猫と住まふ

人生初の猫との日々を徒然なるままに

1人と1匹

2012-12-29 11:00:35 | 猫生活、エンタメ
本を読んでこんなに泣いたのは久しぶり、というよりもしかして初めてかも。
嗚咽で呼吸困難になるし、顔がすっかり変形してしまった。

読んだのは、有川浩の「旅猫リポート」。
主人公は猫のナナ(雄猫)。
飼い主のサトルが、よんどころない事情でナナを手放すことになり、新しい
飼い主を探すべく懐かしい友人たちのもとをナナと一緒に訪ね歩く物語。

サトルと彼をとりまく人たちと、猫たちや犬野郎たち(猫目線の話なのでそう
いう言い方になってる・笑)の温かい心、そして何より、サトルのナナに対する
深い愛、ナナのサトルに対する深い愛に泣ける泣ける。
事前にチェックしていたamazonのレビューに号泣の文字が並び、危険だから人の
いる所で読むなって書いてあったにもかかわらず、途中までなら大丈夫だろうと
電車で読んでいた時、不意に涙腺決壊装置が破壊されるような会話が出てきて、
涙をごまかすのに大変な思いをした。
そして最後の1/5ほどは、隣にいたすももにドン引きされるほど嗚咽しまくり。
でも、これだけ泣いたのに、読後感はスッキリ晴れ晴れホッコリ。
動物好き、特に猫好きにはゼッタイにおすすめの一冊でございます。


読み終わった後も、思い出しては号泣。すももを見ては号泣。
今もこれを書きながらまた泣きそう。
主人公も1人と1匹暮らし、私も1人と1匹暮らしだから、余計に感情移入してしまっ
たのかも。





こんなノーテンキな姿を見ていても、思わず叫びたくなってしまう。

すももーーーー!!!
愛してるよーーーーーーーーー!!!!



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5 コメント

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Unknown (yori)
2012-12-29 16:39:39
ご心配おかけしました。もう大丈夫です←立ち直り早い(笑)

やばいよー、この本。
りんさんの感想読んでるだけで涙ちょちょぎれるし。

でも、きっと読みますよ。

Unknown (まろにゃん)
2012-12-30 11:33:02
こんにちは♪
りんさんのブログを読んで「レ・ミゼラブル」かぁ・・とちょっと心を動かされた後に新聞の評を読んで、行くしかないでしょ!と見てきましたよ。
ミュージカル苦手な私も号泣。
原作読み返そう♪って思ったので、一緒に「旅猫リポート」も探します。
またしても泣かされるのね。
Unknown (りん)
2012-12-30 17:07:05
>yoriさま

今年中に復活できてよかったね♪
この本は、yoriさんもきっと泣き過ぎて呼吸困難起こしちゃうと思うわ。
動物を家族の一員にしている人には是非読んで欲しい一冊デス。

>まろにゃんさま

こんにちは!
レミゼ、泣けますよね~。
でも、旅猫の方はレミゼの泣き方どころの騒ぎじゃないですよ。
私は大袈裟ではなく本当に呼吸困難になりそうでしたけど、泣き過ぎて胃がひっくり返りそうになったって感想を書いている人も居ましたもの(笑)。
でも、これを読むとますます猫さんたちのことが愛おしくなるので、本当におススメです!
Unknown (yori)
2013-01-12 18:51:45

読みまじだ。
ぐるじがった。
マジで息ができなかった。
目と鼻の下が痛い。
ひどい顔~~(;_;)

でもでも、本当に本当にココロがあったかくなって、
みんなが愛おしくてたまりませぬ。
りんさん、ありがとう!
Unknown (りん)
2013-01-12 22:52:50
>yoriさま

ね?ね?ね?
顔が変形しちゃったでしょ?(笑)
でもあり得ないほど泣けるのに、不思議と心は温かくなるのよね。
あっ、いかん。
また思い出すと泣けてくる~^^;

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