~蒼い時の中で~  いまボクの声はキミに届いてますか?

ボクは今日も蒼い空を見上げています。キミもどこかで見ているだろうか、この空を。
     ー愛しきものへー

『 スパイラル 』

2009-03-31 | Weblog

 

 

 

・・・スパイラル・・・

 

 

 

 

縛られているのは

 

誰の言葉でもなく

 

自分の発した

 

過去の声

 

 

 

気がついてね

 

そのことに

 

気がついてね

 

自分のちからで

 

 

 

あなたは

 

誰のものでもなく

 

あなた自身

 

 

 

もう

 

縛られないでいいよ

 

そのこころ

 

 

 

いつまでも

 

囚われないでいいよ

 

そのこころ

 

 

 

どんな空の下にも

 

明日は必ず

 

訪れるけれど

 

 

 

自分の足で

 

一歩を踏み出さなきゃ

 

なにも変わらない

 

 

 

 

 

      http://www.youtube.com/watch?v=m7uV1eommiA&feature=related

 

 

 

 

 

 

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『 ありのまま 』

2009-03-30 | Weblog

 

 

 

 

 

・・・ありのまま・・・

 

 

 

 

まんまるじゃなくていい

すこし

いびつなくらいでいい



熟していなくていい

すこし

青臭いくらいがいい



流暢でなくたっていい

キミの

そのままの言葉でいい



飾らなくていい

キミの

そのままがいい





ごめんなさいって

いつも謝ってばかりの

キミだけど



そんなに

謝らなくていいよ



許すことのその前に



そんなキミだから

ボクは好きになった

 

 

 

 

 

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『 いのちの足音 』

2009-03-29 | Weblog

 

 

 

・・・いのちの足音・・・

 

 

 

 

ひと雨ごとに

ひと花ごとに

ゆるやかに

春は訪れて



季節はずれの

粉雪舞い落ちる

もう寒くはない

景色の中を



遠のいてゆく

白い冬に

ほんの少し

想いを残し



穏やかすぎる

桃色の春に

流れる命を

探す



足元に感じる

土の温かさを

そよぐ風の

緑の匂いを



きっとまだ

ボクよりも

白の世界に

住むキミに



柔らかで

透明な風に

そっと

乗せてあげよう



芽吹きの萌える

いのちの足音が

キミの心にも

届きますように

 

 

 

 

 

        

        

 

        http://www.youtube.com/watch?v=M7wf1PVErJw&feature=related






 

 

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『 こっちを向いて 』

2009-03-27 | Weblog

 

 

 

・・・こっちを向いて・・・

 

 

 

 

ごめんね

ボクがわがままだから

また

キミを困らせちゃったね



そんなとき

うらみごとのひとつでも

言ってくれると

本当は気が楽なんだけど



キミは

言葉を飲み込んだまま

頬杖ついて

窓の外を眺めてる



キミのそんな姿が

ボクにとって

一番こたえることを

知ってか知らずか



怒ってるわけでもなく

泣いてるわけでもなく

ただ 静かに

窓の外を眺めてる



ねぇ

さっきから

言い出せないまま

困ってるんだけど



キミの好きな

真っ赤なイチゴの

ショートケーキ

買ってきたんだよ


 

 

 

 

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『 ふたり 』

2009-03-26 | Weblog

 

 

 

 

・・・ふたり・・・

 

 

 

 

春まだ浅い

穏やかな風景を

ふたりで上った

丘の上の公園



キミの肩越しに見えた

あの日の夕陽は

夢の世界のように

言葉にできない美しさ



まるで

この世のすべてを

包み込んでくれるような

不思議な色をしていて



悲しくなんかないのに

こんなに幸せでいるのに

どうして

涙が溢れてくるんだろうと



繋いだ手に

少しだけ力をこめ

キミの瞳の奥がゆれた

あの瞬間に



ボクは

一生この人を守ってゆくと

決めた



ひとりで背負ってきた

キミの今までと



ふたりで歩いていく

キミのこれからを



ずっと守ってゆくと

決めた


 

 

 

 

    

 

     http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=MxBqRhsZDLk&feature=related

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『 守る 』

2009-03-25 | Weblog

 

 

 

・・・守る・・・

 

 

 

 

針の先ほどに

 

デリケートな

 

自分のこころ

 

 

 

守ることは

 

悪いことじゃない

 

 

 

 

けれど

 

 

 

あなたが

 

自分を守るために

 

まとった

 

その衣で

 

 

 

 

自分自身を

 

傷つけてしまうことは

 

 

 

 

ないのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=d2M9kIBeXFQ&feature=related

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『 風になる 』

2009-03-24 | Weblog

 

 

 

 

・・・風になる・・・

 

 

 

 

どこまでも続く

海までの一本道



キミの

あたたかな体温と

やわらかな

胸のふくらみを

背中に感じながら

風を切ったあの日



初めての感覚に

慣れなくて

ボクはひとりで

ドキドキしてた



のどの渇きが

隠せなくて

キミの買ってくれた

缶コーヒーを

一気に飲み干すボクを

おかしそうに笑う



平気そうに見えたけど

本当はキミも

同じだったのかなって

聞きたくても聞けなくて



仲良くぶら下がった

白と黒のヘルメットが

コツンと風に揺れる方に

視線を落とすふりをした



そろそろキミの街にも

春の足音が聞こえるころ



おそろいのブーツは

磨いておいてね

もうすぐ

キミを迎えに行くよ



お気に入りのバイクで

キミとふたり

どこまでもどこまでも

透明な風になる



 

 

 

 

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『 揺るぎないもの 』

2009-03-23 | Weblog

 

 

 

・・・揺るぎないもの・・・

 

 

 

 

 

いいも悪いもなく

 

好きも嫌いもない

 

 

 

いつでも

 

心の届く距離で

 

 

 

なんの計算もなく

 

 

 

そこにただ

 

キミがいてくれる

 

 

 

それだけは

 

揺るぎない事実

 

 

 

たったそのことが

 

 

 

どんなに

 

強い言葉よりも

 

 

 

幾千の

 

優しい言葉よりも

 


 

 

ボクの

 

こころの支え


 

 

 

 

 

 

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『 アオの恋 』

2009-03-22 | Weblog

 

 

 

・・・アオの恋・・・

 

 

 

 

碧い海が

蒼い空に

恋をした



緑の風が

二人を見て

思ったんだ



海の想いを

空へ届ける

方法はなに



思いを巡らせ

白い雲に

相談したら



わたしに

まかせてと

雲が微笑む



太陽と虹と

お月さまと

お星さまへ



この恋が

叶うように

見守ってね



その日から

海が空に

会いたい時は



太陽が輝き

海の水の粒が

空へ舞いあがる



虹の橋を渡り

空とたのしく

戯れたあとに



風が出て

雲が流れ

雨が降り



海はまた

いつもの

海へ還る



海と空が

お互いを

見つめ合えるよう



いつでもそこに

いることが

確かめ合えるよう



闇夜でも

月が輝き

星が煌く

 

 

 

 

 

 

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『 ひと夜 』

2009-03-21 | Weblog

 

 

 

 

 

・・・ひと夜・・・

 

 

 

 

ゆれる

 

薄明かりの中で

 

お互いの体温を

 

移し合った

 


 

目を閉じるわたしに

 

キミのこころは

 

ボクが守ってゆくと

 

言いきった

 


 

あの日

 

あなたが抱いたのは

 

わたしの

 

からだなんかじゃなく

 


 

わたしの

 

こころまるごと

 

抱きしめていてくれたと

 

 

 

 

そう

 

信じていても

 

 

いいですか

 

 

 

 

 

 

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『 記憶のかけら 』

2009-03-20 | Weblog

 

 

 

・・・記憶のかけら・・・

 

 

 

 

いつもなら
綴った詩に、いつか自分で撮った風景の断片を添える。

だから
自分の撮った写真をみて言葉を綴るのはたぶんこれが初めて。

あの心地いい風がそっと頬をなでていった暑い暑い夏の日に
どこまでも白の続く砂浜からそっと持ち帰ったもの。

アダンの実。


寒さに耐えられないかもしれないからと
ベランダの隅の麻の袋の中で大切に寝かせておいた。

ようやく春がきたね。

そろそろ暖かい空気に触れて

気持ちのいい深呼吸がしたくなったころ。

ふかふかの土を用意してあげるから、ちゃんと芽をだしてね。

でも。もし芽が出なくてもだいじょうぶ。
いつまでも大切にするから心配なんてしなくていいよ。

片手に乗るほどのひとかたまりを、掌に乗せてみる。

ごつごつとあったかくてね。

なんとなく。

夕焼けの匂いがしたから。

幼い頃に口ずさんでいた曲をふと思い出した。

なぜその曲が好きだったのかは覚えていないけれど。
耳に聞こえてくる美しく乾いた言葉の『おと』がとてもきれいな気がした。

もしかして
父か母が聴いていたのかもしれないしそうじゃなかったのかもしれない。

記憶の中では生まれて一番最初に口ずさんでいた曲。

子供ながらにそんな曲を歌っていてと 

周囲の大人に驚かれ笑われていた気がする。

歌詞なんてきっとめちゃくちゃだったんだろうと思うけど。

とにかく大好きだった。そして今でも大好きで。。。

 

まわりの友達のほとんどが

どこかで耳にしたことはあるような気がするけど 知らないというその曲。



聴いてると。

幼かったころの記憶のかけらが 次々と浮かんでは消えて。

ふんわりと温かい空気に包まれていながら泣きべそをかいてる

そんな不思議な感覚におちいる。

 

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=K2PCW919euE


 

 

 

 

 

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『 ほどけてゆく 』

2009-03-19 | Weblog

 

 

 

 

・・・ほどけてゆく・・・

 

 

 

 

水ぬるむ早春の

きらめきの中

 

 

 

ひかり射す大地に

芽吹きの色の

萌えるとき



忘れかけていた

大切な何かが

呼び覚まされて



ゆるやかに

ゆるやかに



こころが

ほどけてゆく



絡み合ったまま

出口を失っていた

かたくなな心



急がないで

ゆっくりと

 

 

春いろに なあれ


 

 

 

 

 

 

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『 つつみこむ 』

2009-03-18 | Weblog

 

 

 

 

 

・・・つつみこむ・・・

 

 

 

 

白黒つけたりせず

剥き出しにしたりせず



シフォンにくるんだままの

柔らかな感情を

両手であたためながら



曖昧なまま

触れないまま

そっとしておくほうがいい



そんなことも

たくさんある



それは決して

ずるいことなんかじゃなく



大切なひとを守る

大切なこころを守る

きっとそういうこと



そこにいるだけで

安らぎにつつまれる

春の陽だまりにも似て



ほわほわ ゆらゆら

きらきら ふわふわ



天使の羽につつまれて

そっと瞳を

閉じていたくなるような



そんな心地いい風景で

大切なキミを包みたい


 

 

 

 

 

 

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『 不安定 』

2009-03-17 | Weblog

 

 

 

 

 

 

・・・不安定・・・

 

 

 

 

ほんの少しの

重さの違いで



どちらかに

傾いてしまう

シーソーのように



こころは

いつだって

アンバランス



会いたくないの?と

訊ねては

会いたいとつぶやき



確かめたはずの答えに

会ってはいけない人と

くちびるを噛む



もう幾度となく

繰り返してきたはずの

自分へのその問いを



宛てどころのない

手紙にしたためて

 

 

 

不安定な春の風に

そっと乗せてみる

 

 

 

 

 

 

 

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『 浅き蒼き夢見し春に 』

2009-03-16 | Weblog

 

 

 

 

 

・・・浅き蒼き夢見し春に・・・

 

 

 

 

いつでも

 

確かめ合える強い絆が

 

美しいことも

 

世の中にはあるけれど

 

 

 

哀しいほどに

 

せつないほどに

 

 

過ぎてゆく風景だからこその美しさ

 

はかない想いだからこその美しさ

 

 

 

そんなものの

 

たくさんあることを

 

キミはボクに

 

教えてくれた

 

 

 

大切なものは

 

そっと そばにいて

 

なにも告げず

 

見つめるだけでいい

 

 

 

近づきすぎて

 

壊すことがないように

 

そっと こころ添えて

 

想うくらいがちょうどいい

 

 

 

 

浅き蒼き夢見し春に

 

 

 

大切すぎるキミに

 

心からの

 

ありがとうをこめて

 

 

 

 

 

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