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そーれりぽーと

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プライスレス 素敵な恋の見つけ方

2008-04-01 | 劇場映画れびゅー
オドレイ・トトゥ主演の、フランス製ラブコメ『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』を観てきました。
★★★★

お金じゃ買えない“恋”がある。
どっかで聞いたような日本のコピーとタイトルに合わせて、冒頭いきなりマスターカードでのお支払い。
そこでカード会社のコマーシャル映画なのかとちょっと心配になったけど、それはそこまで。
純粋に楽しいラブコメでした。

一見ハイソ(最近何でもセレブって言葉を使うのがはやりだけど、セレブリティーって意味が違うし、こういう場合ハイソサエティーって言葉のが本来よな)な買い物好き女性と、高級リゾートホテルで働いてはいるけれど冴えないウェイター。
その女性の勘違いから、ウェイターは身分を偽り、客の一人として彼女に急接近。一夜限りのベッドを共にしてしまう…。
女性は年配の彼氏と宿泊していたはずなのだけれど。

一年ぶりに再会し、ウェイターが身分を偽った事と、彼女の本性が露呈。
目指せ玉の輿!なビッチな女と、彼女をストーキングする男の駆け引きがむちゃくちゃ面白く、本物に身を包んだ偽者二人が、実は惨めなところがサイコー。

フランス映画やイタリア映画にストーカーって言葉は無縁ですね。
イタリア的、恋愛マニュアル』でも感じたけど、すぐに「す、ストーカーやん」って反応してしまう俺ってとても日本人らしく、無粋な気がして恥ずかしいw

見所は、なんと言っても豪快なショッピング!
一度その味を占めたら、玉の輿に乗るのに必死になるのも理解できるw

あんなにやってもらえるなら俺も飼われたいかもw

ネタバレ
この映画が面白かった一番の要因は、未亡人マドレーヌの存在。
劇中、「そんな手は何度も通用しない」と、ジャックを嗜める場面があるけど、彼女も昔はイレーヌのようにして、今の地位を手に入れたんじゃないだろうか。

地位と資産は手に入った。
でも、ジャックのようにお手軽な男をペットにする事は出来ても、結局愛は手に入らなかったんだろうなぁ…。
金が目当てと知った途端に女を捨てるおっさん達と、全部わかっててもペット男を許して近くに置いておきたいとすがってしまうマドレーヌは対照的。

お金は無くても結局愛かい!てな突っ込みはせず、不安なんてどこ吹く風な二人の未来に1ユーロ。
ああ、やっぱりフランスはオサレな国です。



アメリ

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