まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

交通科学博物館は楽し!

2007-04-22 23:16:17 | 生活
子供連れの友達に誘われて、弁天町にある交通科学博物館へ行ってきた。
むか~し子供の頃、一度行った記憶があるのだが、展示内容は全然覚えておらず
ただお土産に買ってもらった新幹線のエンピツだけはずっと大切にしまっていた。
今でも探せばどこかにあるはず。
・・・ということで、ほとんど初めて行ったようなものなのだが、
これがこれが、めちゃめちゃ楽しいのだ!!

弁天町駅のホームの真下にある交通科学博物館の入口は、駅の入口にそっくりで
ユニーク。知らない人は間違いそう。

中へ入るとすごい人だ。こんなに混んでいる博物館はあまりないのでは。
「交通」科学博物館と銘打っているがほとんどが鉄道、それもJRである。

ちょうど一番奥の「模型鉄道パノラマ室」で電車を動かすショーをやっていた。
これがすごい!リアルに作られたジオラマに次から次へと電車が走り出し、
傍らで車両の説明をしてくれるのだ。環状線を走るオレンジ色の電車から、
特急列車、新幹線、ローカル線の電車、コンテナを積んだ貨物列車まである。
夜行列車が走り出すと電気が消えて夜になる。
子供も大人もくぎづけ。よく知っている電車が登場すると歓声があがる。


ショーが終わって昼食にする。
屋外に展示してあるブルートレインの食堂車にて。もちろん本物の車両。
なんて素敵なの!!こういうところではカレーが気分。


プラットホームを模した屋外の展示場にはさっきの食堂車も含めて
古い車両がたくさん展示され、一部入って見ることができる。
上屋のトラスがカッコイイと思ったら2代目京都駅のものらしい。
そしてこういう駅の手洗い場も保存されている(水は出ない)。
看板も、竹野駅の柱に似た「鉄道省」の文字が入った古い柱を利用して作ってある。



屋内の展示もいろんな工夫がされていて面白い。
これは北陸地方で、崖っぷちをトンネルをいくつも抜けて走っていた難所を、
長距離のトンネルを掘る技術ができたおかげで時間短縮されたという説明の模型。
ボタンを押すと、今まで山だった部分が真っ二つに割れて、新トンネルの断面が
現われる。


これはちょっと前まであったパラパラ式の発車案内。
左下の機械で、ホーム・行き先・発車時刻などをボタンで設定すると
パラパラとその通りの表示に変わる。
私もやってみたかったのだが、子供が入れ代り立ち代り。。。


こちらは近年発掘された旧新橋駅の石組み。これも本物。
屋内にも新幹線の第1号車などの車両や信号機、車両のシートなど本物が
たくさん展示され、どれも実際に触ったり動かしたり座ったりできるのが素晴らしい!

最後にミュージアムショップをのぞいてみたら、何と、あの新幹線エンピツが
いまだに売られているではないか!・・・・即買ったことは言うまでもない。

いや~しかし、こんな楽しい博物館だったとは。しかも入場料は400円。
ここにあることを知っていても行ったことのない人はたくさんいるのでは?
大人にも超おすすめである。

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2 コメント

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交通科学館と言えば (虎)
2007-04-24 21:45:48
こんばんは。
弁天町の交通科学館、良く行きましたです。
一時、連絡船に関する資料を集めるために毎週のように通っていました。

コピー代が高かったです。今は複写は出来なくなったと聞きますが。

新幹線の古い編成、残ってるのは大阪だけとあって、先般放映されていた"華麗なる一族"では、キムタクが新幹線に乗ってるシーンを撮影するのにここの車輌の中でロケを行ったのだそうです。

それにしても、パタパタは昔は新幹線のものだったのですが....何処かに行ってしまったのかしら?
結構人気有るコーナーでしたが。
あそこには (ぷにょ)
2007-04-25 01:20:08
資料室もあるのですよね。第2展示室や企画展示室も
まだ見れていません。

展示方法がすばらしいし、順路のない展示空間も見やすい。
食べ物の持ち込みもOK(休憩室にて飲食)というのも
子供の多い施設ということで親切な配慮ですね。

高架下空間を利用しているのもいい。手狭になってきたら
どんどん伸ばして行って、西九条まで全部博物館、とか
面白いですね!

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