幸せについての考察 【桐棺三寸】

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リッチなスポーツ、「ボクシング」?

2005-10-26 | 日記 Ⅰ

ロッテ、強いですね。
それにしても私自身、最近あまりプロ野球を見なくなったとはいえ、ロッテの選手について、ほとんど知りませんでした。
球団名からして、「マーリンズ?」だったか「マリーンズ?」だったか迷うくらいで…。
(ファンの皆さま、ごめんなさい)

しかし、こんなに魅力的な選手がいっぱいいるというのに、やはりTVの影響が大きいということなのでしょうか。
日本シリーズでさえ、マリンスタジアムでの試合については、東京圏では「テレビ東京」で放送していたくらいですから…。

それでも人気が上がってゆけば、「大きなテレビ局」に持っていかれてしまうかもしれませんね。
例えば、「箱根駅伝」なんかもそう。
私の記憶では、確か以前は、東京圏ではやっぱり「テレビ東京」が放送していたように思います。
しかし、知名度が上がってきた結果、「日本テレビ」に持って行かれてしまったような印象を受けています。

その最たるものは「ボクシング」。
レナード、ハーンズ、ハグラーの試合とか、ヘビー級のタイトルマッチ、マイク・タイソンの最初の頃の試合など、世界最高峰の試合は全て、テレビ東京で放映していました。
そしてこれも、タイソンの人気が上がるや否や、日本テレビに持って行かれてしまったのです。

しかし皮肉なことに、その頃からタイソンに陰りが見え始め…。
対した活躍もみせぬまま、今度は「WOWOW」にその映像が移ってゆきました。

ところでボクシングというと、すぐに「ハングリー」と連想されるほど、どちらかといえば「おカネ」のない若者のスポーツというイメージがあります。
ボクシングを始めるに際しては高価な用具も必要なく、最下層にいる何も持ち得ていない男が「名前を上げる」ためには格好のスポーツです。

そして何よりも、極端に言えば「根性」さえあればプロボクサーくらいにはなれる…。
チャンピオンになれるかどうかは別として、とりあえず「チャンス」を得ることはできるわけです。

そこへゆくと、TVで容易に観ることのできる野球やサッカーは、そういったチャンスを得るための「敷居」が非常に高い…。
たとえTVでプロ選手の活躍を見たとしても、「憧れ」で終わってしまう人がほとんどです。

おカネに恵まれていない若者(子供)たちには、「WOWOW」で、ボクシングの世界最高峰の選手たちが活躍する試合を観ることはできない…。
結果、「憧れ」を抱く若者(少年)自体が少なくなり、しかも、お手本となるような試合を観ることもできない…。

日本のボクシングが衰退してしまった理由にはこうした部分もあるのではないか…、などと邪推しておりますが、ちょっと「強引」でしょうか。
(もちろん、それ以外にもあると思いますが、それはまた機会がありましたら)


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