WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

行く夏

2006-08-31 | Diary
一昨夜の雷雨が、どうやら秋を運んできたようで、 涼しい夜が続いている。 とっぷりと日が暮れてから、今日も少し雨が降った。 帰り道、せわしげに鳴いていたツクツクボウシの声が、 すっかりコオロギやキリギリスなど秋の声になった。 季節の境目はゆっくりではなく、案外劇的に変わっていると感じる。 夏休みも今日で終わり。 家族みんなで花火をした。 誰がいつ買ったのか分からない、なぜか家にあった花火セット。 . . . 本文を読む

一番手の腕時計

2006-08-30 | Favorite
ダイバーズウォッチのバンドが切れたので、 新しいのにとりかえた。 バンドを換えると時計に新しい生命が吹き込まれたようで、 また違ったフェイスに見える。 切れる前のバンドは透明のものでポップなイメージだったが、 今度のはネイビーブルーでちょっと優等生的な装い。 思い起こせばこの時計、 高校2年生の時に今は亡き父に買ってもらった。 SEIKO社製で当時で35,000円もした。 「高校生の分際でそん . . . 本文を読む

かんがえるアマガエル

2006-08-28 | Nature
今日は振替の休みだったので、 宿題の終わった息子と近所の植物園へ。 途中の道でアマガエルがいたのでパチリ。 最近あまり見かけなくなったなぁ。 カメラを近づけても、じっとして動かずにいるところが愛らしい。 カエルといえば、いわむらかずお氏の 「かんがえるカエルくん」という絵本はおもしろい。 かわいくって楽しくて、私が思うに哲学的な内容も含んでいる。 確かにアマガエルをじっと見ていたら、 なんと . . . 本文を読む

ムクドリの大群

2006-08-27 | Nature
昨日の帰り道、駅前の電線に数千羽、いや数万羽の、 ムクドリの大群がとまって、やかましく鳴いていた。 まるでヒチコックの映画みたいな、 光景に道行く人も足を止めて見入っていた。 私も自転車から降りて、思わず写真を撮った。 その数が膨大でこの写真はほんとの一部分だが。 最初見たときは渡りをするための準備で集合しているのかなと思ったが、 ムクドリは留鳥で渡りはしないとされている。 ネットで調べると . . . 本文を読む

フライフィッシングの密やかな愉しみ7

2006-08-26 | Flyfishing
Dream Fishing 朝、川のせせらぎの音で目覚める。 シュラフから抜け出て、テントから顔だけ出して、外を眺める。 文句のつけようがないくらいいい天気だ。 さっさと身支度をして、ベストに腕を通す。 緩やかな斜面を下ればすぐ川に出る。 川の水で顔を洗い、冷たい感触でまだ眠っていた頭がやっと動き出す。 3本継ぎのショートロッドにラインを通してその先に、 16番のエルクヘアカディスを結ぶ。 . . . 本文を読む

地蔵盆と夏バテと

2006-08-24 | Diary
今朝は3箇所で地蔵盆のお飾りがしてあるところを見つけた。 「やっぱりこの辺りでも、下町ではやっているんだ」と、 ちょっと嬉しくなったが早朝なので誰もいない。 私が子どもの頃は嬉しくて朝から、 数珠回しがいつかいつかと待ち焦がれていたものだが・・・ しかしこの暑い日中、こんなところで遊ぶ子どもが果たしているのだろうかと、 疑問に思いながら通勤路を急いだ。 もちろん昼間は仕事なので、それを確かめる . . . 本文を読む

川の事故

2006-08-22 | Diary
今日の午後、雷鳴が鳴り響いたと同時に、もの凄い雨が降ってきた。 まるで熱帯のスコールのように雨で、すぐさま止んだ。 傘をさして歩けるような雰囲気ではなく、 道行く人は雨宿りしてその場をしのいでいた。 こんな集中豪雨が最近よくニュースになる。 今日も山形県で小学生が2人、 先日は神奈川県の酒匂(さかわ)川で鮎釣りの方が亡くなった。 川釣りをする人なら分かると思うが、 渓流で鉄砲水というのは本当に . . . 本文を読む

夏蔦や つはものどもが 夢のあと

2006-08-21 | Diary
昨日は生協でムシキングの親子大会があり、 甲子園で熱い決勝戦が行われている間、ちょうど息子と私二人も、 熱いムシキングの戦いに興じていた。 息子が負けると次に親が出てきて仇を討つという(返り討ちに逢う事もあるが)、 最近ではお目にかかれない親子愛を育むなかなかの企画である。 (子どものケンカに親が・・・といしう説もあるが) 一回戦は即敗れた息子の後を、私が盛り返して、 相手の親子二人を立て続けに . . . 本文を読む

ヤマトシジミとゴーヤの赤ちゃん

2006-08-20 | Nature
畑がなくなってはや2ヶ月。 義父が非力ながら庭にゴーヤの苗を植えていた。 それにも花が付き、今日見るとかわいいヤマトシジミが、 受粉に勤しんでいた。 そしてそういった虫たちのおかげで、 ゴーヤの実の赤ちゃんが小さいながら結実していた。 四六時中観察していないので普段は気づかないが、 こんな自然の営みは、途絶えることなく行われていることに感心する。 いくら科学が発達しても葉っぱの一枚も . . . 本文を読む

Ice Bourbon

2006-08-19 | Favorite
昨日に引き続きバーボンの話。 Jim Beamにオマケでついていたショットグラスの外箱に、 簡単なカクテルレシピがついていた。 それによると、Jim Beamを冷蔵庫のフリーザーに入れる。 10時間以上冷凍して、“トロトロ”になったところを、 ショットグラスに入れて飲む。 レシピとは呼べないこの簡略化された表現に魅かれてやってみた。 何より「トロトロ」という言葉にメロメロになった。 フリーザー . . . 本文を読む

Bossa Bourbon

2006-08-18 | Favorite
今日は金曜日、明日は休みということで やっぱり仕事が引けると開放的な気持ちになる。 夕方になっても暑いので避難がてら、帰りにビールかチューハイでも買おうと、 フラフラと酒屋に寄ってみた。 店内をお買い周り(店内放送でよく聞くけどこんな言葉あるのか?)していると、 別の棚でふと特価のバーボン、Jim Beamが目に入った。 久しぶりにバーボンが飲みたくなって、ソーダと一緒に仕入れてしまった。 昨 . . . 本文を読む

五山の送り火と地蔵盆と

2006-08-16 | Diary
今日は五山の送り火。 いわゆる大文字の灯し火。 高層ビルが規制されている京都でも、 5山全部(大文字、左大文字、舟形、鳥居、妙法)を平地から見るのは難しく、 この夜だけ開放される近所で一番高い電電公社のビルに上って見たものだ。 もう何年も見ていない。 最後に自分の目で見たのは親父がまだ生きていた頃。 長女を連れて一緒に見た覚えがある。 先祖の霊を見送るためのものだが、 そんな気持ちで送り火を . . . 本文を読む

甲子園燃える

2006-08-15 | Diary
今日はお盆だが仕事。 通勤自転車で甲子園駅の近くを通ると、電車から人の波。 この時期の甲子園は朝っぱらから熱い。 職場は他の職員が休みなので、 クーラーの効いた部屋で留守番がメインワーク。 昼間に近くの郵便局に出かけるとまるで熱波のような暑さ。 こんな中で野球をしている高校球児と、 応援をしている皆さんはすごいなぁ・・・ などと思いながら帰りに商店街を歩いていると旅館がある。 ここは東京地区の . . . 本文を読む

前歯抜ける

2006-08-13 | Diary
先週、7歳の息子の上の前歯が立て続けに抜けた。 もう下から新しい歯がのぞいていて、自然の摂理と言うことなのだろうが、 前歯の抜けた顔は、人相が全く違って見える。 ルックスとしての顔の中で、歯が重要な要素を占めているのがわかる。 抜けた歯は口の中に納まっていた頃よりは小さく見えて、 なんだかとても頼りなげだ。 自分の歯が抜けた時、それは石みたいで、 今まで体の重要な一部だったという感じがしなかった . . . 本文を読む

懐かしい顔

2006-08-12 | Diary
昨夜は三宮で、以前の会社の仲間達と飲んだ。 数年ぶりに顔を合わせた友人もおり、懐かしい話で盛り上がった。 やがて話題はもっぱら「最近の若い衆は・・・」。 私達も昔は若い衆で、きっとその頃の先輩達からは、 同じように言われていたのだと思うが・・・ それだけ年を取ったと言うことだろう。 私も昔はがむしゃらに働いたこともあったが、 今の話を聞いているとやっぱり昔はのんびりしていたなぁという気がする。 . . . 本文を読む