~イトナンリルゥ~ 層雲峡山便り

2006年限りのはずが何故か続いてしまっています。2017は?
大雪山の開花や紅葉情報・登山道の様子等をお届けします。

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最後に長文です、スミマセン

2006-12-07 09:02:17 | ご挨拶
いよいよ・・・と言うより、ようやくかな?
そろそろ、このブログの最後のメッセージを書かないといけませんね。
12月1日から、冬の仕事にもようやく復帰、「働かざるもの喰うべからず」やっと気持ちもホッとしたところです。
 層雲峡で、山に登るだけの閉ざされた生活をしている間は、切り詰めた生活もなんとか乗り切ることが出来ましたが、戻ってきて、誘惑の多い都会で暮らしながら(笑)、とうとう底を突く状況は、思った以上に辛かった。。。と言うのが今の本音です。
 北海道にいた時は「こんな生活でも、なんとかなるものだなぁ~」なんて思ってしまっていたけれど、やっぱりそんなに甘くはないか・・・・

 千葉に戻ってから今まで、このブログを締めくくるにあたって、「どんな言葉で何を語ればいいのだろう?」と考えあぐねて、そこから逃避する二ヶ月でもありました。
 ブログ開設については、「長い!!!」とお叱りを受けながら(笑)、最初の「ご挨拶」で思うことは書けたと思っているので、また同じ繰り言を言いたくはないし、このシーズンどれだけ友人や、山の仲間に助けられたかは、ブログの中で繰り返し、感謝を語ってしまった気もするし・・・・・

この二ヶ月は、「覚悟する」ということを、考える時間でした。

 サラリーマンをやっていたら、「このプロジェクトは私が作り上げたものなのに、その私がはずされるのか?!」などの、理不尽とも思えることや、個人の実績を評価されないことなど、日常茶飯事なのかもしれません。だから私が今回、結果的に層雲峡ビジターセンターに雇われなかったことは、世間的には、そう大げさなことではないのでしょう。
私には、居場所もなくなり、収入もなくすと言うことで、人生を大きく左右することではあったけれど。
 正直に言えば、山情報を作り続けることは本当に大変で、「もう無理だ」「やめられたらどんなに楽だろう」と、思ったことは数限りなく、「辞める正当な理由があったなら・・・」と思っていたりもしました。
でも最後まで、自分が納得できる「やめる理由」が見つからなかった。
 今回、図らずも辞めなければならなくなった時、「よく頑張ったよ」「今まで(山情報を)続けてくれてありがとう」と、相棒Gが言ってくれました。
もういいよ ――― それは、私がずーっと、誰かに言って欲しいと、密かに思っていた言葉だったはずなのに、その時は悲しくて悲しくて仕方なかった。

 それでも、雇われないと言う道を選択した時、「今シーズンが終わったら、私は大雪山から消えるんだなぁ」「こうなってしまったからには、これからは(私個人を評価してくれた)会社や上司のために、サラリーマン生活を全うしよう。」と思い、だからこそ今シーズンは、、自分が納得するためにも、個人ででも情報発信をして、皆さんへの最後のメッセージを送りたいと思いました。
そしてこれが最後なのだと、本当に信じていました。

なのに、私はやっぱり優柔不断です。
ここまできて、今更、また迷っています。

あの日、ビジターセンターに雇われなかったことで、
今後はサラリーマンとして暮らしていくことが、私の新しい人生になるんだと思いました。
きっと、それも悪くない。
いつか、来るかもしれなかった日が、ちょっと突然で、ちょっと早まっただけ。

でもこうして、今年ブログをやってみて、収入はないけれど仕事のような形で、
自分なりにでも情報発信を継続してみて、
もしや、こんなものでも皆さんのお役に立てているのでは?と言う手ごたえもあり、
ひょっとしてこれからも、「やって出来ないことはないのかも???」との思いが芽生えつつ、
でもそれは、この先の老いていく自分を犠牲にしていくようなもので、
いつかそれを後悔するような自分にはなりたくないと思うと・・・・・
簡単には答えを出すことは出来ません。。。

ずっと求めていた「もういいよ」と言う言葉は、もう貰ってしまいました。
免罪符は、もうないのです。
今年ブログを開設したことで、新しい方向性が生まれ、
自分の責任において「退路を立ち、覚悟を決めろ」と、新たな局面に立たされてしまったみたい。
このブログが終わるときは、潔く美しく(笑)去る時だと信じていたのに。
もう潮時だと。
これが限界だと。
こんな風に迷うなんて、こんなはずじゃなかったのに・・・・・・・ 
「あぁこれは運命なのかなぁ?」
ただ、今それを、即座に素直に受け入れられるかどうかは、とっても難しい。。。

サヨナラは、まだ言えません。優柔不断でごめんなさい。
ちゃんと考えて、来春(6月)もう一度、ここでお目にかかります。

ひとまずはお別れです。
皆さん、ありがとうございました。
2006年を無事に過ごせたことと、ブログをご覧いただいた皆様と、支えてくれた方々に感謝して。。。

2006年12月吉日

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