猫と住まふ

人生初の猫との日々を徒然なるままに

東京マラソン

2012-02-26 13:07:23 | 猫生活、エンタメ
何年ぶりかに東京マラソンを沿道で見物した。
今回は招待選手たちトップ集団の通過にも間に合った。





でも、やっぱり見ていて面白いのは市民ランナーたち。
ちょっとだけ見ようと思っていても、あまりに楽しくてなかなかその場から
離れられず。





コスプレ・ランナーたちにノリのいい見物客が「チョッパーがんばれー!」
「バナナさんがんばれー!」「スカイツリーがんばれー!」とか声援が飛ん
で、それにランナーたちが応える様子がホントに面白い。あちこちで見知らぬ
人たちがハイタッチしたり、「春日~!」という声援が飛んだのでオードリー
春日のコスプレかと思ったら本人だったり(笑)。
その気になれば何時間でも見ていられる。
そして、こんなに楽しいんだったら自分もランナーになろう!って思いながら
帰路につき、10分後にはそんな気持ちはすっかりどこかに消えてしまったのは、
前回の見物時と全く同じ。


アナタがワンコさんだったら一緒に走れるのにねぇ。





はいはい、「すももをいいわけにつかわないでくだしゃい」って言いたいのよね。



北海道旅行記3日目(最終日)

2012-02-25 15:29:39 | 猫生活、北海道旅行
北海道旅行最終日。
今日は「真冬の北海道でしか見られないもうひとつのもの」を見に行く日!
しかし、層雲峡は朝から軽い吹雪状態。道路が閉鎖されないかどうかだけが本当に
心配。。。

お目当ての場所に向かう前に、まずは銀河の滝と流星の滝観光へ。
が、やっぱり凍っている上に、滝が高い場所にあるため、どこが滝かすら説明されない
とわからず。

銀河の滝↓




流星の滝↓




しかも、雪が吹き付けてくるので、特に顔が凍えるように寒い。
ちなみに服装はかなりの重装備を用意してあったのだけれど、この日はそれをフル装備。
ヒートテック+セーター+腹巻+カーディガンの上に、薄手のショート丈ダウンコート、
そしてその上から更に厚手のロングダウンコート。さらに手袋、マフラー、毛糸の帽子に
コートのフードをすっぽり。足は、タイツ+ソックス+ジーンズに、ムートンブーツ+滑り
止め。
これだけの装備だと、さすがに身体はそれほど冷えないのだけれど、顔だけ丸出しになる
ことを忘れていた。マスクか、顔も隠せるくらいのショールを持ってくればよかったと激し
く後悔。
そんなわけで、滝観光は早々に引き上げ、本日のメイン観光へ!!

それは、1度は行ってみたいとずっと憧れていた旭山動物園!!!
中でも、12月中旬~3月中旬の積雪期間しか実施されない、ペンギンのお散歩が見たいっ!!
いい歳したおばはんなので、ワクワクっぷりをあまり外に出さないようにするのが大変だっ
た(笑)。

層雲峡から1時間ちょっとで動物園に到着。
残念ながら、帰りの道路閉鎖が心配とのことで、フリータイム3時間の予定が2時間半に短縮
されてしまった。
だったらかなり効率よく回らなくっちゃと思いながら、まずは11時からスタートするペンギン
のお散歩の場所取りへ。待ち時間の間、先ほどのフル装備に加え、足とお腹と背中にカイロを
入れたので身体は暖かいものの、やっぱり顔が寒い。凍える。
20分以上待ち、そろそろ氷柱になりそうと思っていた頃、やっとお散歩がスタート!!








可愛い!可愛い!とにかく可愛い!!!!!
ヨチヨチ歩く姿や、好奇心たっぷりに人に近寄っていく姿、去っていく後ろ姿までとにかく
可愛い!!!




行進を追っかけながらもっと見ていたかったのだけれど、そんな時間は無く、後ろ髪を引かれ
ながら次の目的地へ。
それは、旭山動物園を有名にした行動展示の中でも有名な、白熊の泳ぐ姿!!
11時15分からの「もぐもぐタイム」(餌やりタイム)に間に合うように、「ほっきょくぐま館」
へダッシュ!!!
ギリギリ、水槽前の観覧スペースにもぐりこむことができてほっと一息。
そしてしばらくしたら、もぐもぐタイムがスタートした。
すごく迫力があるんだろうと想像していたのだけれど、それとはちょっと違って、優しい表情を
したくまさんが白い毛並みをゆらゆらさせながら優雅に泳ぐ姿は本当に美しかった。
ひたすら感動。

動画でどうぞ(一瞬で終了)↓





あぁもう、旭山動物園に来れてホントによかった。。。
が、しかし、そんな感慨にふけっている時間も無いので、次はアザラシさんの「もぐもぐタイム」
に急がねば。
アザラシさんの餌やり場所は外。待っている間に、今度は本当に氷柱が1本完成。ぶるぶる~。
始まる頃には耐えられなくなり、ほんのちょっとだけ見て、隣のレストランに逃げ込んでしまった。
下の写真は、なぜかもぐもぐタイムもまだ始まっていないのに、ぞろぞろと外へ出てきてくれた
アザラシさん。いつも満面の笑顔。





レストランで温かいラーメンを食べて、ひとまず人間氷柱解凍完了。
今度はアザラシ館の室内へ移動した。
透明なガラスの筒を上っていくアザラシさんが見られる、お馴染みの行動展示がお目当て。
筒をじーっと見守っていると、ポッチャリ体型のアザラシさんがお腹を見せながらスーっと上っ
ていって、その姿が実に可愛い。
しかし、いつ上がっていくかわからないため、写真撮影は全て失敗。





中でも面白かったのは、普通の子は縦になって上に上っていくのに、1匹だけ身体を地面に対して
並行にし、顔にはあの笑顔を浮かべながら重力にまかせて下にゆっくりふわ~っと下りていった
子がいたこと。
周りで見ていた人全員が大爆笑。あれはゼッタイ、笑いをとるためにやっているに違いない(笑)。

アザラシ館を出たあとは、猛獣さんたちの居るエリアへ。
雪の中のトラさん、カッコいい!!





でも、こんな姿↓見ると、留守番させているすもも姫を思い出してしまうなぁ。





隣にいたライオンさんは、なぜかガラス窓にぺったりくっついたまま。
だから、こんなドアップ写真に。マツゲが長くてとっても可愛い。





そのほか、ユキヒョウさんの肉球を真下から見たり、





雪の中でぐっすり眠っていた狼さんなどを見ていたら、





あっという間に2時間半が過ぎてしまった。
もっと見ていたいのにと思いながら集合場所に戻ったところ、添乗員さんが私をつかまえて、
「バッドニュースが」と…。
やはり高速道路が吹雪で何カ所か閉鎖になっており、帰りの飛行機に間に合わない可能性が
高いため、旭川駅までは連れて行くからあとは自力でJRに乗ってで新千歳空港まで行って
くださいとのこと。もちろん切符代は自腹(5千円強)。
ぐわーーーん。
ただ、旭山動物園へ向かう札幌からのバスツアーや、私たちより遅い時間の道東方面からの
バスツアーが軒並み中止となっていたそうで、我々は動物園に来れただけでもよかったし、
しかもこんな空いていることは滅多にないという話だったので、考えようによってはすごく
ラッキーだったらしい。どうりで出口付近の売店やトイレがガラガラだったわけだ。
それに、札幌まで6時間くらいはかかる見込みとのことだったので、長時間バスに揺られるより、
電車で行った方が楽かも。
…と自分を納得させているうちに、バスは予定には無かった旭川駅に到着。
残りのツアー参加者たちはみんな札幌でもう1泊するので、そのままお別れ。さよなら~。

指定席も無事にゲットし、空港行きの特急に乗車。
写真は1番の大雪だった岩見沢駅。すっかり雪で埋まっている…(唖然)。





そしてまたしてもハプニング勃発。
吹雪で1時間近く電車が遅れたため札幌駅を終着にするので空港に行く人は乗り換えてくれとの
アナウンスが。ぶひ~~。
しぶしぶ重い荷物をひきずって電車を乗り換えて、そこからまた約40分ほどかかって、やっと
空港に到着。疲れた…。
ホントは空港でお土産を買うのも楽しみのひとつにしていたのに、そんな気力も無くなっていた
ので、搭乗ロビーで買おうと思い、早々に搭乗手続きをしてしまった。ところがこれが失敗。
ロビーには小さなお土産物屋さんしか無いし、レストランも無い。嗚呼…。
でも、買いたかったお土産はかろうじてGETできたから、とりあえずはよかった。

その後、飛行機は羽田まで予定通りに飛んで、3日間の旅は終了。
予想以上に北海道は素晴らしく、大満足の旅となったので、しばらくまた国内旅行にもハマって
しまいそう。
すもも姫、許しておくれ~。

映画×2

2012-02-19 18:06:35 | 猫生活、エンタメ
北海道旅行記はひと休み。

映画を2本観た。
「ドラゴン・タトゥーの女」と、アカデミー作品賞にノミネートされている
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。

まず「ドラゴン・タトゥーの女」。
覚悟はしていたけれど、内容が重い。そして長い。
観終わったあと、グッタリ。
続編も作るのかなぁ…。観たいけど、今から気が重い(苦笑)。
でも、リスベットの上司役がコバッチュ先生だったのは嬉しかったワ。
(↑ERの見過ぎ)


そして「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。
911で父親を亡くした少年の物語。
もともと普通の子供とは少し違う独特の感性を持った少年が、父親の死によって
酷いトラウマを負ってしまう。そのズタズタに切り裂かれた心の傷の悲しさに
涙、涙。そしてそれ以上に、母親の深い深い深い愛情に涙、涙、涙。
映画館を出る頃には顔がむくんでいたほど泣いてしまった。
でも、けっして変なお涙頂戴ではなく、トラウマからの再生の物語、家族の愛の
描き方が非常に上手い。アカデミー賞ノミネートも納得。
ただ、911というまだ記憶が鮮明な事件が題材で、しかもフィクションなので、
100%感動したとも言い切れない複雑な思いも若干あり。


ものすごくうるさくて、





ありえないほど近い。







北海道旅行記2日目

2012-02-18 21:10:29 | 猫生活、北海道旅行
温泉の楽しみのひとつは朝風呂。
とても気持ちよかった露天風呂に再び入ろうと、まずは室内風呂で体を温める
ため湯船に入っていたら、何やら露天風呂の様子がおかしい。
1人のご老人がぐったりしていて、周りの人たちが必死で介抱していたのだ。
これは大変、と思って私も外に出たところ、既にホテルの人には伝えてあるとの
こと。私にできることは無さそうだったので、体が冷えないようお湯をかける
ための風呂桶だけ持っていき、様子を見ていた。
しばらくしてホテルのスタッフが連れていってくれたので、一同ほっと一息。
私もやれやれと思いながら露天風呂に入ったところ、介抱チームに不思議な
連帯感が生まれ(笑)、「どこからいらしたんですか」など、見知らぬ同士で
楽しく会話が盛り上がってしまった。
そんな中、私が「今日はおーろら号に乗って流氷を見るんです」と言ったところ、
1人の方が「私もです」とおっしゃるので、よくよく話を聞いてみたら、なんと、
今日から同じツアーに加わる名古屋からの参加組の1人だった。
なんとも奇遇。いきなり裸のお付き合いから始まってしまった(笑)。

とても快適だったホテルを後にして、バスは出発。
知床の海いっぱいに接岸した流氷の白さと、空の青のコントラストが本当に美しい!
その模様は動画で↓




本日の最初の観光は、オシンコシンの滝。
やはり凍結しているので、本当に滝?





でも、流れる水が凍った様子はなかなかの見物だった。





このあと本当は、網走港に直行する予定だったのだけれど、時間に余裕があるという
ことで、運転手さんが白鳥が居ることで知られている濤沸湖に寄ってくれた。
白鳥さんは私の天敵なので(笑)、あまり近寄らず離れて撮影。





たくさんの鳥さんたちに癒されて、網走港へ。
いよいよ待ちに待った、砕氷船に乗って流氷観光!!
と、その前に、ランチをとるためまずは近くの海鮮市場に行った。
今日のお昼ご飯はカニづくしランチ。
毛ガニ、タラバガニ、カニしゃぶ、カニ雑炊などなど、美味しいカニをたらふく食べて
大満足。
食後はしばらくフリータイムがあったので、外に出てみた。
真っ白な海岸を馬に乗って歩く人をバックに、美しい青空と青い海!!





…って、おい! 流氷が全く無いやないかっ!!
ぐわわわぁぁぁ~ん。
せっかく楽しみにしていたのに…やっぱり私の旅行時の天気運の悪さは本物だわ。

気落ちしながら再びバスに乗って砕氷船・おーろら号の乗場へ向かい、2時出発の船に
乗り込んだ。
天気が良くて景色は綺麗だったので、遊覧観光だと思ってあきらめようと思っていたら…。
だんだん海に氷が浮かんでいるのが見えてきて……





流氷群に突入!!





一面に広がる流氷、そして氷と氷が音をたてながらぶつかる様子は迫力があって美しくて
本当に感動もの。
その様子は動画で↓




どうやらこの日の流氷は、薄くて小さくてイマイチのコンディションだったらしいのだけれど、
それでも十分。大自然が造り出す神秘的な光景は、一生忘れられないものになった。
ただちょっと残念なのは、流氷で休むアザラシさんとか、オオワシさんに会えなかったこと。
添乗員さんだけがオオワシさんを目撃。口惜しいぃ~。

興奮したまま、またバスに乗って、次に向かったのは北きつね牧場。
キツネさんたちが放し飼いにされているスペースに入って見学することができるので、間近で
可愛い姿を見ることができる。





リアルお稲荷さんのおキツネ様↓





そしてバスは今日のお宿、層雲峡朝陽亭へ。
この頃から外はかなりの積雪と吹雪。
この日の夜も本当は、層雲峡氷瀑まつりに行くことが出来たのだけれど、あまりの寒さと
疲れでまたしてもパス。
でも、ホテルの上層階にある温泉に入っていたら、たまたまこのお祭りのための花火の時間
に遭遇。しかも、花火が開く高さがちょうど目の前だったため、本当に美しくて感激。
お風呂の中は、「おーっ!」という大歓声で大盛り上がりだった。

翌日の旅行最終日は、2つ目の「冬の北海道でしか見られないモノ」を見に憧れの場所へ!


北海道旅行記1日目

2012-02-17 22:23:55 | 猫生活、北海道旅行
今回は、私にとっては初めての北海道旅行。
何日も前からすごく楽しみにしていたのだけれど、仕事の疲れが取れない
ままで体調がイマイチだったのと、朝の7時15分に羽田空港集合ということ
で、ちょっとぐったりしながら旅がスタート。
ところが、たんちょう釧路空港に着いた途端、真っ青な空と、いかにも北海道
らしい雄大な風景が目の前に広がっていて、いきなりテンション・アップ!!
そして、到着ロビーで、とっても明るい添乗員のTさんと、可愛らしいガイドの
Kさんが出迎えてくれた。
東京からツアーに参加するのは私を含めた7名、2日目に名古屋からの参加組
3名が合流するということで、合計10名。こじんまりした団体さんだったので、
バスは小型だったけれど、1人で2席使えたので、終始快適なドライブとなった。

まず向かったのは、マリモで有名な阿寒湖。
その途中の車窓からの風景も、ため息ものの絶景、絶景、また絶景。




更に、真っ白な山の斜面を走る2匹のキタキツネや、のんびり餌を探すエゾシカ
たちをいきなり見ることができて、興奮マックス。





この写真の子は、「モデルになってあげますよ」と言いながら(笑)、私たちの
バスが通り過ぎるのをカメラ目線で待っていてくれた優しい鹿さん。
しかし、この可愛いエゾシカさんたちが、このあとあんな姿で我々の前に現れ
ようとは……。

その悲劇をまだ知らないまま、阿寒湖畔に到着。
まずは腹ごしらえということで、名物「やきとり丼」がランチのメニューだと
説明を受けた。ツアーのパンフレットにも書いてあったので、「北海道も鶏肉が
美味しいのかしら」なんて思っていたのだけれど、ガイドさんの説明によると、
北海道では串に刺して焼いた肉のことは、豚肉だろうが牛肉だろうがトド肉だ
ろうが、なんでも「やきとり」と言うのだとのこと。
そして本日の「やきとり」は、ナント、鹿肉の串焼き!!
あちゃー。
可愛い鹿さん、ごめんなさい。でも美味しゅうございました。

ランチのあとは、フリータイム。
とりあえず阿寒湖に行ってみた。残念ながら、この時はちょっと曇り空に。





真っ白に凍結しているので、どこからが湖なのかわかりましぇん!
カラフルなテントは、ワカサギ漁をしている人たちのテント。

わずかに流れる小川にいた鳥さんも寒そう。





アイヌの人たちのお土産ストリートも歩いてみた。





阿寒湖をあとにして、次に向かったのは摩周湖。
この間の景色が、これまた絶景の連続でひたすら感動。
特に、2つの湖を見下ろすことができる双湖台という場所からの風景は息をのむ
ほど美しかった。(写真では全く伝わらないけど)





イタリアのトスカーナも、アメリカのヨセミテも、イギリスのコッツウォルズも
それぞれ素晴らしかったけれど、負けてないぞ!北海道!!

…と、興奮しながら摩周湖に到着。
これまた全面凍結。しかも、この頃には吹雪始めてしまい、寒さにぶるぶる。





湖の反対側の景色も美しい。





これにて初日の降車観光は終了。
バスは、美しい山々や、流氷で埋め尽くされた真っ白な海を見ながら知床へと向
かい、1泊目の宿、知床プリンスホテル風なみ季に到着した。
この日の夜は、オーロラ・ファンタジーというイベントにも参加できることになっ
ていたのだけれど、いったんホテルの部屋に入って休んでいたら、忘れていた疲れ
がどっと甦ってきてしまい、結局イベントは残念だけどパスすることに。

身体をひきずりながら行った夕食のバイキングは、新鮮な海産物を自由に盛ること
ができる「勝手丼」など、とってもメニューが充実していて大満足。おかげで元気
がだいぶ回復。
楽しみにしていた温泉風呂も、殆どの人がオーロラ・ファンタジーに行っているせい
で空いていて、広い露天風呂を1人占めすることができた。ラッキー!!
しかも雪がしんしん降っていて、情緒たっぷり。
極楽じゃぁ~~~!

しかし、まさか翌朝、あんなハプニングがこの露天風呂で起ころうとは、この時は
知る由もなかったのであった……。
(わざとらしく期待を煽る・笑)