まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

タクシーで乗りつける、川内高城温泉

2015-10-19 23:27:51 | 風景
鹿児島の続き。

湯之元温泉から移動して川内高城(たき)温泉に向かう。ここは何かに載っているのを見て
どうしても来たかった。・・・しかし交通の便が悪い。
車で20分ぐらいかかるので徒歩は無理、バスもいい時間にないし、ニコニコレンタカーもない(苦笑)。
現地に行けば何らかの手段があるかと最寄り駅の西方駅まで行ってみるが、何にもなく途方に暮れ・・・


駅前にタクシーもいない、仕方なくタクシーを呼んで2千円以上かけてやってきたのだった。。。




温泉津温泉を思い出させる一本道沿いに旅館や商店が並ぶ。うわぁ、、、ひなびた雰囲気。いいなぁ。


目当ての共同湯はこの趣・・・たまらないね!!いったいいつから変わっていない風景なんだろう。


お隣の双葉屋さん。やっているのかな??
温泉街の規模はそれほど大きくなく、旅館が建ち並ぶのは2~300mぐらいだろうか。
この先はもうただの田舎道。




「西郷隆盛翁隠棲御滞在之家」の碑は少し奥まった民家の前にあったもの。西郷さんって歴史上の
人物でなく実在の人だったんだなぁ(笑)


さて、もったいぶって先に温泉街を一通りうろついていたが、そろそろ共同湯に入ろう。
ガラッと引き戸を開けてはいると、中に廊下があって男湯と女湯の暖簾が。。。


そこから入ると・・・これよ、この飾らなさ!いいなぁ。


無色透明でまるで水風呂のように涼しげな見かけとは裏腹に・・・熱い、熱い!熱すぎ!!
さっきの田之湯温泉は熱くて浸かって10秒も我慢できなかったが、ここはさらに熱く、
浸かることすらできない。タイルの上に座ってお湯を汲みつつバシャバシャかぶるのみ・・・


しかしこれがとろとろすべすべで極上のお湯なんである!!


川内高城温泉は鎌倉時代の文書にも記され、鹿児島県内でもっとも古くから知られている温泉だという。


ところで「お金を払って入浴の事!」という貼紙がしてあったが、無料入浴する人がいるんだろうか。
こんな素敵な温泉に200円で入らせてもらえるのだから、必ず料金を払って感謝して入りたいね。


帰りのタクシーの時間まで少しあるので裏山の神社に上ってみたら、旅館の屋根がよく見える。


共同湯の反対側のお隣のうめや旅館さんはずっと敷地の奥までいくつも建物が続いているのがわかる。
おそらく迷路宿に違いない。日帰り湯で中へ入ることができないかなぁ。。


表へ行ってみたが開いておらず、誰もいなかった。。。


往復ともバスの時間が合わずタクシーしか手段がないとは・・・(苦)
しかしだからこそ、あの雰囲気が残っているんだろうなぁ。。

続く

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ねじまき)
2015-10-20 07:55:02
お~、川内高城温泉ですね~。
憧れの温泉街ですが、まだ未訪問です。
来年の夏に行く予定なので、今から楽しみにしてます。
ぷにょさんの記事を見てテンション上がりました!
共同湯はこのままの姿を留めていて欲しいものです。
返信する
Unknown (  仁)
2015-10-22 16:25:27
 普通秘湯ないし秘境の湯と言えば山奥か山の頂上
 付近かとは思いますけど、これかなりの秘湯度
 ですね。  あの宿屋は湯治場なんでしょうね。
返信する
ねじまきさん、 (ぷにょ)
2015-10-24 14:43:59
来年の夏に訪問予定ですか!
今から夏の予定しているとはすごいですね(笑)
しかし、書いている通り、めちゃくちゃ熱いですよ!!
ゆでたまごができそうなくらい(!?)
とは冗談ですが、47度ぐらいあるんじゃないですかね。。。誰も入っていないからからかもしれません。底の方からかき混ぜたら
もう少しはぬるくなるのかも・・・試してみて下さい。
返信する
仁さん、 (ぷにょ)
2015-10-24 14:46:30
秘湯、そう、その名がふさわしい。隠れ里と言う感じですね。
確かに山の上ではありません。
昔は湯治客が長期滞在していたんだろうな・・・と言う感じです。
しかし、営業しているような宿は数軒で、双葉屋さんもうめやさんも
人が出入りする気配は全くありませんでした(汗)
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