幸せについての考察 【桐棺三寸】

桐鳳柳雨が贈る、幸せについての考察。
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今起こっていることには意味がある

2005-10-21 | 日記 Ⅰ

もうだいぶ前の話ですが、仕事で「Excel(表計算ソフト)」を覚えなければならなくなったことがありました。
しかも、いきなり「マクロの編集」だの、結構高いレベルで…。

パソコンなど、それより更に昔、「PC9800」をちょっと触ったことがあるくらいで…。
きちんと指導してくれる人もなく…。
本当に解らなくて解らなくて、泣きそうになりながら覚えました。
「何でオレがこんなことしなくちゃいけねぇんだ!」
「オレは、こんなことをするために、この仕事をしてるわけじゃない!」
などとグチりながら…。

結局、毎日6時間くらい超過勤務をしながら、1ヶ月ほどかけて、仕事で必要とされるレベルまで使えるようになりました。
その頃は、本当にそうした境遇を憂いていたのですが…。
今となっては、よかったと思っております。
このくらいの状況にならなくては、恐らく自発的にはパソコンなどやらなかったかもしれません。

Excelを使えるようになったことによって、仕事の上でもプラスになりました。
見栄えの良い文書を作成できるようになり好評を得たりとか、様々なデータ管理が行えるようになったりとか…。
また今、こうして曲がりなりにも皆さんに拙文を披露することができているのも、大袈裟に言えば、この時のことがあったからこそなのかもしれません。

「何でこんなことしなくちゃいけないんだ!」…
そんな時。
それは、もしかしたら、あなたが将来幸せになるために必要な「何か」を会得するために与えられた「チャンス」なのかもしれません。
そして、それを克服することによって、より一層の幸せが巡ってくるのかもしれません。


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