~蒼い時の中で~  いまボクの声はキミに届いてますか?

ボクは今日も蒼い空を見上げています。キミもどこかで見ているだろうか、この空を。
     ー愛しきものへー

『 恋慕 』

2009-10-31 | Weblog

 

 

 

・・・恋慕・・・

 

 

心の中に

しまっておいた

大切な感情



そっと取り出して

手のひらに

乗せてみる



たとえ

寄り添うことは

できなくても



たとえ

涙を拭ってもらう

ことはなくても



たまにこうして

触れていられる

それだけで



じゅうぶんに

幸せだから



いいですか



これからも

いつまでも



こころの中で

温め続けていて



いいですか

 

 

 

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『 やくそく 』

2009-10-30 | Weblog

 

 

 

・・・やくそく・・・

 

 

もしも悲しさや淋しさがこらえきれなくなったら?

思いきり泣くといいよ、誰の目も気にせずに。



誰かの目が気になって、いつの間にか泣けなくなってしまったの。

気になってるのはね、「誰かの目」じゃなく本当は「自分の目」かも。



そうかなぁ・・・・・、うんそうかも、きっとそうだね。

自分自身にまで自分の心を隠さなくていいよ。



自分の心に素直になれないの。なんでだろうね。

もうちょっと、肩のちから、抜くといいよ。強がらないで。



どうしたら肩のちからって抜ける?自分では自覚すらないのに。

ありのままの自分を認めることじゃないかなぁ。



ありのままの自分を認める?

うん、飾らないそのままの自分、強い自分も弱い自分もを好きになるってこと。



わたし。。。結構ヘンなプライドあるし見栄も張ってるかも。

自分自身にプライドは絶対必要だけど、見栄は安っぽくなるだけだから。



本当は弱虫のくせに強がってばかりのダメなわたし。

キミのその強がりなとこ、案外好きだったりするょ。



じゃあ、いいの?わたし、このままで。

うん、今のままそのままのキミがいい。



それでも、もしも悲しさや淋しさがこらえきれなくなったら?

だいじょうぶ。そのときはボクが全力でキミを守る!



やくそくだよ。


 

 

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『 包みこむように 』

2009-10-29 | Weblog

 

 

 

・・・包みこむように・・・

 

 

この世に

生きていること

そのものが

夢であるかのように



季節はずれの

蒼すぎる空に

浮かぶのは

やさしい雲



足元の小さな花を

踏まないよう

道を選んで

見上げた空は



雲ひとつない

次の瞬間別の顔



抜けるような

アオさの中で

ひとり立ち尽くす



さっきまでの

優しすぎる雲

あれはやっぱり

夢だったのかな



ううん、ちがう



香る花は

確かにそこにあって

風の色も蒼い空さえも

確かにそこにあって



運んでくれるよ

あの日の風景を

背中からボクを

そっと包み込むように



 

 

 

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『 清く正しく美しく 』

2009-10-27 | Weblog

 

 

 

・・・清く正しく美しく・・・

 

 

心の中を

整理して



乱れた呼吸を

整える



視線をまっすぐ

やわらかに



口角をキュッと

上向きに



頑張る自分を

イメージして



頑張らない自分も

好きになる



ゆるんだ靴紐

結んだら



踏み出す一歩

気負わずに



来るもの拒まず

去るもの追わず



清く正しく美しく


 

 

 

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『 こころ染めて 』

2009-10-25 | Weblog

 

 

 

・・・こころ染めて・・・

 

 

やわらかに

しなやかに

それでいて

凛とつつましく



足元に咲く花は



自分でそれと

気づかないから

美しいのかな



この世に

人として

生まれてきたから



綺麗じゃないことも

見えてしまうことがある

映したくないことも

映してしまうことがある



いつも

透明なままには

保てないこころ



それでも

透明なままで

いたいと願う



何色にも染まらない



花の香りに

こころ染めて

 

 

 

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『 素顔のままで 』

2009-10-23 | Weblog

 

 

 

・・・素顔のままで・・・

 

 

一度だけでいい



鏡に映る

自分の顔じゃなく



鏡の裏側から

自分の顔を見てみたい



そのときボクは



笑ってますか

泣いてますか

怒ってますか

拗ねてますか



いろんな顔があって

キミだよと



それでも

やっぱり

笑っていてほしいと



あなたが言ってくれた

そのとおりに



鏡に映る顔も

鏡の裏側から

のぞいた顔も



いつだって

素顔のまま

笑った顔でいたい



フェイクじゃなく

本物の笑顔で



 

            http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=TbLiPWtmsjc

 

 

 

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『 忘れないよ 』

2009-10-21 | Weblog

 

 

 

・・・忘れないよ・・・

 

 

目には見えない

静かな世界で



大切な誰かの

頬をつたう

ひとしずく



そのとき

ボクには



いったい何が

できるだろう



想い続けて

信じ続けて

祈り続けて



そして



忘れないよ

忘れないよ

キミのこと



ここにいるよ

ボクがいるよ

いつもそばに


 

         http://www.youtube.com/watch?v=y9cfm2C0dXA&feature=related

 

 

 

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『 それを曖昧と呼ぶのなら 』

2009-10-20 | Weblog

 

 

 

・・・それを曖昧と呼ぶのなら・・・

 

 

曖昧さは

ときにキミの心を揺らし

冬と秋の間を

行ったり来たりさせる



けれど・・・



季節と季節の間に

はっきりと

境界線なんてないように



どこまでがキミで

どこからが好きだなんて

線が引けるわけじゃない



気がつけば

いつの間にかそこにいて



冬の陽だまりのように

ふんわりとあたたかで

心地いい曖昧さの中に



ふたり

いつまでも

くるまっていられたら

 

 

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『 世迷い言 』

2009-10-19 | Weblog

 

 

 

・・・世迷い言・・・

 

 

トントントン

聞こえてますか

どこかで誰かが扉をたたく

 

キミが今いる場所は

自分の望んだ場所ですか

心の落ち着く場所ですか

 

誰かに決められたその場所に

もしも違和感を感じるのなら

 

誰を恨むこともなく

何を恨むこともなく

 

歩き続けろ探し続けろ

居心地のいいその立ち位置が

いつかみつかるその日まで

 

トントントン

聞こえてますか

どこかで誰かが心をたたく

 

キミの居場所はここだよと

こころをボクにあずけてと

優しくささやく声がする

 

見極めるのは自分

決めるのも自分

 

キミにしか聞こえない耳元で

囁くヤツには気をつけろ

背中を向けたそのときに

舌打ちするヤツには気をつけろと

 

優しくささやく声がする

 

 

 

 

 

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『 Holiday 』

2009-10-18 | Weblog

 

 

 

・・・Holiday・・・

 

 

特別なことの

なにもない朝



目覚めたら

空はとっくに

お昼のしたく



季節が少しだけ

逆戻りしたような

過ぎた夏を

惜しむような



眩しすぎない空に

浮かぶ雲を



の~んびり眺めてた



急がされることなど

なにもない

ただそのことが嬉しい



ゆるりとした時間

 

 

 

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『 風は南から 』

2009-10-16 | Weblog

 

 

 

・・・風は南から・・・

 

 

包み込むように

思い出させるように



ときおり

肌を通り過ぎるのは



過ぎた時間の

心地いい風景



ほんのわずかな

ためらいと



数え切れない

戸惑いのその中で

揺れていたのは



たとえようのない

透明な透明なアオ



ときは

逆には回せないけれど



想いの中でだけは



あの日の蒼さに

抱かれにゆくよ



優しすぎる時間を

運んでくれる



風はいつも南から

 

 

 

 

          http://www.youtube.com/watch?v=0-fQrqlEE5A&feature=related

 

 

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『 育まれるいのち・受け継がれるいのち 』

2009-10-15 | Weblog

 

 

 

・・・育まれるいのち・受け継がれるいのち・・・

 

 

ご縁あって、
お米の刈り取り風景を取材させていただくことになった昨日。

首都高を乗り継いで約1時間たらずの距離に
こんな風景が広がってることなんて
いままで気づくことなく生きてきた。

初夏のころの、青々とした稲穂を渡る風は
これまで何度か感じたことがあったけど。
生まれて初めて間近に見る「刈り取り」。
そこに立った瞬間広がる風景にただただ感動。キラキラ
カメラを構えるのも忘れ、仕事も忘れてしばし立ち尽くす。

その大きすぎる風景は
とてもカメラなんかで収めきれるものではなく、
陽射しは少なかったものの、やっぱり黄金色に輝いていて。

事前に「よかったら体験もどうぞ」と言っていただいてたのにかかわらず
自身、すっかりその気で伺ったのにもかかわらず。
一年間頑張ってきたかたがたに対し
そしてこれからも繰り返されていくであろう
その優しくたくましい行為に対し
いきなり初めての私なんかでは申し訳なくて
とても足を下ろせるような場所ではない気がしたから。
お話を聞き、終始カメラを向けることに専念。

お隣の田んぼには、私が普段主食にしてる黒米。
これも初めて見ました。感激~

 

機会があれば今度は、
春の田植えから順を追ってお手伝いさせていただけたら
刈り入れの体験もお願いできそうな気がした。
(お邪魔にならない程度に。笑)


このお米作り。
毎年、学校の子どもたちの授業の一環として
行われているという。
刈り取られてさっぱりした田んぼの中を
最後に一本一本丁寧に穂を拾って歩く姿。

育まれるいのち・受け継がれるいのち。

子どもたちの楽しそうな声
先生たちのリラックスした声
お母さんたちのたくましい声

たくさんの笑い声に包まれて
私は何をもらったんだろう。


がんばらなきゃ! 自分。



みなさま、本当にありがとうございました。m(_ _"m)ペコリ

 

PS:お米でこんなに感動したにもかかわらず、晩ごはんは

   たくさんいただいて帰ったバジルで作ったトマトとモツァレラのパスタでした。

 

 

 

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『 秘めごと 』

2009-10-14 | Weblog

 

 

 

・・・秘めごと・・・

 

 

わたしの

たいせつな

たいせつな

あなたにだからこそ



知られたくない

この感情



そっと

こころの中に

しまっておきましょう



この

今の距離を心地よさを



いつまでも

保っていたいと願う

そんなわたし



ズルいヤツだと

あなたは思うだろうか

 

 

 

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『 おはよう 』

2009-10-13 | Weblog

 

 

 

・・・おはよう・・・

 

 

もぎたての朝



きらり

おひさまが揺れた



コーヒーの香りの

その向こう



紅をひかない

キミの笑顔



起きぬけの視界に

まぶしすぎるのは



カーテンの隙間から

こぼれてくる

陽射しのせいかな



おはようのキスの前に



ほんのひととき

見つめていたい

 

 

 

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『 楚々として 』

2009-10-12 | Weblog

 

 

 

・・・楚々として・・・

 

 

まだ開きかけの



まるで

舞い降りる季節を間違えた

天使のような



近づくと

わずかに感じる

うすむらさきの呼吸



頼りなげでいて

どこにも

寄りかかることなく



愛おしいまでに

まっすぐ佇むキミの

そのこころの中



あとほんの少し

開いてくれたら



そっとそっと

覗いてみても

いいですか


 

 

 

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