~イトナンリルゥ~ 層雲峡山便り

2006年限りのはずが何故か続いてしまっています。2023は?
大雪山の開花や紅葉情報・登山道の様子等をお届けします。

開花状況(赤岳)

2006-07-31 18:12:33 | 開花情報
2006年7月30日(曇/晴)
登山口:ハクサンチドリ、ウメバチソウ、ヨツバシオガマ、コバノイチヤクソウ(蕾)
樹林帯:ゴゼンタチバナ、マルバシモツケ、モミジカラマツ、コモチミミコウモリ(蕾)、ミヤマホツツジ(まだ小さい蕾)、アラシグサ、マイヅルソウ、レイジンソウ、リンネソウ、チシマヒョウタンボク↓、エゾヒメクワガタ(少し)
第一花園手前から周辺:ミヤマキンバイ、アオノツガザクラ(咲き始め)、エゾコザクラ、チングルマ(一部小さな群落)、ミヤマキンポウゲ、ウコンウツギ、マルバシモツケ(蕾↑)
第二花畑手前から入り口:マルバシモツケ、ヨツバシオガマ、エゾコザクラ(ちょっと一面)、チングルマ(↓↑)、エゾノツガザクラ↓(遠目)
奥の平:登山道の雪はほとんど解けましたがちょっぴり道にかかり、雪渓と言うより凍った塊なので歩きにくい、要注意。キバナシャクナゲ↓、チングルマ、エゾコザクラ、ジムカデ、アオノツガザクラ、ウコンウツギ、ミヤマキンバイ、クロウスゴなど。
こうして書くと、すごく花盛りみたい?小さな花がパラパラと咲いている程度なので、言葉ほど花畑にはなってはいませんが、ほんの一部、例えば花の大きめのチングルマとアオノツガザクラが、並んで咲いていると、そこだけは少しお花畑風かな?
樹林帯の緑の中に沈んだ花よりは、ここ奥の平までくると、周りの草本の背丈も低めになるので、少しずつ高山帯らしく?なってくる。
コマクサ平:コマクサ(やや下り坂)種のなりかかりも出来はじめ。イワブクロ(蕾もあるけどやや↓)、エゾノマルバシモツケ、チシマキンレイカ↓、エゾツツジ、メアカンキンバイ、チシマツガザクラ(見頃↑)、シラネニンジン、ムカゴトラノオ、キバナシオガマ↓↓、ウスユキトウヒレン開花あり、など。場所によりエゾイソツツジ、ヒメイソツツジ残花あり。
第三雪渓はさっき書いたかな。
第三雪渓~第四雪渓:イワヒゲ、チングルマ(小さい群落あり)、キバナシャクナゲ(遠目)、コマクサ、チシマキンレイカ↓、エゾツツジ、イワブクロ、エゾノマルバシモツケ、ヒメイワタデ、メアカンキンバイ、エゾヒメクワガタ、ミヤマリンドウ、イワギキョウ↑など。
第四雪渓:チングルマ↑↓、エゾノツカガザクラ、アオノツガザクラ、エゾコザクラ、ミヤマキンバイ、エゾヒメクワガタ、ヨツバシオガマ、ミヤマリンドウ、ウラジロナナカマド↓↑
山頂周辺:イワヒゲ↓、イワブクロ↓、メアカンキンバイ、エゾノマルバシモツケ、コマクサ、エゾツツジ、エゾイワツメクサ、タカネスミレは種になりかけ、ヒメイワタデ、クモマユキノシタなど。
この日印象に残ったのは、イワギキョウ。どの場所でも咲き始め、ぐんぐん見頃になってきました。また、コマクサ平では見頃になり始めのチシマツガザクラ、他では開花が見つけられるか、られないか、という感じ。北海中腹まで下りるまで、ほとんどがまだ蕾の状態でした。

赤石川

2006-07-31 12:54:35 | Weblog
2006年7月30日(曇/晴)
写真:登山道には、ほんの少し雪渓の名残りがかかるくらいで、周辺もまだ解けて間もない感じ。葉の緑もこれからと言う印象。
水量落ち着いていて、靴にかかるか、かからないかと言うくらい。
北海沢のベンチ現れましたが、平らな雪渓歩きはまだあります。周辺:チングルマ・エゾノツガザクラ・アオノツガザクラ・エゾコザクラ・ジムカデ・ミヤマキンバイ・ヨツバシオガマなど、↑だったり↓だったり、場所により咲き具合は様々です。



北海平

2006-07-31 12:38:14 | Weblog
2006年7月30日(曇/晴)
今まではほとんどの場合、北海岳を経由して黒岳に下山していましたが、銀泉台のバスの時間が朝早くなったので、銀泉台下山も可能になり、次の日以降の事を考え早めに下山しようとしたりして、そう言えば最近歩いていなかった、反省。
花の沢の白雲分岐側は、まだ長めの雪渓が残り、ジムカデ・エゾコザクラが咲き、キバナシャクナゲ(やや下り坂)の小さな群落があるような、春の花の雰囲気ですが、北海岳側のエゾノツガザクラの一面の広がりが、花落ちて見頃を過ぎてしまっていた。う~失敗、前回頑張るべきでした…
最近は連日歩くのがきつくなって来て、疲れをためないよう一日おきに休んでますが(スミマセン)、多少無理がきくようにしておかないと。ガンバレガンバレ
写真:白雲方面から北海岳への登り斜面、赤岳方面を振り返ったツガザクラの群落。斜面全体では下り坂ですが、まだ広がりもありました。



第三雪渓遠望

2006-07-31 07:28:57 | Weblog
2006年7月30日(曇/晴)
雪渓の形、こんなです。
昨日の夕立に当たったのだろうか?登り斜面前のチングルマとアオノツガザクラの広がる部分、花が落ちてしまっていた。
登り始め:エゾコザクラ・ミヤマキンバイ。右手のアオノツガザクラ群落はまだ蕾もわずか。
全体の花の咲き具合は、場所移りつつ前回とそう変わらず、チングルマ・エゾヒメクワガタ↑・エゾコザクラ・ジムカデ・エゾノツガザクラ・キバナシャクナゲ(減って来たかな)など。



コマクサ平

2006-07-30 23:49:55 | Weblog
2006年7月30日(曇/晴)
朝の空気はひんやりとした銀泉台、昨日休んだおかげで足は少し軽いかな。
赤岳まで、第一花園手前の沢筋で2-3m、第二花園はほぼ一面、雪渓を歩きます。奥の平の登山道上の雪は、ほぼ解けました。
写真:コマクサ平では見頃のチシマツガザクラ、第四雪渓から上では、まだ蕾の方が多かった。



追伸

2006-07-29 20:29:05 | Weblog
ヒサゴ沼周辺、迷うような雪渓は無いようですが、登山道上にまだ雪渓あり、朝晩、状況によっては滑り易いかもしれません、転倒注意。
昔、ヒサゴ沼からトムラウシ山への道の雪渓が、早朝凍っていて、短い距離ながら、怖い思いをしたことがあるもので。


五色岳

2006-07-29 20:20:03 | Weblog
7/26-27で、沼ノ原からトムラウシ山へ行った友人に画像を頂きました。水場を登りきってからの五色岳への登山道沿いは、雪渓の解けた所から開花、キバナシャクナゲあり、エゾコザクラ・ミヤマキンバイの群落あり、チングルマの群落↑も↓もありと言う感じかな。
この写真は7/26、五色岳山頂下でしょう。遠くにチシマノキンバイソウの広がり、やや↓?
一昨年まで冊子の山情報を作っていた頃は、2人で十日毎に必ず歩かなければならない、この五色岳と愛山渓は、正直辛かった。
それでも「歩くしかない」と言う答えしか、見つけられなかった私が、悪かったのかなぁ?
あんなにしんどかった事も、さみしく懐かしく思える。人間なんて勝手なものですね(笑)



稜線

2006-07-29 17:36:50 | Weblog
2006年7月28日(晴/曇)
緑岳山頂~稜線の開花状況:メアカンキンバイ・エゾノマルバシモツケ・今年は花数が少ないのかなと思っていたエゾイワツメクサ、いつの間にか普通に咲いています。
ほんの少し花を残す株もあるけれど、いよいよホソバウルップソウは茶枯れ。
エゾツツジはまだ蕾もあり、キレイな花もありますが、やや下り坂の印象。雨に打たれたせいもあって、見た目の印象が下り坂の花が多いのかも。
チシマキンレイカやや↓・コマクサやや↓・イワブクロ・クモマユキノシタ・ヒメイワタデ・エゾノマルバシモツケ・エゾタカネツメクサ↓・シロサマニヨモギ↑・エゾハハコヨモギは花芽見当たらない・ムカゴトラノオ・レブンサイコ↓↓・ホソバイワベンケイ↓↓・チョウノスケソウ残花・タカネスミレ残花・ミヤマアズマギク↓↓・キバナシオガマ↓↓・リシリリンドウ↑・チシマギキョウ蕾揃ってきて開花もあり、などなど。
写真:エゾツツジ(ピンク)と、チシマギキョウの蕾(紫)



緑岳にて

2006-07-29 08:53:41 | Weblog
久しぶりに晴れの日が続いて、今日(7/29)も晴れ。
もう一度白雲岳に行きたかったのですが、体はピシピシ足首はズキズキ、もう1日ガンバル力がありませんでした、スミマセン。明日ガンバレルよう、お休みします。
写真:珍しく物怖じしない鹿でした



緑岳(第二花畑)

2006-07-29 08:32:02 | Weblog
2006年7月28日(晴/曇)
同じような写真の連続でスミマセン。
第二花畑の少し早めに雪の解けていた場所では、こんなチングルマの咲き始めの広がりもありました。ここならもうすぐ見頃になるかな。
奥の緩い登り斜面では、ようやくエゾコザクラが咲きそろったところ。