フランスの暴動--これからどうするか

たくさんコメント、TBいただいてありがとうございます。 m(_ _)m
この事件は、やっぱり関心が高いですね。
みなさまに御礼、お答えしたいのですが本業が忙しくてままなりません(授業に、会議に、いろんな提出物を求められて途方にくれてます・・・ (;_;) )。フランスの新聞の報道もチェックできない状態でいろいろ書くのは無責任なのですが(既にヴィルパンが何か新機軸を打ち出すようなことを言ってますね)、5分でとりあえず現時点での展望について思うことをばばばっと書いておきます。つづきはまた明日以降にさせてください。 m(_ _)m (^_^)y

 サルコジはルペンではないので、ゴリゴリの移民排斥主義者、とか思ってしまうとひどい間違いをすることになります(このあたり日本のマスコミ報道からするとどうしても単純化した見方に誘導されてしまうように思いますが)。彼はフランスの主要都市にモスクを造ってはどうか、そのために政教分離の原則を定めた法律を一部修正してでも建設に国家から補助を与えることを検討しよう、というようなことも主張する人なのです。
 でもここまでやったら、たぶんTENEREさんの言う「伝統への固執」の傾向が移民二世層で強くなるように思います。宗教権威というのはどうしても革新より伝統遵守の方を信徒に勧めるでしょうから。これはかえってあぶないんじゃないかな・・・
 かといって文化振興、ワールドミュージック奨励というのも、もう十分やっていて効果は頭打ちになっているという見方もあると思います。

 それにしてもオリンピック誘致失敗したのはフランスは痛かったでしょうね。パリ・オリンピックに向けてということなら強化費もふんだんに出せて、低所得者層も含めて国民全体がスポーツに邁進するという気運に持ってけたでしょうに。

 時間がないわりには、かなりつまんないこと書いちゃいました。 m(_ _)m
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