goo blog サービス終了のお知らせ 

釣り日記

山形県 庄内の釣り情報

14エクセラーのオーバーホールとギア交換&15レブロスとのギアの互換性

2019-01-21 20:05:48 | リール改造
警告!


このブログでリール改造の記事を書いているのはキチガイかただのバカです。
良い子やクソガキ、精神年齢の低い大人は絶対に真似しないで下さい。



2018年は某中古釣具店で購入したほぼ新品の15レブロス3012H(2500円)をシーバスに使用したが、青物やらシーバスやらで酷使しまくった結果、若干ではあるが巻き心地にコロ感が出てしまった。
もっとも、ドラグをほぼ出さずにゴリ巻きしまくった上に何度もアカエイと綱引きしたせいだが。
でもアリビオやエアノスは同じ使い方で3ヶ月でゴリゴリ言い始めたので、それと比べたらボディ・ギア共に強度はかなり強い印象を感じたが、やはり安物リールの域は出ないので1年は持たない様だ。
そんな訳で2018年の暮れ、せめて金属ボディで強度の高いリールを買おうと色々物色していたのだが、前回の水没ジャンクストラで痛い目を見てから2週間もしない内に今度は中古の14エクセラー3012Hを3000円で購入してしまった。


店頭での巻き心地は若干のコロ感があり、全体に砂やゴミが付着していたものの、綺麗に洗浄してピニオンギアとドライブギアを交換すれば多分大丈夫だろうと安易な気持ちで購入を決定。
しかし、購入後自宅に帰ってからOHしつつsl-planetsで調べて見ると、14エクセラーのドライブギアとピニオンギアは修理対応専用となっており、パーツの取り寄せは出来ない事が判明。
という事は普通に修理に出した場合、Pコースで4000円の手数料にピニオン+ドライブギアセットの交換で2000円、合計で6000円もの出費が必要になる。
3000円で買ったリールに更に修理費として6000円も出すのはちょっとアホらしい。
なのでどうにかならないかと色々考えていたが、手元にある15レブロスを見ていて閃いた。
14エクセラーと15レブロスは形状がほぼ同じ。そして、ダイワ公式では14エクセラーと15レブロスにスプール互換は無いと書かれているが、実際にレブロスとエクセラーのスプールを付け替えてみたら普通にポン付けで使える事が分かった。
という事はギアにも互換性があるのではないか?


試しに両方をバラして見比べてみる。


うーん、違いが見当たらない。
これもしかしたらこれ全部同じパーツなのでは?
一応互換性が有るか調べる為にギアを交換してみる。
すると、ドライブギアはそれぞれどちらに付け替えても全く問題なし。


つまり、14エクセラーと15レブロスのドライブギアは全く同一の物なのでポン付け可能。
そして次はピニオンギアの番。
まず全長やら何やら色々測ってみたが全部同じ。これはもしかしてイケそう?


これでメインシャフトに入ればOKなんだが・・・ここで問題発生。
エクセラーのピニオンはレブロスのメインシャフトに普通に入る。
だが、レブロスのピニオンはエクセラーのメインシャフトに入らない。


何度試してみてもどうやっても入らない。何故だ?
もしかしてピニオンギアの内径が違うのか?
それとも メインシャフトの太さが違うのか。
どこが違うのかじっくり念入りに観察して見る。
するとメインシャフトに1箇所違う部分を発見。
15レブロスのメインシャフトはクリックギアの止まる部分がフラットなのに対し、14エクセラーのメインシャフトはクリックギアの止まる部分に段差があった。


この段差、僅かに0.05mmしか無いのだが、レブロスのピニオンはこの段差に引っ掛かってここから先に入れない。
つまり、14エクセラーのメインシャフト直径、もしくはピニオンギア内径は15レブロスより0.05mm太い為、ピニオンギアの互換性は無い。



・・・普通の健常者ならここで諦めるだろう。
だがここからはガイジの発想で考える。
ドライブギアは全く同一、ピニオンギアは外形が同じで内径が違うだけ、メインシャフトは太さが若干違うだけで全長・摺動子の形状・スプール受けからネジの長さまで全部同じ。更にスプールは互換有り。
という事は、ドライブギア・ピニオンギア・メインシャフトの3点をそっくり15レブロスの物に入れ替えてしまえば使えるのではないか?
と言う訳で、14エクセラーに15レブロスのドライブギアとピニオンギア、メインシャフトを移植。


組み立ててハンドルを回してみる。



メッチャスムーズやんけ!!!!!!!


しかもピニオン内径とシャフト直径が本来よりも0.05mm細いので、ある程度のガタやスプールのブレはあるかも知れないと覚悟していたが、ガタもブレも全く無し!
一応正常に糸が巻けるか試して見たが全く異常無し。ラインはSuper X-wire 4 1.5号の200m。


強めに負荷を掛けて巻いたが巻き心地はスカスカで新品同様。
やっぱりこの14エクセラーはなかなか良いリールだ。
内部構造は単純だが、強度の高いメタルボディにソコソコ強いデジギアⅡが入って堅牢な作り。
そしてエアローター&エアベールで軽い巻き心地。

何よりマグシールドが入ってない!

これ最高やん。



結論。

14エクセラーのギア交換をしたいなら、15レブロスのドライブギア・ピニオンギア・メインシャフトの3点を突っ込め!

しかもこの方法なら、15レブロスのドライブギア(700円)・ピニオンギア(500円)・メインシャフト(500円)で合計1700円の出費で済む。
修理に出して4000円の手数料にギア交換で2000円、合計で6000円出すよりも遥かに経済的だ。
つーか何で今までこの方法がネットに出回らなかったんだろう。誰もやってないのか?
改造マニアなら真っ先にやりそうなネタなんだが。ダイワの圧力で消されたか?

ちなみに17エクセラーと14エクセラーではピニオン+ドライブギアセットの部品コードがどちらも「138784」なので同じ方法でギア交換が出来るかと思ったが、残念な事にメインシャフト・スプール・スプール受けの形状が違うので駄目っぽい?
でももしかしたらレブロスのドライブギアとピニオンが付く可能性も否定は出来ないので、いつか17エクセラーが安く手に入ったら試してみよう。




最後に。

この改造は300%個人的な解釈および妄想に基づく改造です。
真似をした結果、重大な不具合や故障が発生しても責任は取れません。
改造する場合は各自の自己責任でお願いします。


最新の画像もっと見る