日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
リズム
かなりしあわせな (^_^) 週末を過ごしてきました。
まずはTICAD IV関連イベント、ドゥドゥ・ンディアエ・ローズのパーカッション・オーケストラ。アフリカンフェスタ2008のメイン会場「赤レンガ倉庫」でちょっとだけ無料パーフォマンスをやってました(↑)。司会のおねえさんを振り切ってどんどん演奏が続くので、私の周りでは「このままずっとやってくれたらいいのに」という声が上がってました。(^_^)y
アフリカンフェスタは例年東京・日比谷公園でやってますが今年はTICADもあるし、横浜でした。場所もゆったりしてるし、よかったんじゃないでしょうか。
アフリカのほとんどの国が参加する中(写真の左手の方にたくさんテントが並んでいるのがお分かりと思います)、アルジェリアもささやかなスペースに民芸品を並べてました。大使夫人がおられたのにはびっくりしました。大使夫人もダフマン・エル=ハラシ大好きなのだそうで、最近の例のCDの仕事に身に余る謝辞をいただきましてて、恐縮。f(^_^)
さて関内ホールでのコンサートの方は、日本太鼓の代表としてヒダノ修一スーパー太鼓プロジェクトが出演して、セネガルのドゥドゥさんのチームと共演の形になってました。これはなかなか良かった。
両方ともほぼ太鼓だけで聴かせる素晴らしいチーム(なんかグループというよりチームと呼びたくなるのはなぜかな)で、日=セネの打楽器音楽の質の違い(とまで話を広げていいのか不安ですが)がよくわかる感じでしたから。
日本の太鼓というのは、両手ともバチで叩きますから、もちろん強弱はつくしリズムも変化が加えられるのですが、バチを打ち込むところは全部ある程度「強い拍」(という言い方は許されるのかどうかわかりませんが)として聞こえる感じがします。だから演奏家がワーッと叩きだすとこっちもそれと正面から対峙して聞くことになります。そうしないとぶっとばされてしまう。
それに対してセネガルの太鼓は少なくとも片方は手だけで叩いて微妙な強弱、リズム変化を出してきます。だからたしかに「弱い拍」、ほとんど音のない拍(これはほんとは拍とは言わないんでしょうね。なんて言ったらいいんだろう)というのができてきます。それでもって、聞いている人たちの中に潜在的にあるメトロノームリズムのウラへ、ウラへとアクセントが入り込んで、聞いている人の内なるリズムを、なんというかのぞきこんでるような感じがするんですね。聞く方はその演奏側の視線と目配せを交わして内発的リズムをつくっていく、そんな感じでしょうか。
(以上例によって自分で思ったことを感覚的言葉で書いてます。わたしは打楽器は全然しろうとですから全然的外れのはなしかもしれませんから m(_ _)m あまりまじめにとられませんように。正確で詳しいお話は『事典 世界の音楽』の「リズム」の章をご覧ください)
コンサートの最後は日セネ入り乱れての太鼓合戦。最後の最後に、いつもお世話になっている石川裕美さんが通訳としてステージに出てこられました。ドゥドゥさんとお話しされる図が面白かった。(^_^)
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
« 今日は | UZO SAHEKI » |
適当に書いているので、あんまり過大評価されませんよう・・・ (^_^;)
「ビート論」っていろいろあると思います。おおしまさんの共同編集の方のはどこかで読めますか?
かたじけないです。もしご面倒でなければお送りいただけると幸いです。 m(_ _)m
(これは無料のものでしょうか?)
タダでございます。
念のため、配信登録はこちら。
http://homepage.mac.com/so2y/mailmagazine_guide.html