天下分け目。がんばれアルジェリア！

　今日はワールドカップ本戦出場をかけたアルジェリア＝エジプト、天下分け目のプレーオフの日です（といっても試合開始は日本時間で明日の午前2時台ですが）。この日にはこの試合だけじゃなくて、世界各地で本選出場を決める最後の戦いが行われるんですね。

　もともとこの両国、仲が悪いのです。
　先日のカイロでの試合のときは、対戦する両国の記者たちまでプレスルームで殴り合いの喧嘩をやってたそうです。

　しかしこれまで、ずいぶんエジプトに有利にことが進められている感じがします。

　17日の朝日新聞に載せてあったL'Equipe（フランスの有名なスポーツ紙です）記者の記事を読むと：

　カイロでの試合前にはアルジェリア選手団のバスがエジプトの暴徒に襲われ、選手がけがまでしたのに、FIFAからはエジプトに対してほとんどおとがめなし。
　問題の試合では異様に長いロスタイムを取られて、ラストプレーでエジプトの二点目が入る。
　アルジェリアはプレーオフのチュニジア開催を要求したのに容れられなかった。スーダンのハルツームでという決定はエジプト寄りかなと思っていたら、やっぱりそうでした。

　おー。よーもやってくれたのお。

とでも言いたくなります・・・

　なんかFIFAもエジプトの味方みたい。ああ周りは敵ばかり。

　アルジェリア選手たち、それでもなんとか頑張ってくださいね。　

　これで負けちゃったら、「ラー・ズハール、ラー・ミムーン」（ああ運がない、幸せもない）と、ライでも歌ってうさをはらすしかないわな・・・