連合新潟ブログ

連合新潟・地協の活動報告・お勧めの逸品などの紹介をこちらのページでおこなっております。

2009春季生活闘争 中小総決起集会/拡大闘争委員会開催

2009年03月31日 | 活動報告
拡大闘争委員会・2009中小総決起集会を開催



拡大闘争委員会で、当面の取り組みを確認

連合新潟は、3月28日(土)東映ホテルにて、拡大闘争委員会(第5回執行委員会)を開催。「春季生活闘争当面の取り組み(その2)」を論議し、「経済危機からの脱却」と「組合員モラールの維持・向上」のためにも、賃金カーブの維持に全力を傾注し、更に物価上昇に見合うベアの確保に組織の総力を結集することを確認しました。

特設大テントの中で、「がんばろう」を叫ぶ

  新潟市中央区万代島のポップサーカス特設大テント内にて、2009年春季生活闘争中小総決起集会を開催。県内各地から組合員とその家族、500人が参加しました。
サーカス会場での開催は初めての試みであり、例年であれば屋外での開催となる中小総決起集会も、今年は職場、地域で春季生活闘争への理解と協力を深めるために、屋内開催とし、家族の参加を呼びかけたものです。
主催者を代表して、江花会長が「各組合の要求水準は昨年より上がっているが、経営側の回答は昨年より低い。これからが、県内中小労組の正念場である。パワーを結集して闘い抜こう」とあいさつ。続いて構成組織を代表して、UIゼンセン同盟の上松、基幹労連の新村、JEC連合の石黒の3氏が、09春季生活闘争の決意を表明しました。
 集会アピールは、青年委員会の富樫氏が「交渉環境の激変は、これまでの経営者の主張を問いただす機会。労働を中心とした福祉型社会へ舵を切ろう」と提案。全員の拍手で確認されました。
 集会は、佐藤副会長(副会長:労働条件委員長)のガンバロー三唱で閉幕。500人の声が、テント内に響き渡りました。
 その後は、組合員と家族が「経営者は雇用責任を果たせ!」、「賃金引上げ勝ち取るぞ!」など、ラブラ万代までデモ行進を行い、新潟市内にその声を轟かせました。

 醒めない夢がそこにある・・・ ポップサーカスを鑑賞

中小総決起集会前段では、福祉団体である中央福祉会(約130名)の招待を含む1300人の組合員とその家族が、新潟県初登場であるポップサーカスを楽しみました。ほぼ満員に近い入場者にサーカス団員も大張り切りで、次々とすばらしいテクニックで参加者を魅了しました。日本全国で活躍するポップサーカスは団員も国際色豊かで、ドックショーや、空中ブランコなどの他にも、多岐に渡るエンターテイメントに徹底し、大人も子どももハラハラ、ドキドキのショーを満喫しました。また、会場入り口に設置にした「トブ太カンパ」には、4,865円のカンパを頂くことができました。ご協力ありがとうございます。

県議会議員と情報・意見交換を実施

2009年03月23日 | 活動報告
連合新潟の四役が連合新潟推薦新潟県議会議員と第3回目となる懇談会を開催しました。

開会で安念副会長は、「現在春闘を全力で取り組んでいるが、定期昇給を凍結する、一時帰休を実施している企業も多く雇用問題も深刻だ。中央については労働者派遣法の改正について取り組んでいる。政策課題についてもご意見を賜りたい。今後とも運動に対して深いご理解をお願いしたい。」と挨拶しました。

連合新潟からは政府の雇用対策について、政策・制度について、2009春季生活闘争について、第80回メーデーについて説明し、意見交換を行いました。特に「ふるさと雇用再生特別交付金」「緊急雇用創出事業交付金」などの適正な事業運営について双方から意見が挙げられました。

今後も県内で働く者、生活する者のために推薦議員としっかり連携しながら取り組みを進めていきます。

2,739キログラムの救援米をカンボジアへ

2009年03月16日 | 活動報告
今年も連合新潟は「アジア・アフリカ救援米活動」に取り組み、県内5ヵ所の休耕田で収穫した米2,739キログラムをカンボジアへ送りました。

この日、新潟市中央区竜が島の日本通運倉庫前で「発送式」を行い、江花会長からは「飢餓に苦しむカンボジアへ救援米を送るのは12回目、生産者、組合員などへ感謝したい。今後もこのような取り組みを通してネットワークを拡げていきたい。」と挨拶がありました。

今年は三条市立長沢小学校の5年生児童から収穫したお米60キログラムも一緒に送りました。

世界や日本の食糧事情なども学習しながら、農業体験もできる、そして私たちが収穫したお米が同じ地球で生きる子どもたちの命を繋ぐ。ぜひ今年度も多くの方々からのご参加をお待ちしています。

県知事へ09春季生活闘争要請

2009年03月11日 | 活動報告
県庁にて、2009春季生活闘争における要請行動を行いました。江花会長から泉田県知事へ要請書を直接手渡し、生産調整に入っている企業で働く労働者の厳しい所得状況と、先行きを示せない経営者の誠意のない対応など、今春闘における労働者の現状と要請内容を申し上げました。

知事からは、新潟県としてできることをしっかり対応したい。と要請内容について概ね理解をいただきました。意見交換の中で、賃金引上げに向けた環境づくりについては、「積極的にやっていきたい」と心強い言葉をいただき、「地上デジタル放送テレビや電気自動車、太陽光発電パネルなどへの政府需要の創出によって、電機、自動車業界の雇用と賃金は守られる。」と具体的な提起もされていました。

最後に県内雇用の維持確保、創出に交付される「ふるさと雇用再生特別交付金」「緊急雇用創出事業」の事業が新潟の特色を生かした実のある事業となることを要望し、また、知事政策局との意見交換の場を作ることを双方で確認し終了しました。

今春闘は非常に厳しい状況だからこそ、労使がしっかりと論議する春闘だと全員が感じています。企業とは人間が幸せになるためにあるものです。経営者は人間、生活者、労働者が明日に希望を持って働けるように誠意ある態度で交渉に臨んでいただきたいと思います。

連合・国際女性デー「第17回にいがた集会」を開催

2009年03月07日 | 活動報告
1897年ニューヨークで起きた工場火災で、多くの女性たちがなくなった事に端を発し、パン(賃金・労働)と参政権(尊厳)を求めて3月8日に集会が開かれました。

その後この日は、女性の政治的自由と平等のために闘う記念日と位置づけられるようになり、1975年以来、国連の「国際女性デー」として各国でさまざまな行動が展開されています。

連合新潟女性委員会では今年もこの日(3月7日)、市内で集会を開催し、各構成組織などから85人(うち男性20人)が参加しました。
今回は越堂静子さん(ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)代表)を講師に迎え、「働く女性への挑戦」~賃金の男女差別は許さない~と題し講演いただきました。働く女性が4割を超える今、女性の問題は、労働者全体の問題です。

また、昨年12月8日に地方分権改革推進委員会の第2次勧告が出され、国の出先機関の見直しについて論議が進められています。地方ブロック単位の機関化により、雇用均等行政の機能低下が懸念されることから、この集会で、県内の女性労働者の強い味方である「雇用均等室」の【組織・機能を縮小させない決議】を参加者全員で採択しました。

働けずに困っている仲間を助けよう ―― トブ太カンパ実施中

2009年03月03日 | 活動報告
新潟市の古町十字路で「雇用と就労・自立支援カンパ(トブ太カンパ)」への協力を呼びかける街頭宣伝行動を行いました。

これは、昨年秋以降の急激な経済情勢の悪化に伴い、多くの方々の職が失われている状況に対して、連帯を呼びかけ、制度のはざまで困窮している人たちのためにカンパ活動を全国で展開するというものです。カンパ期間は3月3日から5月31日までの約3ヶ月間。労働組合の仲間だけでなく、新潟県民へ社会的運動として呼びかけを行います。

全国で寄せられた善意のカンパ金は、雇用創出や就労支援・自立支援を行っているNPO事業などへ寄付し、助け合い、尊重しあい、支え合い、その中できちんと自立できるようにお互いに頑張り合う社会の実現に使われます。



日本のことわざに「情けは人のためならず」という言葉があります。勘違いされがちな言葉ですが、「情けをかけることが結果して自分のためになるんだよ。」という意味の言葉です。

私たちは、働きたくても仕事に就けず苦しんでいる仲間を一人でも多く救いたいと強く思っています。多くの方々からご協力をいただき、すべての人が人間らしく生活できる社会に向けて連帯し、助け合いましょう!