つぇっぺりんで、「ぺ」にアクセント


 あえてジャケ裏を載せてみました。こうやってこの若い四人(プラントなんか、まだハタチだ!)にがっと来られると、こっちは引いてしまいますね。

 これはCDとして数年前から持ってます(と思ったんですがリマスター版が出たのは2014年のようで、それなら2年くらいだな)。別によく聞くわけではなかったので、今回気合いをいれて真剣に聞いてみました。

 このエントリーとその続きでツェッペリン(ゼッぺリンじゃありません。ましてやゼップではない。つぇっぺりんで「ぺ」にアクセントをおくのが団塊的かと思いますが、思い違いかもしれません。とにかくそれはわたしはやらない)のことはずいぶん書いてますね。結局このバンドのベストはYou shook me だという評価は、わたし的には変わりません。

 でも、よく聞いてみると、この1stアルバム、構成が実に緊密だと思いました。曲の繋ぎがうまいんです。
 たとえばBlack Mountain Sideなんて70年代初頭に最初聞いたときはただの繋ぎの曲と思っていたのに、よく聞いたらこれは実にいい曲です。それにこれを聞かせておいて、次の曲を予感させるようにザッと終わるから、次のCommunication Breakdownが映えるんですね。
 ご存知の通りこの曲では一瞬音をストップさせるところがありますが、あれがあるから次に出てくるペイジのなんてことないフレーズが生きる。これも繋ぎの妙ですか。
 彼らがシングルをほとんど出さなかったのが理解できます。

 それから思ったのは、プラントって端的に歌手として「うまい」ということです。最初聞いたころはシャウト唱法とかロックの美神とかの言葉に気を取られて彼の「歌」が聞けてなかったかもしれません。

 I'm gonna leave youが盗作かどうかなんて、今となっては、聞いている方にとってはどうでもいい話。ハレドも Didi の件ではもう少しうまく立ち回ればよかったのに。ペイジは、うまく逃げたと思います。

 ペイジは、両親の写真は絶対出さないな。
 フレディ・マーキュリーは彼のパルシー=ザンジバルの出自を語るのは「ロック的でない」と思っていたみたいですね・・・

 うん、そこを明るみに出すことから「世界音楽」は始まるのでしょう。

 で、団塊のひとには「世界音楽」はたぶん無理、ということか・・・


 今気付いたんですが、ボンゾことジョン・ボーナムが死んで(彼の死は一種の戦死だと思います)ツェッペリンが解散を発表したのは1980年12月4日、ジョン・レノンの死の直前なんですね。
 そんな記憶が全然なかったのが不思議です・・・

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