贅沢な時間

暖かく　カラリと晴れわたる日曜日の午後

クルマの走る音も聞こえず　鳥の鳴き声もなく　　街がシーンと静か

みんな　何をしてるのだろう　　　どこへ行ったのだろう

わたしは　おやつも食べ飽きて　珈琲も飲み飽きて　本も読み疲れて　ボンヤリ

昼寝しようにも眠くなく　外歩きの気分でもなく　ほかほか浮かぶ雲を眺めている

為すべきこともなく　ボーッとしていられる平穏こそ　幸いな日常なのだろうな

大変　贅沢な時間だと思う

なにか用事を見つけるまで　ぼっさり日向ぼっこをしていよう　
　　　　　　

な～んにもしない曜日

穏やかな晴天の今朝は　定時に目覚めてしまったので　無理矢理　二度寝をする

昨日のうちに　あれこれ買い物を済ませたので　今日は外へ出ないで過ごす

ゆっくり新聞を読みながら　温かい牛乳とパン

珈琲を淹れて　お菓子も摘まむのが　休日の朝のあり方　　　くふふン

お掃除も洗濯も　昨日のうちに済ませたので　ホントに　のんびりする

今日は　ひたすら本を読もうっと　　


昨日の新聞に　本日公開映画の紹介が載っていて　興味がわき　昨夜のうちに観てきた

“　ふたりの女王　メアリーとエリザベス　”

時代考証がしっかりしていて　お城　髪型　服装など　あの時代の物語を堪能した

生まれた時代と環境と境遇に生かされていくのだとしても　無思慮であってはならず

最大限　自分に誠実でなければならないと思う

ふたりの女王は　それぞれに自分らしく考え　行動して　見事に生きている

まわりの男たちは　利己的で近視眼的な言動を繰り返している

自分の利ばかりにとらわれている者は破滅するのである

いつの時代でもそうであると思う

ふたりの女王は対立せずに生きられなかったのだろうか

外国は宗教がからむから　余計に戦が起きる

良きキリスト教の信者が　なぜ　他人を殺戮するのだろう

昨夜は眠りの中にまで　映画の余韻があらわれて　いろいろ考えながら眠ってた　
わたしらしく　ちゃんと生きるって　どうなんだろう　

大急ぎの 雛祭り

毎年　バレンタインデーがすんだあたりから　次はお雛様飾り　と心の準備をするのだけれど

毎日　日のべを繰返し　このたびも　やっと三日前に飾った

変わらぬかわいいお顔を見ながら　一年がたったのだなぁと思う

このお雛様を見てくれた友人のことを思い出したり　あるときのわたしの想いを思い出したり

巡りくる季節の催しごとは　過ぎた日々を思い出す時でもある　


暖かい日　小寒い日　今日はまた雨予報の日

桜木の枝先が　ほんのり朱に和らいで開花の準備をしているように見える
春がめぐってくるのだなぁと　なぜだか　しんみり思ってしまう