猫と住まふ

人生初の猫との日々を徒然なるままに

今日も一日きみを見てた

2015-02-22 15:50:00 | 猫生活、エンタメ
久々に本の話。

好きな作家のひとり、角田光代さんの「今日も一日きみを見てた」を
読み進めている。

タイトルだけ見ると恋愛小説のようだけれど、「きみ」とは、角田さんの
愛猫トトのこと。
犬派だった角田さんが初めて猫を飼うことになってからの、戸惑いと、
驚きと、そしてあふれるばかりの愛に満ちた幸せな猫生活を綴った
エッセイ集なのである。

初めて我家にすももが来た時から現在に至るまでに経験したことや
感じたことと重なる話ばかりで、「ある!ある!」とずっとうなづき
ながら読んでいる。

マニアックなところでは、エッセイの中で度々登場する「にょろーっと
入ってくる」とか、「パカラッパカラッと馬のように全速力で走ってきて」
といった擬音表現に「そう!そう!」と、ついほくそ笑んでしまったり。

私もよく、すももに向かって、
「君はうなぎかっ!」
とか、
「あんたは馬かっ!」
と突っ込んでいるので(笑)。

あと、トトちゃんの猫砂へのこだわりについての話にも、深く深く共感。
でも、トトちゃんの抗議はお布団へのうんにょ、すももはおぴっこだと
いうところはちょっと違う。
おぴっこ星人よりはうんにょ星人の方がまだマシじゃないの?と思う
のは私だけかしら(笑)。


とにかく猫飼いにはたまらん一冊なので、おすすめでございます。






150キロの剛速球投げます、的なポーズと鋭い眼光の鰻馬猫↓


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