NEKOとにゃんこ

猫たちのことと、私の日常と映画感想文など。猫の4コママンガも時々書いてます。

ミシン

2015年03月13日 | 日記
もう40年ぐらい前だろうか。嫁入り道具として私はミシンを購入した。そのころの最新版でコンピューターミシンの一番最初のころで、値段もかなり高かった。いろいろ機能が付いていて、自動で刺繍が出来たり文字が縫えたりと大変良いミシンだった。・・・が非常に重たくて常時置いておくところもなかったので、一度片付けると出してセットするのも面倒で、第一、不器用な私は洋服なんか縫う趣味も実力もないし、せいぜい雑巾を縫う程度で直線縫いだけあれば十分だった。なので便利機能をほとんど使うことはなかった。40年の間に数えるほどしか使わなかったし、手入れもしないので最近はうまく動かなくなってきたし、修理に出すのもなんだかなあってな感じになっていた。

最近はテレビショッピングとかで軽くて一万円ぐらいでミシンがあるし、私の実力から言えば直線だけ縫えれば十分だ。買い替えたいがミシンはひょっとして下取りできるかもしれないし、下取りできなくてもゴミとして捨てるのも難儀なことだしどうしようか迷っていた。
そんなときに近所のスーパーに出張販売でミシン屋さんが来た。チラシに下取りOKと書いてあったので持っていった。聞くと下取りはそれなりの値段のミシンを買ってもらわないとだめだと言われたが、それなら下取りしてくれなくていいから引き取ってくれとお願いした。私のミシンを見て古いがかなり良いものだったらしく、一万円クラスのミシンでも値引きするといってくれた。

4,5日して購入予定のミシンを持って説明に来てくれた。しかし安いミシンは糸調節が難しく、前のミシンは上糸と下糸の強さが自動で調節してくれたが、安いやつだと自分で加減しなくちゃいけなくて、それが何度やってもうまく出来ない。これでは結局使わないままになりそうだ。そこでちょっと高めだが自動で調節してくれてなおかつ余計な機能の付いてないのを買うことにした。

さっそく使ってみたがなかなか快適だ。さあせっせと雑巾を縫わなければ(←やっぱり雑巾かい!)