幸せについての考察 【桐棺三寸】

桐鳳柳雨が贈る、幸せについての考察。
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「休みなよ」とは言わないで

2005-05-28 | 日記 Ⅰ

体調が悪い時など、私を気遣ってのことなのでしょうが、「休みなよ」という意味のことを言ってくれる人がいます。
「仕事を休めば?」「充分休養を取れば?」ということです。
そう言ってくれる人が周りにいてくれるということは、とても幸せなことだとは認識しております。
しかし、正直とても困ったりもします。

休みたいのは、やまやまです。
そしてもちろん、休める時には休むでしょう。
しかし…。
「休めない・休みにくい事情がある」という時もあるわけです。

「仕事よりも、自分の体が第一なんだから…」
よく解ります。私もそう思う。
しかし、仕事の現状というのを無視して「自分が第一だから」とは言えない。
やっぱり、「自分が(自分も)やらねば」という「責任感」みたいなものがある。

逆に、そういう「責任感」みたいなものがあるから、現在の「自分」があるのかもしれない。
現在の仕事があるのかもしれない。
そして、「あなた」が居るのかもしれない。

もし、「自分が第一だから」という考え方で来ていたら、
今の仕事はあっただろうか。
今の生活はあっただろうか。
そう気遣ってくれる「あなた」はここに居ただろうか。
そして、それは今後もここにあり続けるのだろうか…。

「せめて、休養だけでも充分に…」
それもよく解ります。
しかしそれなら、あなたは私に「食って寝て仕事だけしてればいい」と言うのか?
私だって、他にやりたいことはある。
私なりに、それに優先順位をつけて頑張っているつもりだ。
自分自身のこと、家族のこと、仕事のこと…、できるだけバランスをとってやっているつもりだ。

稼ぐべき時には稼ぎ、休みたい時には休み、遊びたい時には遊び…。
世の中には確かに、そういう生活を体現している人もいるだろう。
しかし、そんな人、いったい何人居るというのだ?
大半の人がいろいろなものを背負い、頑張っているんじゃないのだろうか?

だったらいっそのこと、フリーターにでもなればいいのか?
そんなんで今の生活、維持できるのか?


自分自身の心や体に余裕のない時は、つい、こんなことも思ってしまいます。
だったらどう言えばよいのか…。
やっぱり、まず、理解することからではないかと思います。


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コメント (2)
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