まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

日本車輌豊川工場と新城駅

2010-08-11 23:24:01 | 鉄道風景
豊川に泊まったのは日本車輌豊川工場の引込線を見たかったからだ。
この日も晴天。とりあえず涼しい朝のうちにうろつくことにしよう(といっても9時半頃なのだが)。
ちょっと遠いのでレンタサイクルでうろつこう。

宿から自転車を借りられる桜ヶ丘ミュージアムまで、日本車輌の工場の横を延々歩いて行く途中、
カッコイイモノレールに出会った。昭和32年製の上野動物園の懸垂式モノレールだという。
日本車輌で製造したもので、引退後に里帰りしたようだ。しかしこのデザイン、夢を感じさせるなぁ。




さて、チャリに乗って・・・このあたりで線路に当たるはず。。おお、これだ!いい感じの踏切。




追いかけていくと、しばらく行ってからちょっとしたヤードが。


さらに回り込んでみると、踏切があって、その先は日本車輌の工場の中へ入っていた。おおーっ!


何本にも枝分かれしたレールの上には新造されたばかりらしき車両が乗っている。
ここ日本車輌豊川工場で製造された新幹線などの車輌は、この単線の線路を通って出荷されるのだ。
写真撮影禁止と書いてあるので遠目で我慢しておこう。工場風景は被写体として魅力的だが、
企業秘密に溢れているから仕方ない。。。

さて今度は逆にたどろう。つかず離れずチャリで走る。地平を走っていた線路はだんだん
築堤上へ上ってゆき、飯田線へと合流する。

途中、マップに載っていたトヨテック本社の建物を見に寄る。旧豊川電話中継所本屋である。
住宅地の真ん中に現れたモダニズム。


豊川駅と豊川稲荷の間は参拝客や観光客向けの商店街。そんなお店の軒先で見つけた味のあるタイル。


墨を流したような滑らかなマーブル模様。濃い藍色が美しい。

さてそろそろチャリを返して移動しよう。

一番暑い時間帯は移動に限る。豊川からJR飯田線に乗り、新城へ向かおう。
カメラはこまめに電源OFFしつつ、単四ニッケル水素電池2本入れてちびりちびり使っている。
6本持ってきているが心許ない。。。

飯田線も風景が良さそうだし一度乗り通したいと思うのだが、一日仕事になるのでまだ行けずにいる。

新城は豊川を出て最初のまぁまぁ大きな町。
駅舎が素晴らしい。ファサードの見上げるような妻壁、車寄せの屋根は大屋根と同じ角度で
相似形を見せる。実に堂々として清々しささえ感じる駅舎だ。




戻りの電車まで20分ほど駅舎を見るつもりだったがもったいなく思われ、お昼時というのもあり、
もう1時間遅らすことに。


駅前にはこんなこだわりのありそうな喫茶店があった。いい感じ。こういう店があるのは
結構栄えている証拠。ここを定期的に利用する客が相当数いるということだ。


その喫茶店でサンドイッチの昼食を。


続く

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