もうだいぶ経ってしまったが、多治見のタイル展を見たあと、瀬戸で1泊して
瀬戸のまちを小道さんと歩いてきた。
瀬戸と言えば、本業タイル。
瀬戸ならではのタイル風景に出会えるかな、と期待していたが、結果は・・・まぁまぁ。
飛び上がるほどすごい発見はなかったが、そこここに見られる窯垣の美しさに何度も
立ち止まり、民家の玄関先に貼られたコレクションタイルをかがみ込んで眺め、
入り組んだ路地歩きを楽しんだ。
前日の夜に入りに行った、尾張瀬戸駅からほど近いお風呂屋、日本鉱泉。う~ん渋い!
男湯の窓の下の壁に貼られていたモザイクタイル。擬石風なのだろうか、
藍色と薄いオレンジ色のインクを落としたようなひび割れ模様が入る。
透明感の感じられるタイルで私はとっても気に入った!!
木造の民家の軒下の壁一面にこんなタイルが。
そんなに古くはなさそうだが、こんなところに貼りつけるというのは変わっている。
梁の部分を切り欠くこだわり。
一面にタイルとレリーフのテラコッタが使われた民家。
瀬戸では意外とタイル貼りの洋館というものは見当たらない。
窯垣は、焼き物を窯で焼くときに使われる、同じく焼き物製の道具を廃物利用して
石垣の石の代わりに積み上げた垣。
畑の脇、家の周囲、いたるところに窯垣が見られるのだが、積み方のバリエーションが
多く、苔むしたり間から草が生えたり、非常に味わい深い独特の景観を作っている。
いっぽう、タイルを使った外構はそれほど見られなかった。
この塀は珍しく正方形の布目タイルを使ってあった。上に並んでいるのは陶製の枕と
思われる。大型の陶板もあった。ここは大きな窯元のお宅のようだ。
ここはギャラリー?販売所?
本業タイルをこれだけまとめて貼ってあるのはあまりない。
その横にはいろんな種類の本業タイルが。大型の敷き瓦から小さなのまで。
白や茶色の無地のもあった。古いもののように思う。
瀬戸では、やはり本業タイルをまちのシンボルとしてあちこちに使ってある
のだが、それは復刻品だ。復刻品といっても昔と同じ製法で作ってあるというので
本物とかニセモノとかないのだが、やはり古いものは色合いや質感が若干違う気がする。
民家の庭先を覗きこんだら、織部敷瓦タイプのタイルが踏み石としてずらりと2列
並べられていた。奥まで入って見ていないのでよく分からないが、おそらく今生産されている品物だろう。
敷瓦はもともと寺などの床に敷き詰める瓦として中国から入ってきたものだが、
今では茶道で釜の下に敷く道具として細々と生産されているらしい。
しかしここのお宅の踏み石状の敷瓦は、本来の使い方と言えそうで面白い。
商店街で見かけたレトロな外観のお店。もと写真館だったようだ。
左右のガラスのデザインが違っていたり楽しい。
昭和レトロな劇場?映画館?にもタイルが。
これも敷瓦?三彩が草の間でまるで擬態のよう。
こまごまとしたものを見つけては写真を撮ったりしていたら時間がなくなってきて、
肝心の窯垣の小径資料館や本業窯の見学が急ぎ足になってしまった。。。
いや~瀬戸は楽しいまちだった!
瀬戸のまちを小道さんと歩いてきた。
瀬戸と言えば、本業タイル。
瀬戸ならではのタイル風景に出会えるかな、と期待していたが、結果は・・・まぁまぁ。
飛び上がるほどすごい発見はなかったが、そこここに見られる窯垣の美しさに何度も
立ち止まり、民家の玄関先に貼られたコレクションタイルをかがみ込んで眺め、
入り組んだ路地歩きを楽しんだ。
前日の夜に入りに行った、尾張瀬戸駅からほど近いお風呂屋、日本鉱泉。う~ん渋い!
男湯の窓の下の壁に貼られていたモザイクタイル。擬石風なのだろうか、
藍色と薄いオレンジ色のインクを落としたようなひび割れ模様が入る。
透明感の感じられるタイルで私はとっても気に入った!!
木造の民家の軒下の壁一面にこんなタイルが。
そんなに古くはなさそうだが、こんなところに貼りつけるというのは変わっている。
梁の部分を切り欠くこだわり。
一面にタイルとレリーフのテラコッタが使われた民家。
瀬戸では意外とタイル貼りの洋館というものは見当たらない。
窯垣は、焼き物を窯で焼くときに使われる、同じく焼き物製の道具を廃物利用して
石垣の石の代わりに積み上げた垣。
畑の脇、家の周囲、いたるところに窯垣が見られるのだが、積み方のバリエーションが
多く、苔むしたり間から草が生えたり、非常に味わい深い独特の景観を作っている。
いっぽう、タイルを使った外構はそれほど見られなかった。
この塀は珍しく正方形の布目タイルを使ってあった。上に並んでいるのは陶製の枕と
思われる。大型の陶板もあった。ここは大きな窯元のお宅のようだ。
ここはギャラリー?販売所?
本業タイルをこれだけまとめて貼ってあるのはあまりない。
その横にはいろんな種類の本業タイルが。大型の敷き瓦から小さなのまで。
白や茶色の無地のもあった。古いもののように思う。
瀬戸では、やはり本業タイルをまちのシンボルとしてあちこちに使ってある
のだが、それは復刻品だ。復刻品といっても昔と同じ製法で作ってあるというので
本物とかニセモノとかないのだが、やはり古いものは色合いや質感が若干違う気がする。
民家の庭先を覗きこんだら、織部敷瓦タイプのタイルが踏み石としてずらりと2列
並べられていた。奥まで入って見ていないのでよく分からないが、おそらく今生産されている品物だろう。
敷瓦はもともと寺などの床に敷き詰める瓦として中国から入ってきたものだが、
今では茶道で釜の下に敷く道具として細々と生産されているらしい。
しかしここのお宅の踏み石状の敷瓦は、本来の使い方と言えそうで面白い。
商店街で見かけたレトロな外観のお店。もと写真館だったようだ。
左右のガラスのデザインが違っていたり楽しい。
昭和レトロな劇場?映画館?にもタイルが。
これも敷瓦?三彩が草の間でまるで擬態のよう。
こまごまとしたものを見つけては写真を撮ったりしていたら時間がなくなってきて、
肝心の窯垣の小径資料館や本業窯の見学が急ぎ足になってしまった。。。
いや~瀬戸は楽しいまちだった!
私は先に窯の資料館へ行って時間とってしまったので町歩きがあまりできず、こちらの記事を拝見していろいろ見逃してしまったかも~と;
個人のお宅にもいろいろと趣向を凝らしたタイル使いが見れて面白かったです~
TBさせていただきました。
まゆままさんの旅行記は行く前に読みましたよ~
めざとくいろんな物件を見つけられているのを見て
行く前からとっても楽しみにしておりました。
期待に違わぬ楽しい街でした。
1日ゆっくり時間をとったつもりがまだ足りなかった・・・