以下すべて筆者の個人的な測定であって、読者がいかなる損害を被っても筆者は免責される
都江東区豊洲について
2011.04.14に
「核の米権威が警告!福島より高濃度…都内にある“危険エリア”」
という記事が出た。
豊洲が「米権威」の測定によると、
以下元記事から引用する
(引用はじめ)
「西新宿・都庁前(新宿区)と豊洲(江東区)で、やや高い数値が出た。特に、豊洲では(第1原発から60数キロの位置にある)福島県郡山市の数値よりも高かった」というのだ。
(中略)
豊洲は「どうやら、第1原発とは関係がなさそうだ。以前の工業地帯時代に原因があるのではないか。いずれにしても、子供は注意したほうがいい」と語った。
豊洲は1990年代後半まで、石川島播磨重工業や新東京火力発電所などがある東京湾沿いの工業地帯だったが、最近はオフィスビルやマンション、商業施設などが立ち並ぶ人気のエリア。築地市場の移転予定地としても知られており、今回の数値は多少なりとも気になるところだ。
(引用おわり)
おれは不安を抱いた地元の市民とともに、測定した('11.05.03.1230-1330)。
測定器は、TERRA MKS-05 単位γ:μSv/h。
結果、ゆりかもめ 豊洲駅から市場前駅にかけて、路上+1mでおおむね0.13-0.16であり、都区部の地域との差異は認められない。
また、また記事中の写真に掲載されている豊洲公園内をぐるりとしてみたが、
やはり0.13-0.16である。
追記:
(昭和38年の航空写真をみると、市場前駅の一帯が石炭を使った施設に見える(おそらく発電所かガス工場か)。また「豊洲公園」は重工業の資材置き場のようである。この2つの理由で重点的に測った(フツウ廃棄物を捨てる者は、自分でもキケンと判っているのだから、自分の仕事場のそばには置かないであろう)。なお、行き帰りの車内でも計測しているがγ線の顕著な変化はみられない。おれんちの前からずーと同じである。おれの実験では、厳密さには欠けるものの、おおむね車内の値は、厳密に測定した値と同等である。数倍の差などはでない。ここ(PDF)の3頁13行目参照)


更に、写真の地点を割り出した。
豊洲公園西端である。
根拠は
・背景に青い橋が見える
・背景の柵の左端にコンクリートの支柱がある
・権威センセイの右足の膝下までコンクリートの立ち上がりがあって
・その上面は平滑面であり(他の当該部分では上面を横に横断する溝がある)
・草が点状に生えている
のは、その地点しかあり得ないからだ。
写真のキャプションに「写真はイメージです」などの注記がないので、この地点が最も高いと解するのが相当。
(地元の市民が証拠写真を撮っている。もらったら載せるから。もらった)

そこの地表面での計測でも0.13-0.16であって、おれんちの前のアスファルトより低い。

※付記
権威はプローブ(ってたぶん云う)の先端のセンサにカヴァーをしていない。
下は土であって、センサに放射性物質がくっついたらそれで仕舞いである。
以後ずーっと「くっついた放射性物質」の値が加算されるからだ。
おれは、センサつーか機器ごと冷凍保存用チャック袋に入れた上、下にチラシを敷いている。
γ,βとも透過するから測定値に影響を与えない上、センサが汚れることもない。
どっちが得か、ここでも見てよーくかんがえてみやふ。
4月14日の郡山の値は、最大値の郡山商業高校で地表面から+1m 3.60 +10mm 5.10 である。
(「福島県郡山市の数値よりも高かった」のだから、当然郡山の最大値よりも更に高くなければならない)
もし仮にすべての放射性物質が131Iであるとして、3回半減期がきたとしても、
1/8だから、+1mで0.45無ければならん。
実際にはセシウムもあるから、もっと多くないと矛盾する。
おれは測定器を、電源入れたまま持って帰り(その間も測定値は同様)、
毎日測定している、おれんちの前で測ってみた。
ちゃーんと、高い値がでてるんだよーん、地面+5mm 0.27 な。
(うれしかないが、事実だから。ツイッタみればよろしい)
更に記者氏が「今回の数値は多少なりとも気になるところだ」と云っているので、
記者氏自身は『今回の数値』を見ていると解されるのが相当。
また、その数値を郡山のものと比較することは小学二年生なら容易にできることである。
そのうえで尚「気になる」との言説。
気象通報つーのがあるが、
あのように
測定地点,日時,状態,値,更にこの種の測定では測定器の機種を示されない場合、
その測定のようなものは無意味である。
したがってこの記事は、すべて「無意味」である。
都江東区豊洲について
2011.04.14に
「核の米権威が警告!福島より高濃度…都内にある“危険エリア”」
という記事が出た。
豊洲が「米権威」の測定によると、
以下元記事から引用する
(引用はじめ)
「西新宿・都庁前(新宿区)と豊洲(江東区)で、やや高い数値が出た。特に、豊洲では(第1原発から60数キロの位置にある)福島県郡山市の数値よりも高かった」というのだ。
(中略)
豊洲は「どうやら、第1原発とは関係がなさそうだ。以前の工業地帯時代に原因があるのではないか。いずれにしても、子供は注意したほうがいい」と語った。
豊洲は1990年代後半まで、石川島播磨重工業や新東京火力発電所などがある東京湾沿いの工業地帯だったが、最近はオフィスビルやマンション、商業施設などが立ち並ぶ人気のエリア。築地市場の移転予定地としても知られており、今回の数値は多少なりとも気になるところだ。
(引用おわり)
おれは不安を抱いた地元の市民とともに、測定した('11.05.03.1230-1330)。
測定器は、TERRA MKS-05 単位γ:μSv/h。
結果、ゆりかもめ 豊洲駅から市場前駅にかけて、路上+1mでおおむね0.13-0.16であり、都区部の地域との差異は認められない。
また、また記事中の写真に掲載されている豊洲公園内をぐるりとしてみたが、
やはり0.13-0.16である。
追記:
(昭和38年の航空写真をみると、市場前駅の一帯が石炭を使った施設に見える(おそらく発電所かガス工場か)。また「豊洲公園」は重工業の資材置き場のようである。この2つの理由で重点的に測った(フツウ廃棄物を捨てる者は、自分でもキケンと判っているのだから、自分の仕事場のそばには置かないであろう)。なお、行き帰りの車内でも計測しているがγ線の顕著な変化はみられない。おれんちの前からずーと同じである。おれの実験では、厳密さには欠けるものの、おおむね車内の値は、厳密に測定した値と同等である。数倍の差などはでない。ここ(PDF)の3頁13行目参照)


更に、写真の地点を割り出した。
豊洲公園西端である。
根拠は
・背景に青い橋が見える
・背景の柵の左端にコンクリートの支柱がある
・権威センセイの右足の膝下までコンクリートの立ち上がりがあって
・その上面は平滑面であり(他の当該部分では上面を横に横断する溝がある)
・草が点状に生えている
のは、その地点しかあり得ないからだ。
写真のキャプションに「写真はイメージです」などの注記がないので、この地点が最も高いと解するのが相当。
(地元の市民が証拠写真を撮っている。もらったら載せるから。もらった)

そこの地表面での計測でも0.13-0.16であって、おれんちの前のアスファルトより低い。

※付記
権威はプローブ(ってたぶん云う)の先端のセンサにカヴァーをしていない。
下は土であって、センサに放射性物質がくっついたらそれで仕舞いである。
以後ずーっと「くっついた放射性物質」の値が加算されるからだ。
おれは、センサつーか機器ごと冷凍保存用チャック袋に入れた上、下にチラシを敷いている。
γ,βとも透過するから測定値に影響を与えない上、センサが汚れることもない。
どっちが得か、ここでも見てよーくかんがえてみやふ。
4月14日の郡山の値は、最大値の郡山商業高校で地表面から+1m 3.60 +10mm 5.10 である。
(「福島県郡山市の数値よりも高かった」のだから、当然郡山の最大値よりも更に高くなければならない)
もし仮にすべての放射性物質が131Iであるとして、3回半減期がきたとしても、
1/8だから、+1mで0.45無ければならん。
実際にはセシウムもあるから、もっと多くないと矛盾する。
おれは測定器を、電源入れたまま持って帰り(その間も測定値は同様)、
毎日測定している、おれんちの前で測ってみた。
ちゃーんと、高い値がでてるんだよーん、地面+5mm 0.27 な。
(うれしかないが、事実だから。ツイッタみればよろしい)
更に記者氏が「今回の数値は多少なりとも気になるところだ」と云っているので、
記者氏自身は『今回の数値』を見ていると解されるのが相当。
また、その数値を郡山のものと比較することは小学二年生なら容易にできることである。
そのうえで尚「気になる」との言説。
気象通報つーのがあるが、
あのように
測定地点,日時,状態,値,更にこの種の測定では測定器の機種を示されない場合、
その測定のようなものは無意味である。
したがってこの記事は、すべて「無意味」である。
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