山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

カカ天下に沸く芭蕉宿泊の小さな町

2007-12-29 14:24:04 | Weblog
 カカア天下といえば上州の国群馬県。でも、世界のサッカー界はカカ天下となった。
 そのカカ天下で山形県内の小さな町が沸きかえったまま年を越しそうだ。
 その町とは最上川の本流が流れていない「最上町」。奥の細道で芭蕉が奥の細道の中で宿泊した封人の家(旧有路家)と温泉、距離スキーで有名であるが、また世界で初めて徒歩で北極海と南極大陸の横断に成功した大場満郎氏の出身地でもある。
 つまり、日本史上最も著名な文化人が立ち寄り、また世界的冒険家が出生した町であるが、現在は世界的スポーツマンが少年時代に親善試合を行った町として沸き返っている。町長の名前と顔を知らない町民は居ても、カカの名前(本名はリカルド・イグゼソン・ドス・サントス・レイチ)と顔を知らない町民は居ないようだ。
 12月16日のFIFAワールドカップ・サッカーの決勝戦でACミラン(イタリア)が優勝し、カカが主力選手としてその優勝に大きく貢献した。
 その彼は14年前の1993年に彼が11歳の時に「もがみ国際交流協会」がブラジルの少年サッカーチームを招聘して最上町の少年チームとの交流試合を行われたが、その中の非凡な少年が彼だったとのことである。
 まさに世界もカカ天下だが、最上町もカカ天下なのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする