・・・誓い・・・
もう このごろは
キミの瞳が曇ったりするようなことはありませんか
声に出せない慟哭に胸をかきむしることはないですか
眠れない夜に隣のシーツに体温を探していることはありませんか
朝起きて射し込む光に涙の筋を見つけることはありませんか
不安になると爪を噛む癖はなくなりましたか
キミの叫びに耳を傾けてくれる誰かはいますか
キミの好きなあの曲は今でも聴いていますか
ときどきは 笑顔をみつめ返すこともありますか
夏の音は夏の匂いは キミの心に届いていますか
ボクなら いつでもここにいるよ
わかってもらえるだろうか
守らなきゃいけないことの前に
ボクには
なによりも守りたい
大切なものがある
心の沸点を冷ますかのように
波のきらめきをまぶたに乗せ
ボクの大切なキミは
今日も蒼い海で眠る
翼を閉じて 深く深く 眠る
キミの好きな夏がきたよ
イルカの背中で目覚めたら
まっさきに思い出してね
ボクのこと
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