建国記念の日や天皇誕生日などの国民の祝日に家の門や玄関に「日章旗」を掲げると、こちこちの保守主義者とみなされたり、ひどい時は「右翼」の家だとまで言われそうであるが、このような日にも絶対に日章旗を掲げない人でさえオリンピックの会場では大っぴらに「日の丸」を振り、顔の額にも日の丸を描いた鉢巻をしめ、頬にも日の丸のシールを貼るなどして日本選手の競技に声援をおくっている姿がテレビの画面に数多く登場する。
まるで「にわか仕立ての右翼」になったかのように観客席には日章旗があふれている。
でも、むろんバンクーバーの競技会場では日章旗だけが目に付いているわけではない。
星条旗や五星紅旗、大極旗、ユニオンジャック旗、縦に青白赤や緑白赤、横に赤白青や黒赤黄などの各種の三色旗、開催国のカエデ旗などまことに多彩な各国の国旗が競技会場の観客席では入り乱れている。
むろん、それぞれの国の選手を応援するために振られるのであって、他国の選手に応援するためではない。
いわば全世界の右翼?がカナダの西海岸に結集したかのようである。
でも、それぞれの国旗を大振りする人たちの多くは日常的に政治や右翼的思想とはほとんど無縁であることだけは確かのようである。それにしても、五輪マークの入った旗を振る人がほとんど居ないのはオリンピックの現状であろう。
また、例えば我が山形市出身の加藤条治選手に対して山形県旗や山形市旗を振ったら山形県や山形市の宣伝にもなったであろうに、むろんそのような姿をテレビ画面ではお目にかかることはなかった。まことに野暮ったさ満点の記述でしめることになった。
※写真はインターネットニュースより
まるで「にわか仕立ての右翼」になったかのように観客席には日章旗があふれている。
でも、むろんバンクーバーの競技会場では日章旗だけが目に付いているわけではない。
星条旗や五星紅旗、大極旗、ユニオンジャック旗、縦に青白赤や緑白赤、横に赤白青や黒赤黄などの各種の三色旗、開催国のカエデ旗などまことに多彩な各国の国旗が競技会場の観客席では入り乱れている。
むろん、それぞれの国の選手を応援するために振られるのであって、他国の選手に応援するためではない。
いわば全世界の右翼?がカナダの西海岸に結集したかのようである。
でも、それぞれの国旗を大振りする人たちの多くは日常的に政治や右翼的思想とはほとんど無縁であることだけは確かのようである。それにしても、五輪マークの入った旗を振る人がほとんど居ないのはオリンピックの現状であろう。
また、例えば我が山形市出身の加藤条治選手に対して山形県旗や山形市旗を振ったら山形県や山形市の宣伝にもなったであろうに、むろんそのような姿をテレビ画面ではお目にかかることはなかった。まことに野暮ったさ満点の記述でしめることになった。
※写真はインターネットニュースより