かぎやで風 【沖縄料理「レストランOKINAWA」(大阪・梅田)】のブログ

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くにぶん木の花

2012-05-30 | 三線、楽器
BEGINの歌っている「くにぶん木の花」がお気に入りです。

この曲は、サビの部分がうちなーぐちになっているので、
せつない感じで心を打ちます。

くにぶん木(九年母木)とは、シークワサーの木のことです。
「九年母木節」という曲もあるそうです。

「くにぶん木の花」の歌の訳は、とても良い訳を書かれている
ブログがありましたので、書かせて頂きます。

【歌詞】
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くにぶんぬ花が 白い花が咲いたよ
変わる四季(しち)を告げる 白い花が咲いたよ

思い出がひとつ 北(にし)ぬ風(かじ)に泣いたよ
手を引かれ歩いた ぬくもりが残るよ

西(いり)の坂道 日が沈み
子守唄(ふぁむれうた)がよ しみわたる

愛(かな)しゃあぼーよ んぞーぬしぐとぅ
美(かい)しゃ言葉(くとぅば)ぬあたたかさ
いちぬ世までぃ この胸の中
香(かば)しゃくにぶん木に抱かれて

くにぶんぬ花は 白い花は散るけど
変わる四季(しち)の中で 青い実が実るよ

東(あり)の空(すら)から 日が昇り
子守達(ふぁむれたぁ)のよ 声響く

愛(かな)しゃあぼーよ んぞーぬ笑顔を
想い出しては肝(ちむ)ふくら
いつか会える時が来るまで
香(かば)しゃくにぶん木に抱かれて

香(かば)しゃくにぶん木に抱かれて


【訳】
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シークァーサーの花が咲いた。
この花が咲くころに思い出す。

母親に手をひかれ歩いた・・・手のぬくもりが今も感じる。
西の坂道に日が沈み
子守唄があたりにしみわたる

愛しいお母さん あなたが私に話しかけたことは
本当にやさしく愛に満ちた美しい言葉であたたかかった
いつまでもこの胸のなかによみがえります

良い香りがするシークァーサーの木に包まれて

シークァーサーの白い花は散るが
青い実が実る。

東の空から日が昇るとき
子守達の声が響いてくる。

愛しいお母さん。
あなたの笑顔を想いだしては
胸がいっぱいになります。

亡くなったあなたにいつか会える時が来るまで

私はあなたを思い出す香ばしいシークァーサーの木に
いだかれ生きていきます。

あなたに会える時が来るまで
あなたの思い出がいっぱい詰まっている
くにぶん木にいだかれ
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参考:60過ぎの日々


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