恒例のヨコモ 3.1x5x0.5 シムミネベア ボール・ベアリング DDL-630ZZ。 

元々入っていたプラと金属のカラーセットを抜いてシムでサンドウィッチしたBBを入れるだけ。これで+3BB。

最期はスプールとスプール受けにミネベア ボール・ベアリング DDL-1170 (7x11x2.5mm)を2個追加。

ちなみにここは間違ってシールドタイプのDDL-1170ZZ(7x11x3mm)を入れると最悪死ぬので注意。

これで+5BB。おまけでゴメクサスのリールスタンドも追加。

これにてフルカスタム完了。ドライブギア+ピニオンギアを15レブロスの物に交換、ハンドルノブも交換しリールスタンド追加、更に+5BB。これ以上改造出来る所と言えばドラグをUTDからATDにする事くらいか?と思ったけどよく見たら最初からATDが搭載されているのでもう弄る所が無い。

巻き心地はシルキーで最高。本当にレブロスのギアを使っているのか自分でも疑わしくなるレベル。

さて次は3500Hの番だが、ここで問題発生。

実は15レブロスには3500Hという番手は無い。有るのはノーマルギアの3500と4000。

とりあえずノーマルの3500のギアを入れたとしても、巻き取り長が97cmから83cmへダウン、最悪オシレートギアの歯数が合わず装着出来ない可能性も有る。

しかし17エクセラーのパーツリストを見ると、ハイギアである3500Hと、同じボディでノーマルギアの4000とではオシレートギアのパーツ番号が同じである事が分かった。

これはワンチャンあるか?まあやるだけやってみるか。

という訳でピニオンギアとドライブギアを購入。

そして見比べてみてオシレートギアと噛み合う部分のギアの歯数が同じである事が確認出来たのでそのまま組んでみる。

お?普通に入ったぞ??

ピニオンギアも同じくそのままシャフトに組んでみたが何の異常も見られず普通に巻けた。

面倒だったので写真は撮らなかったが、結局17エクセラー3500Hも15エクセラーの3500のドライブギアとピニオンギアをポン付け出来た。

これって意外と凄い発見なのでは?

しかも巻き取り速度がハイギアからノーマルギアにダウンしてしまう事さえ我慢出来れば、メーカーにOHに出してギア交換するのと比べてかなりのコスト節約に繋がる。

まあこんな事書いてたら下手したらこのブログ消されるかもしれないがw

あとは3012Hと同じ様にハンドルノブ交換。こっちは35mmのノブ

つーかこの3500とか4000に装着されているノブの蓋の長いネジ(2本)が異常に硬くて取れない。

そういえばファントムJライト3500の時もそうだった。

あの時も全然ネジが回らずネジ頭をナメてしまい、結局最期は泣きながらドリルでネジ頭を削って取ったんだった。

その後に知った事だが、この嫌がらせの様に硬くて取れないノブのネジは、実は暖めると簡単に取れるらしい。

なので今回は熱湯に5分ほど漬けてみる。すると嘘みたいに簡単にネジが回った。

後は普通にBB2個追加しノブを交換、ラインローラーとスプールにもBB追加して3012Hと同じカスタム。

あ、そういえば3500Hもマグシールドを除去したんだった。

3500Hに関してはマグオイルの流出は無かったが、どうせ2~3年もすれば3012Hと同じ症状になるのは目に見えてるので全部取り除いた。

防水性能は下がったがそこは積極的に見ない事にして、水滴が内部に入る様なコンディションでは使わない様にし、最悪内部に水分が浸入する様な状況で使った際はその日の内にOHすればいい。

防水性能ゼロの14エクセラーやファントムJライトもそれでやってきたが何の問題も無く使えてるので大丈夫だろう。

なおリールスタンドはパッキンが干渉して付けられなかった。

ただこれに関しては現在ゴメクサスの折りたたみ式リールスタンドが装着出来るらしいので注文中。

まあそれ以外ではもう文句の付け様が無い仕上がりになったので大満足。

ここまでのまとめ。

・17エクセラー3012Hは15レブロス3012Hのギアをそのままポン付け出来る。

・17エクセラー3500H(4000H)はギア比が変わるが15レブロス3500(4000)のギアをそのままポン付け出来る。

 

なお他の番手も同じ様にギアの交換が出来るんじゃないかな? 知らんけど。

※2022/01/15追記

出来ません。

1003・2000・2004・2004H・2500・2506・2506Hはドライブギアの取り寄せが不可の為。

ギア交換出来るのは3000・3012H・3500・3500H・4000・4000Hだけです。

 

ちなみに15フリームスもピニオン+ドライブギアセットのパーツ番号が17エクセラーと同じなので全く同じ方法でギア交換出来る模様。

つーか調べてみたら17エクセラーって15フリームスをデザイン変えて値段下げただけのリールらしいので、同じ方法でギア交換出来て当たり前か。

ただしまだ実際には試していないのでやってみたい人は人柱覚悟で。

 

 

最期に。

この改造は300%個人的な解釈および妄想に基づく改造です。
真似をした結果、重大な不具合や故障が発生しても責任は取れません。
改造する場合は各自の自己責任でお願いします。

 


05アルテグラ2000 オーバーホール ギア交換とかAR-Cスプール化とか

2020-02-02 01:44:38 | リール改造
ラインローラーの交換が済んだので次はボディ内のオーバーホール。
とりあえず全部バラして洗浄。


ローター内とワンウェイクラッチ内は特に異常無し。
ボディ内は・・・塩噛みでドライブギアとピニオンギアが死亡。
恐らくドライブギア右側のブッシュが入っている部分から海水が入ったんだろう。
本来ならこの2つは交換しないといけないが、15年も前のリールなので今更パーツ注文など出来ない。
さてどうしたものか。
少し調べてみると05アルテグラのドライブギアは07アルテグラアドバンスや07ナスキーと互換性が有るらしい。
運良く手元には使い古しの07ナスキーのドライブギア&ピニオンギアが有るので試しに見比べてみる。
まずピニオンギアだが、これは完全に同じ物だった。
左がナスキーで右がアルテグラのピニオン。


ドライブギアはどうだろうか。
直径と歯数は同じで互換性有り。


ただしシャフトの長さが、ナスキーの方が5mmほど長い。


まあこれぐらいなら何とかなるだろう。
試しに組んでみたら普通に回ったので、今回は一応ナスキーのギアを使う事に決定。


一応新品のギアも有るのでそちらを使って組んでみる。


・・・回転はシルキーで完璧だが、シャフトが長いせいでハンドルのツバがボディから離れてしまった上に、ネジも少し飛び出した状態になって防水キャップが閉められなくなった。


防水キャップに関しては深さがあるリールスタンドを使う事で解決。



ハンドルは・・・シャフトの根元にあるプラのブッシュを取れば大丈夫かと思えたが、いざ外してみると今度はツバがボディに干渉して巻けない。


なので他のリールのハンドルで試してみる。
まずは17セドナから奪ったハンドル。


これはイケそう?
試しに装着してみたらピッタリ。


ハンドルはこれでいいか。
ここまでやれば十分だろう・・・と思ったが、このリールを購入した時に実は一緒に買ったスプールがあった事を思い出した。
それは08セフィアCI4 C3000Sのスプール。


スプールエッジが傷だらけだったので、ジャンク扱いで税込み540円と格安だった。
この08セフィアCI4はたしか05アルテグラベースなので多分互換性があった筈。
試しに付けてみると普通にポン付け出来た。ドラグノブもぴったり。



思いがけずAR-Cスプール化まで出来てしまった。
これで05アルテグラのオーバーホール・・・と言うか改造は完了。
そのうち釣具屋に行って、もし07アルアドのギアが購入可能ならそちらを注文して組もう。

05アルテグラ2000 オーバーホール ラインローラー編

2020-01-21 00:44:15 | リール改造
去年の増税直前くらいの時期に、某中古釣具店で05アルテグラ2000と03センシライトmgC3000を発見。
お値段は何とどちらも税込み2160円。
いくら何でも安すぎでは?と思いつつ即買い。


状態に関してはまあ、それなりと言うか。
まずどちらもラインローラーが錆びて固着。
センシライトはラインローラー以外は特に症状は無いが、アルテグラはギアが死んでゴリゴリ。
なのでまずは症状の重いアルテグラの方から修理する。


とりあえず最初は一番ヤバそうなラインローラーから始める。
意外にもラインローラーのネジは普通に外れたが、他のパーツは完全に固着して全く取れない。


なのでパーツの再利用は諦めて全部ペンチで破壊して除去。


ネジ以外のパーツは全て死亡したので、他のリールで使えそうなパーツを注文。
なお以前17セドナのワンピースベール化の時に書いた18セフィアのラインローラー一式が使えそうなので、今回は18セフィアBBのパーツをメインに使用し、安く済みそうな部分を17セドナのパーツで使用する事にした。
注文したパーツは以下の通り。
18セフィアBB C3000S
0018 ラインローラー座金 18SEPBBC3S L/R WSHR     150円
0020 アームローラーブッシュ 99NAVI1 RLR BSINGSCM  100円
0022 アームローラスペーサー 99NAVI1 L/R SPCR SCM  150円
0023 アームローラー座金 10NS4000 L/R WASHER     150円
0039 アーム固定軸 18SEPBBC3S L/R SPRT        350円

17セドナC3000HG
0018 アームローラー 05NEX1RA LINE RLRSCM      150円

ボールベアリング DDL-740ZZ(4×7×2.5) AliExpressで売ってる安いやつ

全てのパーツを並べるとこんな感じ。


あとは組み立てて完了。


ヌルヌル回って気持ちいい。
重量的にも問題は無い様で、ローター回転時にもブレは全く無い。
これでラインローラーの交換は完了。
次はボディとギアの交換に続く。




14エクセラーのハンドルノブ交換&ドラグフェルト自作

2020-01-10 23:16:27 | リール改造
2019年は14エクセラー3012Hをシーバス用リールとして使用したが、T字のハンドルノブがイマイチしっくり来ないので交換する事にした。
なお14エクセラーのハンドルノブはカシメで止められていて普通に交換は出来ない。
だが、最近はドリルを使ってカシメさえ破壊出来ればシャフトごと交換出来るタイプのハンドルノブがaliやamazonで安く売っているのでそちらを使って交換してみた。
使用したノブはこちら↓
https://ja.aliexpress.com/item/32964452428.html

やり方は至って簡単。
まずドリルでカシメを破壊。



ノブが取れたら新しくシャフトをねじ込む。あと取れない様にねじロック剤も使用。



シャフトを取り付けたらハンドルノブを付けて完成。



メッチャ簡単。
ちなみに取った後の純正のハンドルノブはダイワのSタイプと全く同じ物なのでBBを使えば他のリールにも流用可能だった。



次はドラグフェルトの交換。
2019年はマジでエクセラーのトーナメントドラグが糞過ぎるせいでバラシに次ぐバラシの年だった。
出て欲しい時には出ず、かと言って緩めるとどこまでもズルズルと出て使い物にならない。
マジでうんこ。
なのでこのクソドラグをもう少し使える物に改造する事にした。
まずはこの純正の黒いドラグフェルトを取り出す。


次はダイソーで買ってきたフェルトにドラグフェルトを乗せてマジックでなぞる。



なぞったら切り取る。


なおダイソーのフェルトは厚いので枚数は2枚にして厚さを調整。
後はグリスを付けてスプール内に入れて元に戻すだけ。


これで大分マシになった。
ドラグの性能としてはウンコから鼻水か痰くらいにはレベルアップしたと思う。
交換してからある程度テストしてみたが、セドナやナスキーとほぼ同等の感じになった。
これで今年は少しはバラシも減るだろう。



02ツインパワー4000PGのオーバーホール&ハンドルノブ交換

2019-03-22 00:46:21 | リール改造
警告!


このブログでリール改造の記事を書いているのはキチガイかただのバカです。
良い子やクソガキ、精神年齢の低い大人は絶対に真似しないで下さい。



先日、いつもの釣具屋で02ツインパワー4000PGが税込み4500円で売られているのを発見。
もちろん即購入。


年式の割に見た目もきれいでそこそこ状態は良い。
ただ、巻き心地は若干のシャリ感が有ったのでとりあえず全部バラして掃除。


パッと見た感じギアはあまり磨耗していない感じだったので、BBを交換してからシムで微調整しながら組み立てて見ると巻き心地は良くなった。
あと、よくよく見るとフリクションリングが青い色の新しい対策品に交換されていた。


一応それなりに手入れはされていた様だ。
あとはスプール内のドラグやローター内も全てバラして洗浄し完了。
一応これで普通に使える状態にまでは回復した・・・様に見えたが、唯一どうにもならない部分があった。
それはハンドルノブ。


グリスが付着していたせいでベトベトに劣化して使い物にならない。
この部分さえ交換出来れば文句無しなんだが、さてどうしたものか。
試しにノブだけをパーツクリーナーに半日ドブ漬けしたらベトベトは取れたが、微妙に変形してしまった。
まあ使えなくもなさそうな感じだが、やっぱり新しいノブも付けて見たい。

で、色々調べて見ると、02ツインパワーのハンドルノブは他の機種との互換性は無いので、純正のを取り寄せるか05ツインパワーや07ステラのハンドル軸よりも先の部分を移植するしか無さそうなのだが、何れにしてもパーツの取り寄せは不可能なのでどっちにしろ無理。
あとは09ツインパワーSWのハンドル軸ボルトよりも先の部分も付きそうだが、これは高いし色も合わないので却下。
その後、あーでもないこーでもないと色々思案していたが、翌日になってハンドルシャフトとそこに付いていたBBを見ていて閃いた。
この形状・・・もしかしてSW用のBタイプのハンドルノブが付くんじゃね!?


そういえば何年か前に間違って買ったBタイプのノブがあった筈。
BBも950zzと940zzが手元にあるので、早速付けてみる。
まずは根元に950zz、先端に940zzを嵌めてハンドルノブを装着。


これはイケそう?
だがネジを締めたらノブが回らなくなってしまった。
どうやらBBの厚さが有りすぎて駄目らしい。
そもそも純正のハンドルノブの場合はどうなんだろう。
測ってみたら0.3mmシム×2枚にDDL-850(外径8mm×内径5mm×厚さ2mm)とDDL-740(外径7mm×内径4mm×厚さ2mm)に0.5mmのシムだった。


つまり、BBとシムのトータルの厚さが5.1mmだが、更に0.3~0.4位の遊びがあった。
まあ余裕を持って5.5mmといった所か。
で、Bタイプ用のBBは950ZZ(厚さ3mm)と940ZZ(厚さ4mm)なので当然付かない。
厳密に言うと、950ZZの方はそのままでも大丈夫だが、940zzの方は1.5mm薄くしないと付かない。
でもここまで来て諦めるのも腹立たしい。
いっその事ハンドルノブ内をドリルで削ろうか。
いや待てよ・・・?
確か950ZZか940ZZと同じサイズでもっと薄いBBがあった気がする。
試しに検索してみる。

あ り ま し た 。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/bb-store/10038.html

このBBはDDL-940という規格でサイズは940ZZと同じだけど、オープンベアリングで厚さが2.5mm。
ちなみに見た目はこんな感じ。左から950zz、940zz、DDL-940。


シャフトに付けて見比べてみるとよく分かる。
ますは940zz。


これではネジとBBが干渉してノブに圧力が掛かる為回らない。

次はDDL-940。


これならギリいける!
という事で早速付けてみる。


すると・・・メッチャスムーズ!!
ネジもキッチリ根元まで入ったが干渉も無くメッチャ回るぞい。
それと一応シムは付けなかったが、厚さ的にもちょうど良かったのかガタも無い。
なるほど、これが正解だったか。



これでやっとこのリールも実践に投入出来る様になった。


ここまでのまとめ。

02ツインパワー4000のハンドルノブはBBを950ZZとDDL-940に変更すればBタイプに交換可能。

最も、今更こんな骨董品を改造して使う奴なんて居ないかw


最後に。


この改造は300%個人的な解釈および妄想に基づく改造です。
真似をした結果、重大な不具合や故障が発生しても責任は取れません。
改造する場合は各自の自己責任でお願いします。

14エクセラーのオーバーホールとギア交換&15レブロスとのギアの互換性

2019-01-21 20:05:48 | リール改造
警告!


このブログでリール改造の記事を書いているのはキチガイかただのバカです。
良い子やクソガキ、精神年齢の低い大人は絶対に真似しないで下さい。



2018年は某中古釣具店で購入したほぼ新品の15レブロス3012H(2500円)をシーバスに使用したが、青物やらシーバスやらで酷使しまくった結果、若干ではあるが巻き心地にコロ感が出てしまった。
もっとも、ドラグをほぼ出さずにゴリ巻きしまくった上に何度もアカエイと綱引きしたせいだが。
でもアリビオやエアノスは同じ使い方で3ヶ月でゴリゴリ言い始めたので、それと比べたらボディ・ギア共に強度はかなり強い印象を感じたが、やはり安物リールの域は出ないので1年は持たない様だ。
そんな訳で2018年の暮れ、せめて金属ボディで強度の高いリールを買おうと色々物色していたのだが、前回の水没ジャンクストラで痛い目を見てから2週間もしない内に今度は中古の14エクセラー3012Hを3000円で購入してしまった。


店頭での巻き心地は若干のコロ感があり、全体に砂やゴミが付着していたものの、綺麗に洗浄してピニオンギアとドライブギアを交換すれば多分大丈夫だろうと安易な気持ちで購入を決定。
しかし、購入後自宅に帰ってからOHしつつsl-planetsで調べて見ると、14エクセラーのドライブギアとピニオンギアは修理対応専用となっており、パーツの取り寄せは出来ない事が判明。
という事は普通に修理に出した場合、Pコースで4000円の手数料にピニオン+ドライブギアセットの交換で2000円、合計で6000円もの出費が必要になる。
3000円で買ったリールに更に修理費として6000円も出すのはちょっとアホらしい。
なのでどうにかならないかと色々考えていたが、手元にある15レブロスを見ていて閃いた。
14エクセラーと15レブロスは形状がほぼ同じ。そして、ダイワ公式では14エクセラーと15レブロスにスプール互換は無いと書かれているが、実際にレブロスとエクセラーのスプールを付け替えてみたら普通にポン付けで使える事が分かった。
という事はギアにも互換性があるのではないか?


試しに両方をバラして見比べてみる。


うーん、違いが見当たらない。
これもしかしたらこれ全部同じパーツなのでは?
一応互換性が有るか調べる為にギアを交換してみる。
すると、ドライブギアはそれぞれどちらに付け替えても全く問題なし。


つまり、14エクセラーと15レブロスのドライブギアは全く同一の物なのでポン付け可能。
そして次はピニオンギアの番。
まず全長やら何やら色々測ってみたが全部同じ。これはもしかしてイケそう?


これでメインシャフトに入ればOKなんだが・・・ここで問題発生。
エクセラーのピニオンはレブロスのメインシャフトに普通に入る。
だが、レブロスのピニオンはエクセラーのメインシャフトに入らない。


何度試してみてもどうやっても入らない。何故だ?
もしかしてピニオンギアの内径が違うのか?
それとも メインシャフトの太さが違うのか。
どこが違うのかじっくり念入りに観察して見る。
するとメインシャフトに1箇所違う部分を発見。
15レブロスのメインシャフトはクリックギアの止まる部分がフラットなのに対し、14エクセラーのメインシャフトはクリックギアの止まる部分に段差があった。


この段差、僅かに0.05mmしか無いのだが、レブロスのピニオンはこの段差に引っ掛かってここから先に入れない。
つまり、14エクセラーのメインシャフト直径、もしくはピニオンギア内径は15レブロスより0.05mm太い為、ピニオンギアの互換性は無い。



・・・普通の健常者ならここで諦めるだろう。
だがここからはガイジの発想で考える。
ドライブギアは全く同一、ピニオンギアは外形が同じで内径が違うだけ、メインシャフトは太さが若干違うだけで全長・摺動子の形状・スプール受けからネジの長さまで全部同じ。更にスプールは互換有り。
という事は、ドライブギア・ピニオンギア・メインシャフトの3点をそっくり15レブロスの物に入れ替えてしまえば使えるのではないか?
と言う訳で、14エクセラーに15レブロスのドライブギアとピニオンギア、メインシャフトを移植。


組み立ててハンドルを回してみる。



メッチャスムーズやんけ!!!!!!!


しかもピニオン内径とシャフト直径が本来よりも0.05mm細いので、ある程度のガタやスプールのブレはあるかも知れないと覚悟していたが、ガタもブレも全く無し!
一応正常に糸が巻けるか試して見たが全く異常無し。ラインはSuper X-wire 4 1.5号の200m。


強めに負荷を掛けて巻いたが巻き心地はスカスカで新品同様。
やっぱりこの14エクセラーはなかなか良いリールだ。
内部構造は単純だが、強度の高いメタルボディにソコソコ強いデジギアⅡが入って堅牢な作り。
そしてエアローター&エアベールで軽い巻き心地。

何よりマグシールドが入ってない!

これ最高やん。



結論。

14エクセラーのギア交換をしたいなら、15レブロスのドライブギア・ピニオンギア・メインシャフトの3点を突っ込め!

しかもこの方法なら、15レブロスのドライブギア(700円)・ピニオンギア(500円)・メインシャフト(500円)で合計1700円の出費で済む。
修理に出して4000円の手数料にギア交換で2000円、合計で6000円出すよりも遥かに経済的だ。
つーか何で今までこの方法がネットに出回らなかったんだろう。誰もやってないのか?
改造マニアなら真っ先にやりそうなネタなんだが。ダイワの圧力で消されたか?

ちなみに17エクセラーと14エクセラーではピニオン+ドライブギアセットの部品コードがどちらも「138784」なので同じ方法でギア交換が出来るかと思ったが、残念な事にメインシャフト・スプール・スプール受けの形状が違うので駄目っぽい?
でももしかしたらレブロスのドライブギアとピニオンが付く可能性も否定は出来ないので、いつか17エクセラーが安く手に入ったら試してみよう。




最後に。

この改造は300%個人的な解釈および妄想に基づく改造です。
真似をした結果、重大な不具合や故障が発生しても責任は取れません。
改造する場合は各自の自己責任でお願いします。

17セドナのワンピースベール化と15ストラディック ラインローラーの1BB化

2018-12-26 23:46:54 | リール改造
警告!


このブログでリール改造の記事を書いているのはキチガイかただのバカです。
良い子やクソガキ、精神年齢の低い大人は絶対に真似しないで下さい。



先日、某リサイクルショップで15ストラディック4000HGMがジャンク扱いで4000円で売られていたので、うっかりリアクションバイトしてしまった。


ぶっちゃけ店頭で触った感じでは、外観はほぼ無傷だが巻き心地はゴリゴリで内部のBBとローラークラッチが死んでるっぽいので、そこら辺を交換すればまあイケるかなと思っていた。
がしかし、購入後、家に持ち帰っていざ蓋を開けて見たらあまりのジャンクっぷりに絶望。


これどう見ても水没したヤツやんけ・・・
一応、出来る範囲でOHしたが修理に必要なパーツ代金は8000円以上。
ボディとスプール、ハンドル等はまだ使えるが他はほぼ全滅。
もぅマヂ無理。。。 浅漬けにしょ。。。。

と言う訳でまだ使える部分を二束三文で売り払って購入代金を回収。
そしてベールだけが残った。


まあこのベールがタダで手に入ったと思えばそれでいいか。
さてここからが本題。
まずは17セドナのラインローラーBB追加について。

このジャンクストラを買う少し前に、某釣具屋で新品の17セドナ4000を税込3500円で購入していた。


で、使いやすい様にラインローラーにBBを追加。
BBはDDL-740ZZ(4×7×2.5)と同じ規格のBBをAliExpressで購入。
https://ja.aliexpress.com/item//32717120452.html

10個で$3、1個当たり約33円と激安だが品質はミネベアと同じ。ワリと使える。
ただし注文してから届くまで最短で2週間、最長で2ヶ月待たされる。
まあ中国からの発送だから仕方ないね。

なお追加の使用パーツは10ナスキー4000のアームローラー座金(↓のパーツリスト19番)。
http://www.spin-review.ru/reels/shimano/pdf/10nsc_4000.pdf
または17アルテグラC3000のラインローラー座金(23番)も同一の物なのでそっちで注文してもいい。
http://fservice.shimano.co.jp/part/pdf/03645.pdf


組み方は他の方が公開しているのでそれを参考に。
アーム固定軸側から、BB → ブッシュ → ラインローラー → スペーサー → 10ナス座金。


これでラインローラーのBB追加は完了。超簡単。
そしてピニオン下部&ハンドル部分にもBBを追加、16ナスキー用のフリクションリングも追加してほぼナスキー化させていた。
で、更にワンピースベール化もしようと企んでいたワケだが・・・必要なパーツを普通に購入すると5000円ほど掛かる。
ちなみに必要なパーツは↓の15ストラのパーツ表を見ると以下の通りとなる。
http://fservice.shimano.co.jp/part/pdf/03416.pdf


24.ラインローラーベアリングカラー ¥200×2
25.ラインローラー ¥2000
26.ラインローラー受け ¥100
43.アーム固定軸 ¥500
44.ベール組 ¥2500

ナスキー化のパーツ代も合わせると6000円強と、既に本体の販売価格を超えているので正直やる意味は無いなと思っていたが、ここに来てストラのワンピースベールがタダで手に入ったのでワンピースベール化に着手する事にした。
まずはベール組と固定軸だがこれはそのままポン付け。
しかしラインローラー部分はそのままでは使えないので、10ステラ方式の2BB化か12アルテ方式の1BB化で悩んだが、10ステラの2BBシステムはパーツ代で少々高くつくので却下。
12アルテの1BBシステムは・・・色々と調べたらラインローラーの幅が足りず不具合が出るらしい。
つーか最初からセドナに付いているラインローラーじゃ駄目なんだろうか?
疑問に思ったので試しにそのまま付けてみる。
するとやっぱり幅が足りないのか、ガバガバ状態でラインローラーの部分ではなくアーム固定軸の方が出っ張った形になってしまう。


だが、最初にラインローラーにBBを追加した時に使用した10ナスキーの座金を見ていて閃いた。
この座金を固定軸側にも追加してBBを両方からサンドウィッチしたらピッタリなんじゃね!?
試しに付けてみる。
うーん、微妙。しっくり来ない。
4000番用の座金だと厚すぎるのかラインローラーとベールの間に隙間が出来る。
次は座金を0.5mm薄い10ナス2500番用(↓の15番)に変更。
http://www.spin-review.ru/reels/shimano/pdf/10nsc_2500.pdf


更にBBも0.5mm薄いMR74(4×7×2mm)に変更。
https://ja.aliexpress.com/item//32737783593.html

とりあえずこれで組み立ててみる。



ピッタリやんけ!!!!!


懸念されていたラインローラーのズレも無いしちゃんとヌルヌル回る。
隙間もガタも無く、ラインを通すと完璧に回っている。しかも回転時のブレも無い。
もしかしてこれが正解なのでは?

パーツの順番としてはこうだ。アーム固定軸側から、
10ナス2500座金 → BB(MR74) → ブッシュ → ラインローラー → スペーサー → 10ナス4000座金。


なお座金を2個とも2500番用にすると若干ベールが浮いて固定軸にキチンと嵌らないので、やっぱり10ナス2500用+4000番用で正解っぽい。
それにこの方法なら12アルテ方式だとラインローラー受ケ(¥100)+ベアリングカラー(¥100)だった部分が座金一枚で100円で済むので安上がり。
そして何よりこのラインローラーのシステムは・・・
 
そっくりそのまま15ストラでも使える。

これ大事。
2000円もするくせに直ぐにシャリシャリ言い始める糞みたいなラインローラーと比べてこのラインローラーならたった800円で交換可能。
しかも一度交換してしまえば、またシャリシャリ言い始めてもBBの交換のみで対応できる。
ミネベアのBBなら300円前後、AliExpressのBBなら1個30円で更に安く上がる。

ちなみにこの1BBシステム、実は18セフィアBBのラインローラーとほぼ同じ構造らしい。
しかもアーム固定軸は300円とストラより安い。↓
http://fservice.shimano.co.jp/part/pdf/03943.pdf

じゃあ18セフィアBBのでいいじゃんって思った奴は今すぐステラを買え。


ここまでのまとめ。

●15ストラディック4000番台の非一体型1BB化に必要なパーツ。

・10ナスキー 4000 19番 アームローラー座金 ¥100
・10ナスキー 2500 15番 アームローラー座金 ¥100
・17セドナ 4000 17番 ラインローラーブッシュ ¥50 
・17セドナ 4000 18番 ラインローラー ¥100
・17セドナ 4000 18番 ラインローラースペーサー ¥100
・MR74(4×7×2)又は DDL-740(ZZが付かない開放型BB) ¥33

ミネベアのBBを使ってもトータルで800円+税、AliExpressでBBを買えば500円で交換可能。安い。
ちなみに2500・C3000番の場合でもこのままの構成でOK。500~C2000は試してないので不明。


●16ナスキーや17セドナ・サハラの4000番のワンピースベール化に必要なパーツ。

・15ストラディック 4000 44番 ベール組 ¥2500
・15ストラディック 4000 43番 アーム固定軸 ¥500
・10ナスキー 4000 19番 アームローラー座金 ¥100
・10ナスキー 2500 15番 アームローラー座金 ¥100
・MR74(4×7×2) ¥33
(ラインローラー・ブッシュ・スペーサーはそのまま流用)

全部で3300円+税とやや割高なのでやる意義があるかどうかは微妙な所。
ベール交換はせずにBBと座金を足すだけなら133円なのでこっちの方がマシかも。
まあ15ストラの非一体型1BB化はやっておいても損ではない・・・と思う。
(※飽くまでも個人的な感想です。)




ちなみにこれまでこの17セドナ4000の改造にかかった費用は以下の通り。


・ベール&固定軸 ¥0
・10ナスキー 4000 19番 アームローラー座金 ¥100
・10ナスキー 2500 15番 アームローラー座金 ¥100
・16ナスキー 4000 48番 フリクションリング ¥200
・DDL-740/SMR74(ラインローラーBB) ¥33
・DDL-850ZZ/MR85ZZ (ピニオン下部BB) ¥18
・DDL-740ZZ/MR74ZZ (ハンドルノブBB) ¥28×2

合計 507円+消費税

本体が税込み3500円だったのでそれを足しても4000円ちょい。
安すぎやろww


最後に。

この改造は300%個人的な解釈および妄想に基づく改造です。
真似をした結果、重大な不具合や故障が発生しても責任は取れません。
改造する場合は各自の自己責任でお願いします。