幸せについての考察 【桐棺三寸】

桐鳳柳雨が贈る、幸せについての考察。
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死なせて下さい

2005-10-06 | 日記 Ⅰ

「医学的な延命措置を拒否する」という意志を表明する書類を、元気なうちから用意するという考え方があります。

これは…、
・現代医療では治癒が不可能で「死」が確実となった場合に、いたずらに死期を引き延ばす措置をされることを拒否する
・ただし、苦痛を和らげるための処置は最大限にしてもらう
・結果、その副作用等で死期が早まることになったとしても構わない
・いわゆる植物状態になり数ヶ月経過した場合、一切の生命維持装置を取り外してもらう
…といったことを、自分の意志として宣言しておくというものです。

これは、正に私の望むところ、という感じがします。
また私自身、今のうちから宣言するつもりでもおります。

しかし、元気な今だからこそこう考えますが、本当に「あなたはあと○ヶ月の命です」などと宣告された場合、それでもこうした考え方でいられるのだろうか、という不安も正直あります。
そうなった時には、「死にたくない!」「どんな形でもいいから生きていたい!」なんて思うようになるかもしれない…。

また、これが自分自身ではなく、「自分の親族だったら」ということも考えます。
その本人が以前からそう表明し、私もそれに同意していたとしても、本当にその人が植物状態になってしまった時…。
体も温かく心臓も動いているのに、「本人の意思でしたし、あなたも同意してましたよね?」と、生命維持装置を取り外されてしまったら…。
介護に疲れて「お願いします」と言うかもしれませんが、「まだ生きてるじゃない!?」と反対したくなるかもしれない…。

自分、或いは身近な人の「死」について、あまり考えたくはないことかもしれませんが、いつかは確実にやってくることです。
時には真剣に見つめてみるということも必要なのかもしれません。

そして、今この瞬間をムダにしないよう、精一杯生きたいものです。


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明日、2005年10月7日(金)の運勢。
明日の大吉さん…「午年・申年生まれの、おうし座・てんびん座・さそり座・やぎ座の方」
明日の大凶さん…「子年生まれの、おひつじ座の方」

「大凶」といっても、「他の干支や星座の方に比べて、一番運勢がよくないと思われる人」という意味ですので、あまり気になさらないで下さい。
占いの結果よりも、「自分がどう考え、どう動くか」ということのほうが重要だと思います。
コメント (2)
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