まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

南九州△ きのこの里

2017-02-28 22:45:42 | 温泉・お風呂屋
人吉の続き

人吉からまたいさぶろう、はやとの風を乗り継いで、嘉例川で下車。


嘉例川駅は何度か来ているが、あいかわらず風格があっていい感じ。


人懐っこい猫がベンチにちょこんと。私がベンチに座ったら、自分から膝の上に乗ってきた(笑)


空港へ行く前にまだ少し時間があるので、もう一軒温泉に行けないかなぁ。
バスの時間はネットで調べていたけど、現地のバス停で見るまではどうも安心できない。
空港行きのバスをチェックしたあと、温泉への往復を調べてみると、一番近い日の出温泉ぐらいしか
往復できないようだ。妙見温泉に行きたかったのだがそこまでの時間はない。。。


というわけで、嘉例川駅からたった数分だけ乗車、温泉「きのこの里」はバス停の目の前だ。
下車したら帰りのバスを必ずチェックしておかねば。と、、、人が近づいてくる気配。

「温泉に来られたのですよね?」「はい、そうですけど?」「あ~やっぱりそうですね。実は今日は
休みなんですけど、せっかく来られたから開けますよ、どうぞ」「え~~っ、休みなんですかぁ!?」

確かに入口は閉まっている。
「バスから降りてくるのが見えたからそうかなと思って。誰もいませんから、広い方の男湯に入って下さい。」
「えぇ~、いいんですか!?」「どうぞごゆっくり」
うわ~危なかったぁ!他に何もないこんなところで放置されて時間をつぶすのは辛すぎる。


温泉は少し鉄分を含んだお湯で、すごい湯量で浴槽の縁からザバザバ溢れ出る。


露天風呂はテラスに置かれたこんなステンレス浴槽で(笑)。


テラスのすぐ下を流れる天降川の神秘的な青色が美しい!

貸切でゆっくり入らせてもらった。ありがと~

この天降川、淵になっている場所など神々しいほどの深い青緑色をしていて、何だか神話の世界のようだ。
成分のせいなのか何なのか、とても不思議な色で、眺めていると吸い込まれそうでちょっと恐ろしくもある。


さすがに12月末では色あせたナナカマドがわずかに残るだけだったが、紅葉の盛りには
際立ったコントラストが楽しめるんだろうな!


飛行機の出発までのわずかな時間も悪あがきで温泉を楽しめたし、満足満足!
元はと言えば宮崎カーフェリーを使いたいがために計画した旅だったが、宮崎、熊本、鹿児島と
南九州トライアングルを周遊して、移動距離も長かったけど無駄なく、建築、温泉、風景、グルメと
意外と充実した旅になったな!!

終わり。

コメント
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