まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

箱根の旅 カワイイ!箱根登山電車

2017-01-05 22:01:42 | 鉄道風景
箱根湯本からの続き。

1年ほど前に昔のサスペンスドラマで箱根登山電車が映っていて、いいなぁ、乗りたいなぁ、と思ったけど
今はもう全て新型車両に変わってしまってるんだろうな、と思いながらネットで調べてみたら、今も同じ
車両が走ってるじゃないの!もちろん新しい車両もあるので、うまく古いのに当たればいいなぁと願って
いたのだった。




箱根湯本から乗ったモハ1型の2両編成の列車。カワイイなぁ~~♪


ここからは登山電車らしい急勾配をぐんぐん上っていく。電車の路線とは思えない小さいRのカーブを
右へ左へ、二つ折りになりそうになりながらゆっくり進んでいく。カワイイ顔してパワフルなのだ。


途中にはスイッチバックが3箇所あり、そのたびに運転士さんは前へ後ろへ移動して進行方向を
変えるので、宮ノ下までたった3駅なのに30分近くかかる。
スイッチバックで列車交換を兼ねることも。


富士屋ホテルの最寄り駅である宮ノ下駅に到着。箱根湯本から実に340mを上ってきた。すごいな!!
小田原と湯本の高低差は82mだからその4倍にもなるが、不思議なことに運賃は小田原~湯本間の方が
高い。どう考えても湯本から先の方が電力もかかるだろうし設備への負荷も大きいと思われるのに??
湯本から強羅まで行っても400円とは何だか安すぎて、がんばって上ってくれる列車に申し訳ない
ような気になる(苦笑)。高度に比例した運賃にして、古い車両のメンテを手厚くするというのはどうだろう。




宮ノ下駅舎は線路側に三角形の大きな妻を見せ、ハーフティンバー風の意匠のしゃれた建物。


崖の中腹で線路と道路に挟まれて建つので幅はとても薄い。まるでサンドイッチのようだ(笑)。
素敵な妻側の面があまり見えないのがもったいないなぁ。。。


ところで、箱根に行く直前にネットのニュースで箱根登山電車の車両が引退するというのを見ていて、
古い型のモハが全部引退するのかと思ったがどうやら違うようだし、どの車両かなと思っていた。
来年2月に引退するのは、両運転台のタイプ「モハ2」のうち1957(昭和32)年製の110号。
旅の終盤にようやく出遭えた。タクシーの車窓から慌てて撮った(汗)

水色は昭和20年代後半の色に復刻塗装したもの。

強羅駅に到着した110号。残念ながら乗ることはできなかったが、見れてよかった。
長年の間おつかれさま!


続く

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