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ミヤキン☆ブログ

某ユーチューバーもまっさおの不定期ブログがはじまりました…。

さわら

2018年05月26日 | ミヤキン

 

魚へんに春と書いてサワラ


細長い魚体が特徴で

狭い腹…せまいはら…サ ワラが語源

 

産卵期に沿岸へ寄って来るため

春を告げる魚として字源となった

 

 

 

 

鰆のカルパッチョ

インサラータ ルッサ仕立て

¥1.500

 

身質のなめらかな鰆は

キメの細かい雪室じゃがいもを

インサラータ ルッサ…

ピエモンテの郷土料理

ロシア風ポテトサラダを添えて

カルパッチョにしました

 

 



合わせるワインはピエモンテ州の

2016 Roero Arneis / Giovannni Armond

 

やわらかいテクスチャーと

ほどよい果実味と酸味が

炙った鰆の焼き目や

アンチョビの旨味と対話します

 

 

鰆のように

まだまだ出世したいものだよね…

 

 

 

ミヤキン(サゴチ)

 

 


しらす御殿

2018年05月25日 | ミヤキン

 

長靴でいうところの

つま先にあたる

唐辛子の名産地

カラブリア州

 

貧乏人のキャビアと呼ばれ

親しまれているのは

鮮度の良い生しらすを

唐辛子と塩で漬け込んだ発酵食品 

ロザマリーナ


 


赤玉葱とロザマリーナのスパゲティ

¥1.400

 

激辛ながらも

しらすの奥深い旨味が

ひとくち またひとくち…と

汗を拭くことを忘れさせてくれます

 

貧乏人でよかった

と思える一皿です

 

 

 

 

合わせるワインはカラブリア州の

2013 Ciro Rosso Classico Superiore

/ Scala



どこか郷愁感のただようエチケット…

グラスのフチを彩る

レンガ色がかったワインが

夕焼けをバックに遊んだ幼少期を

思い出させてくれます

 

 

…おっと

忘れるところでした

お金持ちの方々

朗報です




レガーロでは自家製のロザマリーナを

販売しております


パスタの隠し味や

餃子のタレ

焼き肉のタレ


はたまたバケットに

クリームチーズと一緒に添えれば

簡単にパーリーピーポーに

大変身です


これからのBBQシーズンに

少し差のつく焼肉のタレは

いかがですか?




ミヤキン


ピサンリ

2018年05月11日 | ミヤキン

 

和名はたんぽぽ

 

日本ではキングオブ雑草として

他の追随をゆるさない多年草だが

海外ではその見た目から

ダンデライオン=ライオンの歯

と呼ばれ親しまれている

 

またピサンリとはフランス語で

ベッドの中のおしっこ という意味で

たんぽぽに利尿作用が

あると考えられているからだそうな

 


 

 

ピサンリと鮑のタリオリーニ

¥3.000

 

旨味たっぷりの鮑と肝のソースに

絶妙な歯ごたえのタリオリーニ…

シャキシャキとして

苦みの効いたピサンリが

ほどよいアクセントを演出してくれます

 

 

合わせるワインはヴェローナの

'12 Valpolicella Ripasso / L'Arco

 

 

 

 

リパッソ由来のふくよかな果実味が

肝の香り ピサンリの苦みを

やさしく受け止めてくれます

 

 

名前が何だと言うの?

タンポポと呼ばれるあの花は

他の名前で呼ぼうとも

あの苦みは変わらない…

 

by ジュリエット

 

 

 

ミヤキン

 


駿河湾 用宗港のしらす

2018年05月10日 | ミヤキン



カタクチイワシやイカナゴ

ウナギ アユ ニシン などの

体に色素がなく白い稚魚の総称

 

シラウオとよく混同されるが

まったくの別物

 

ちなみに

 

釜揚げしらす

しらす干し

ちりめん

 

の順に水分の含有量が減り分類される

 

 

 

 

駿河湾 用宗港産

しらすの冷製カペッリーニ

 

パッキパキに茹で上げた

冷たいカペッリーニに

バジル トマト アーモンドを合わせた

シチリアのトラパネーゼソースを絡めて

口の中でフワっとなくなる

用宗港の生のしらすを

楽しんでいただく一皿です



合わせるワインはもちろんトラパニの

NV Metodo Classico Brut / Funaro





瓶内二次発酵由来の

クリーミーな泡立ちとイースト香が

アーモンドのナッティな味わいと

見事に調和します

 

 

もうすぐ終わってしまう予定です… 

お早めに!!

 

 

 

ミヤキン

 

 

 

 


マジョラム

2018年04月20日 | ミヤキン

 

シソ科の多年草で

ハーブとして様々な用途に用いられる

オレガノの親戚

 

ギリシャ語の山(オロ)喜び(ガノ)が語源

 

ローマでは幸せの象徴とされ

結婚する若い二人が

オレガノの花の冠をする習慣が

今も残っているそうな

 

また中世ではホップが使われる前

オレガノの苦みを代用していたそうな

 

 

 

 

オレキエッテ 仔羊のトリッパと空豆の煮込み マジョラムの香り

¥1.800

 

 

複雑な香りのトリッパと

なめらかな質感の空豆を

プリプリとはじけるオレキエッテと

やさしい甘い香りのマジョラムが

ワン フォー オール

オール フォー ワン…

 

三銃士もびっくりの味わいです

 

 

合わせるワインはカンパーニャの

'10 Milleuve Rosso / Nicola Manferrari

 

 

 

 

まさにミッレ(たくさん)

ウーヴェ(ぶどう)が

オール フォー ワンなわけです

 

 

 

ミヤキン

 


娼婦風スパゲッティ

2018年04月20日 | ミヤキン

 

ナポリ発祥のイタリアを代表するパスタ

スパゲッティ プッタネスカのこと

 

 

娼婦風スパゲッティをウィキると

それはそれは時代錯誤な

解説をされていました…

 

ブログでは書けませんので

興味がある方は調べてみてくださいね

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/プッタネスカ

 

要約すると

忙しい娼婦さんが海のモノも畑のモノも

ごった混ぜに作った…とのこと

 

 

 

 

娼婦風スパゲッティー

¥1.400

 

アンチョビ ケイパー 黒オリーブによる

旨味の溶け込んだトマトソースを

バッキバキに茹で上げた

スパゲッティでいただきます

 

 

合わせるワインはカンパーニャの

'11 Terre del Volturno

  "Sabbie di Sopra il Bosco" / Nanni Cope

 

 

 

 

南イタリアらしい熟れた果実の香り

たっぷりとした旨味と

緻密な酸とタンニンのバランスが

プッタネスカにリズムを添えてくれます

 

 

このレシピを思いついた娼婦さんは

料理人の方が向いていたかも知れません

 

 

 

ミヤキン

 

 

 


蛍烏賊

2018年04月19日 | ミヤキン

 

全身が青白く光る

多くの謎に包まれた神秘的なイカ

 

ほどよいワタの旨味と

甘味のある身が楽しめる

富山湾の春の風物詩

 

 

 

 

蛍烏賊と山ウドのサルタート ソレント風

 


丁寧にソテーした

口の中で弾ける蛍烏賊に

春の香りたっぷりのウドを添えて

南イタリアのソレント風に

レモンのマルメラータと

旬の柑橘 文旦を添えたアミューズです

 

合わせるワインはカンパーニャの

NV "DUBL"  / Feudi di Sangregorio






シャンパーニュはRMを代表する

ジャックセロスと

南イタリア

黒船来航サングレゴリオのダブルネーム


クリーミーな泡立ちと

熟れた柑橘の香りが

あくまでもイタリアを感じさせる

満足度の高い一杯


グラスで800円て…早いもの勝ちです

 

 

 

ミヤキン

 


甘酸っぱい思い出

2018年03月24日 | ミヤキン

 

5年くらい前の話…

 

当時 僕は四谷三丁目のフレンチで

仕事をさせていただいていて

荒木町も近いことから

色々なお店に行き

当時のボスに食事をごちそうになっていました

 

その中でも特にすばらしかったお店は

勤務先から歩いて1分ほどにある

ラヴィータというイタリアンレストラン

 

路地裏にひっそりとあるこのレストラン

お世辞にも入りやすい雰囲気ではないw

 

ただ一歩足を踏み入れれば

まるで初めてイタリア旅行をした時の

あのトラットリアのあの空気が

ソコには間違いなくあるのでした

 

ドキドキしながら食べた

鮪のカルパッチョに添えられた

赤い果実の甘酸っぱい余韻は

今もまだ続いています…

 

 

 

 

鮪と赤い果実のカルパッチョ シチリア風

¥1.500

 

 

 

 


合わせるワインはシチリアの

2012 "San Lorenzo" Etna Rosso / Girolamo Russo

 

エトナ火山の北側の斜面で醸される

エレガンスと凝縮感を併せ持つ

若き醸造家の熱い思いが

古い思い出話を色濃くさせるのです

 

 

 

ミヤキン 

 


オグラ漁延期のお知らせ

2018年03月19日 | ミヤキン

 

明後日21日に予定しておりました

小倉のシラス漁ですが

23日の金曜日に

変更させていただく事となりました

 

みなさまには大変ご迷惑をおかけします

ご了承ください

 

よって

21日は通常通りの営業を、

23日の営業に関しましては

小倉不在の中

吉田がご案内させていただきます

合わせてご理解ください

 

 

レガーロ 宮部 拓也


Re タケノコ 

2018年03月15日 | ミヤキン


むかしむかし

とんちで評判の小僧さんがいました


ある日 隣の屋敷のお侍さんが

タケノコの皮をザルに入れてきて



「わしの屋敷へコヤツが

   挨拶も無しに生えて出た

 無礼なヤツなので刀にかけてやったが

 カラダはワシが茹でて食う

 しかし

    はぎ取った着物は返してやろう」

とザルをつきだしました


「お寺のタケノコを独り占めして

 皮だけ持って来るなんてヒドいや

 よ~し みていろ!」


一休さんがお侍さんの屋敷へ行くと

タケノコがちょうど

茹で上がるところでした

「たとえ、タケノコであっても

 ねんごろにお経をあげて

 弔ってやらねばなりません

 ですから

 このタケノコのカラダを

    頂いてゆきます」


一休さんは茹でたタケノコを持ち帰ると

さっくりとお経をあげて

あとは皆で美味しくいただきました

 

ちゃんちゃん♪



 

 


筍のオーブン焼き 

フォアグラ風味のフォンドゥータで

おひとつ ¥1.500





合わせるワインはヴァッレダオスタ州の

2010 "Attente" Chambave Muscat / La Crotta di Vigneron


14世紀にまでさかのぼる

伝統的なワインの個性が

タケノコの甘み 香りを優しく

包み込んでくれます

 

ちなみに一休さんも

室町時代 (1336年〜1573年)のお話…

なのは偶然ではない…はず?

 

 

 

ミヤキン


P.S.

インスタグラムはじめました〜

@ristorante_regalo