まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

舞鶴を歩く(東)

2010-10-03 19:56:57 | 風景
18きっぷを使っての訪問だから少し前のこと。

18きっぷのシーズン、朝の敦賀行きはアホほど混んでいる。駆け込み使用が集中する
シーズン最終週末は特に。そんなときに「湖西レジャー号」に乗ったもんだから、近江今津
ぐらいまでず~っと1時間半以上立ちっぱなし!あぁ旅の始めにこれは苦痛だ。。。

敦賀から小浜線に乗り換える。急いで行ったので幸い座れたが海側の窓側の席が確保できる
ほど空いてはいない。トイレに行ってから乗りこんできた人たちは席がなかった。
あぁ非情な18きっぷ。。。もうそろそろ卒業しようか。
小浜線で隣に座っていた一人旅のおばちゃんに話しかけられ、話している間に東舞鶴到着。
いくつか気になる駅もあったのだが、衝動的に降りるには小浜線は本数が少なすぎる。
また次の機会にしよう。・・・ってやっぱり18きっぷか(苦笑)


東舞鶴の駅前でチャリを借りてうろつく。
レンタサイクル屋のおばちゃんが、線路跡が自転車道になってると教えてくれた。
それそれ、中舞鶴線の廃線跡も見たかったもののひとつ。歩行者・自転車道に整備されて
いてあまり線路跡らしさはないが、北吸トンネルはやはり風格がある。
トンネルから毛が生えているかのように高々と茂った竹が陰を作っていて、あたりは薄暗い。


レンガはしっかりと積まれ、エッジはピンピンだ。これが明治37年に造られたものとは。


北吸トンネルを抜けてしばらく行くと赤レンガの倉庫が立ち並ぶ地区にあたる。
この倉庫街の間にも線路が延びていたのだろうか。


倉庫といえども立派な造りで、妻面に装飾が入っていたり基壇部に石が使われていたり。


これはよくある赤いレンガと黒いレンガの2色使い、と思いきや、黒いのは釉薬をかけて
焼いたレンガである。ほぉ~っ
しかも、帯の部分はマットな黒、床下換気口まわりはつやありの黒だ。凝ってる!


このあたりはかつて海軍の拠点で、今も自衛隊の港や造船所がある。旅客船の港や漁港は
もう少し西側にあり、まちは西舞鶴の方が栄えているようだ。

ほんとは一つ東側の松尾寺駅から分岐していた日本板硝子への引込線跡も見たかったのだが、
ちょっと予定変更して一本早い電車で西舞鶴に移動しよう。この日も猛暑・・・・

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