今週は、受難週。
イエス様の十字架を覚えて過ごす大切な一週間です。
イエスさまが十字架にかかる前に「こんなひとは知らない」といった弟子たちと
自分を重ね合わせ、ただ単にその場にいなかっただけで私も同じ罪人であることを
改めて実感しています。
マルコによる福音書には、ちょっと不自然な感じで、唐突にこんな記事が出てきます。
「一人の若者が、素肌に亜麻布をまとってイエスについてきていた。人々が捕らえ
ようとすると、亜麻布を捨てて裸で逃げ出してしまった。」マルコ14:51−52
たった2節だけ。あまりにも唐突に出てくるのです。
若者が誰なのかもわからない。
どうしてこの記事があえてマルコによる福音書にだけ残されてるんだろうか、、、
と不思議に思い、調べてみたら、どうやらこの若者はマルコ本人だったのではないか、
と解釈されているそうです。
なるほど。。。
マルコがここに自分の罪をあえて告白しているところに、私はなんだか共感します。
2節だけかもしれないけど、マルコにとっては十字架におかかりになったイエス様を
おいて逃げてしまったのはペテロだけじゃない、裏切ったのはイスカリオテのユダ
だけじゃない、自分も逃げてしまったんだと残さずにはいられなかったんじゃないかな、
と思いました。
イースターまであと4日。。。