お早う御座います、薄曇りですが気温は高く暖かな日に成りました。
私は怪我が元で、足、肩などを手術をして居ますので、体は比較的低温なので20度を超えないと
暑いとは思えず、今日も外に出ると暖かいのですが、中で仕事をして居ると寒いくらいに感じます。
昨夜観光協会の役員会が有り、17.18に有る知床開きが迫って来てますので、今年が最後だと
言う事も有り最後のイベントの花火大会が、どれほど大規模な物か楽しみである、と皆さん役員さん
達は声をそろえて色々な話が盛り上がりました。
知床開きの歴史は一番先に私の住んでいる町内の天狗岩という所が発祥の地で、まだ若かった人達が
何かやろうと言う事に成り、踊りを踊ったのが千人踊りとなり、皆で楽しんだ者である。大きな千人
鍋で(昔のニシン窯)で人が集まる様にニシン窯を使い美味しい汁物を作って食べた者ですね。
そんな歴史のある祭りも、人口減や若い人の流失、など色々な問題を抱えて歴史的にこの先は続ける
ことが困難になり、今年で最後の開催と成って終います。
秋には漁火祭りが執り行われておりましたが、此方も今年で終了となり、昆布場前の知床開と、漁火
祭りが一本化して、来年度より新たな祭りを発足させる事に成っております。
漁火祭りではサケ漁のセリを漁協青年部に方々が行い、サケ漁の若い人達が威勢の良い競り子に成って、
色々な地方から見えたお客さんが競り落とし、何本も車に積み込んでは喜んで帰る姿は、遣って良かっ
たなと思える瞬間でもありました。
力に自信の舟子儀にチームで挑戦したり、カラオケで楽しんだりと、一日中が楽しみてんこ盛りでした。
最後の楽しみはい、くら丼の無料配布に並んで、いくら丼を頂く人で列を作って並んだものでしたが、
近年は水温が上がって、サケの水揚げが極端に少なくなり、まるっきり鰤に獲って代わって終いました。
一年で一番楽しい季節でしたが、知床開きが終わり、いよいよ羅臼昆布の漁が始まり、忙しい夏に向かい、
秋の鮭漁に変化していく季節でも有りますが、漁は水温や自然環境に翻弄され、秋の漁がどんな年に成るか
は定かではないが、知床開きも漁火祭りも楽しい思い出を子供や孫に引き継いでいって欲しい物と思って居ます。