原作が世界中でよく読まれているので わたしも映画化には熱い期待と興味シンシンが大きかった
あらすじを知っているわたしは 随所を俳優がこんなふうに演じてる と冷静に観てしまうけれど
原作を読んでいない人たちには 主人公たちが謎を解いていく高揚感は伝わっただろうか
大学教授の主人公がキリスト教や絵画について解説したり会話したりして 解き方がひらめいていくとき
映画では 人物の表情のアップや切り替え 場所の移動がせわしなく バタバタした雰囲気になっている
観客にあらすじをわかってもらわなければならないのに この司祭は誰と繋がり何に奔走しているのか
人物の過去がフラッシュバックする絵が入るけど なぜ どういう場面なのか わかりにくい
司祭とシラスのエピソードは見せてほしかったし 謎は ゆっくり解いていってほしかったなぁ
謎解きサスペンスのミステリーだから 画面にそういう雰囲気も盛らなければならないだろうけど
視覚でそれらをわかってもらい共感してもらうためには 時間枠の中で監督は大変だろうと思うけど
なんだか気ぜわしく移動してばかりいるある種の軽さが 画面から感じられて 惜しいなぁと思う
ルーブル美術館や何百年も前に建てられた修道院が舞台なのだから ルキノ・ヴィスコンティの作品のようなゴージャスな雰囲気の映画を期待したが ルーブルの圧倒的大きさ 館内の重厚な空気が感じられず 古い修道院や教会の霊的畏怖感も漂わず 映画画面の手応えは薄いなぁと思う
何をどう撮るかは やはり監督の個性持ち味が表われるのかもしれない
主役はトム・ハンクスではなく ほかの俳優のほうがよかったような気がする 監督も・・・ 苦笑
お話がそうであるだけに 視覚から受ける厚みを期待していたので ふつうのサスペンス映画の印象である
あらすじを知っているわたしは 随所を俳優がこんなふうに演じてる と冷静に観てしまうけれど
原作を読んでいない人たちには 主人公たちが謎を解いていく高揚感は伝わっただろうか
大学教授の主人公がキリスト教や絵画について解説したり会話したりして 解き方がひらめいていくとき
映画では 人物の表情のアップや切り替え 場所の移動がせわしなく バタバタした雰囲気になっている
観客にあらすじをわかってもらわなければならないのに この司祭は誰と繋がり何に奔走しているのか
人物の過去がフラッシュバックする絵が入るけど なぜ どういう場面なのか わかりにくい
司祭とシラスのエピソードは見せてほしかったし 謎は ゆっくり解いていってほしかったなぁ
謎解きサスペンスのミステリーだから 画面にそういう雰囲気も盛らなければならないだろうけど
視覚でそれらをわかってもらい共感してもらうためには 時間枠の中で監督は大変だろうと思うけど
なんだか気ぜわしく移動してばかりいるある種の軽さが 画面から感じられて 惜しいなぁと思う
ルーブル美術館や何百年も前に建てられた修道院が舞台なのだから ルキノ・ヴィスコンティの作品のようなゴージャスな雰囲気の映画を期待したが ルーブルの圧倒的大きさ 館内の重厚な空気が感じられず 古い修道院や教会の霊的畏怖感も漂わず 映画画面の手応えは薄いなぁと思う
何をどう撮るかは やはり監督の個性持ち味が表われるのかもしれない
主役はトム・ハンクスではなく ほかの俳優のほうがよかったような気がする 監督も・・・ 苦笑
お話がそうであるだけに 視覚から受ける厚みを期待していたので ふつうのサスペンス映画の印象である