まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

青森周遊 十和田ホテルに泊まる。

2017-06-30 23:47:08 | 建物・まちなみ
青森の続き。

寄り道ばかりしていたら予定よりもだいぶ遅くなってしまったが、、、日が暮れる前には十和田ホテルに到着。
おお~~っ!これだ!秋田杉の割り丸太が張りつめられた明るい色のファサード、足元は石貼りで山荘を思わせる。


1938(昭和13)年竣工、翌年オープン。このホテルは、1940(昭和15)年に開催予定であった
東京オリンピックのために政府の要請によって秋田県が建てたもの。結果的には国際情勢の悪化により
オリンピックは実現せず幻となった。

秋田・青森・岩手の3県から宮大工80名を集め技を競わせたとか。

車寄せは雲仙観光ホテルとも似た雰囲気。
現在メインエントランスは新館の方となっている。本館の元入口は裏口扱いだが、実際に出入りができるのは
うれしいことだ。


湖に面した本館の部屋は古さを感じられず快適!最近はつくづく機密性は大事と思うようになった。
古い旅館では虫が入ってくることがあり、オソロシイので・・・(汗)


荷物を置いたら明るいうちに館内散策へ。
十和田ホテルのいちばんの見どころは旧館のエントランスホール。白木の丸太がふんだんに使われた
吹き抜けは圧倒される!1階の卍崩しのらんまの繊細なこと!


床も石貼りだったり、上がり框も丸木と板のコンビにするなど凝っているな!


2階は吹き抜けを囲むように図書館スペースが。ここに座ってのんびりするのもいいなぁ~




杉板の網代天井の中央にも丸太を巧みに組み合わせた装飾が。彫刻やレリーフの類はいっさいなく、
自然の丸太の木肌を生かした装飾で、野趣も感じさせる。


エントランスの壁に飾られたこの作品は、板や竹や蔓や天然素材を使いさまざまな編み方をしてあって
来訪客に日本の手技の素晴らしさを見せている。素敵だなぁ!!


階段ホールも木がふんだんに使われている。


外へ出て十和田湖の湖畔までの散策路を歩いてみよう。美しい新緑、足元には可憐な花が咲いていて
絵本の中の世界みたいだなぁ~~


湖面に今はもう使われていない古い桟橋が突き出している。あぁ、静か。。。風で寄せる小刻みな波の音だけ。


水がきれい!水遊びをしたくなるなぁ~
徐々に日が暮れてきたので、遭難する前にホテルへ戻ろう(笑)


館内のもう一つの見どころはラウンジ。ここも高い吹き抜けの開放感あるスペース。




シャンデリアやこのステンドグラスも改修時に新しく入れられたのだろうが、部屋の雰囲気にぴったり
合っていて素敵だな!空間を引き立てている。


ここは以前はお酒などを出していたように見受けられるが、今はロビーのように無料でくつろげる
スペースとなっている。


夕食はローストビーフがとても柔らかくてとってもおいしかった!!

十和田ホテルでの滞在を満喫した。

続く
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