猫と住まふ

人生初の猫との日々を徒然なるままに

麻布十番祭り

2012-08-26 19:34:42 | 猫生活、その日常
昨日と今日は2年ぶりの麻布十番祭り!
昨年のことを考えると、なんだか感慨深いなぁ。
今年は露天商の出店が無いので、例年よりも歩き易かった。
とは言え、やっぱりすごい人出で激混み。




昨日は上京していた母と姉が、今日は姪っ子と姪っ子の友だちが参戦。
ただし、若いもんに混じったらただの邪魔者になるだけなので、今日は
我家を休憩所として開放しただけだった。

2日間でGETした美味いものたちは以下の通り。

「ふぐ武」のふぐのから揚げ。
これは一昨年食べて感激したので、真っ先に並んで購入。あとちょっとで
売り切れるところだったので、滑り込みセーフ!!
まるで鶏肉のような揚げたて肉厚のふぐを、ハフハフほっぺを落としながら
食べるのは至福の時間だった。
来年以降もまた食べたいので、どうかひとつ、これからも十番祭りは続けて
くださいませ。
そして同じく「ふぐ武」の地鶏の炭火焼きも香ばしくて超美味!

「韓日館」のチヂミとトッポギ。
トッポギは辛~いけどクセになる味だった。

東北支援コーナーの石巻焼きそば。
東北系のお店はどこも大人気で大行列だった。

「La brianza」の小鯵(?)のマリネ。
ここのお味は間違い無し。

沖縄料理「しゅうずかん」のサーターアンダギー。
ここは謎のお店(笑)なので、買ったのは初めて。

「富ちゃん」のサンマの炊き込みご飯。
サンマたっぷりでウマウマ。

「サムロー」の揚げたバナナ。
これ、予想以上の美味しさでなかなか気に入った。


十番祭りに通うのも、今年で14年目。
毎年すごい人に辟易するし、いつも行くお店は同じような所ばかりだし、あり
がたみもだんだん薄れていたのだけれど、昨年震災の影響で中止となった
のは、自分でも意外なほどショックだった。

これからもずっとずっと平和に開催されますように。


花火と祭りが終わると、夏ももうすぐ終わり。
でもまだまだ残暑は続くので、すもも姫にももうちょっとの間、暑さに耐えて
もらわねば。











猫めくり2013応募結果

2012-08-24 22:20:13 | 猫生活、その日常
性懲りもなく、密かに応募していた「猫めくり2013」。

すももが1歳の時に初めて応募したこの「猫めくり」。
その時の「猫めくり2009」は採用でバンザイ!
「猫めくり2010」も採用、しかも私が写した友人宅の猫さん写真も採用で狂喜乱舞。
「猫めくり2011」は不採用でガックリ。
「猫めくり2012」は不採用だったものの、敗者復活の大判カレンダーで採用。

そして今回は、正直、我ながらあまりパッとしない写真しかなく……。
気合が入ってなくてごめんよ、と、すももに謝りながら応募したほどだった。

その結果通知メールが今日届いていた。

はたして結果は……

















やったーーーーーーーーーー!!!!!!!
久々に採用されたーーーーー!!!!!!!
ホントに全く自信が無かっただけにビックリ。
自信が無かっただけにメチャメチャ嬉しくて、思わずすももを抱きしめてナデナデ
攻撃をしてしまった。

すももは今年でちょうど5歳。
その良い記念になったわ。(感涙)

ちなみに応募したのは↓の5点。
地味な写真ばかりなので、いったいどれが採用されたんだろう??
全く予想ができんぞよ。













どれが採用されたのか、皆様も是非、予想してみてくださいな(笑)。




フィンランド旅行記・6日目(帰国)

2012-08-19 10:11:27 | 猫生活、フィンランド旅行記
「アベンジャーズ」を観た。
さながらヒーローたちの紅白歌合戦で楽しかったけど、お腹いっぱい(笑)。
隣に座った10代の外国人の女子が、父親と大声で喋るわ、携帯は見るわ、
ポップコーンをこちらにまで飛ばすわ、ジュースを取る度に私の腕をガツン
と叩くわ、足を蹴るわ、変な大声で笑うわ…などなどやりたい放題だった。
ハルクにぶん投げて欲しかったぞ(苦笑)。


さて、フィンランド旅行もいよいよ最終日。
チェックアウトしてから、1時頃までは時間があるため荷物を預け、市内の
代表的観光スポットで唯一まだ行っていなかったテンペリアウキオ教会へと
向かった。

この教会は別名「ロックチャーチ」と言われていて、岩の中に造られた教会。
間違えて反対方向に行ってしまい入口がわからなかったため、気付いたら岩
の上、つまり教会の上にいた。




ぐるっと1周回って入ったら、中は円形でとても美しかった。




自然光が入ってきて、落ち着く空間になっている。




次に向かったのは、最初にエスプラナーディ公園周辺のお店を回った時に、
閉店後で入れず残念な思いをした「アルテック」。
ここは、北欧家具を扱う有名なお店で、ため息しか出ないくらい、憧れの
家具たちが並んでいる。




宝くじが当たったら買い占めてやる。(PART3)
でも、値段的には日本で買うのとさほどかわらない感じ。雑貨系もそうだっ
たので、結局、オリジナルのトートバックを、VATの還付金額(40ユーロ以上
が対象)にするために布巾を2枚添えて購入した。

お店を出た後は、すっかりお気に入りの場所となったマーケット広場へと向
かった。




ここは観光客だけではなく、地元の人たちもよく利用する場所なので、魚を
売る船上屋台なんかも出ている。




オールド・マーケットホールの中には、地元民向けのお店とお土産物屋さん
が混在している。




お寿司屋さんも入っている。




そして、ここにまたやってきた最大の目的は、アレをリベンジするため!!
再び登場↓




どうしてもやっぱりココの鮭の鉄板焼きが食べたくて、わざわざ朝食を少なめ
にまでしていた。これでやっと3度目の正直の望みが叶う!!
でも、量が多いので全部食べられそうになく、残したら悪いからとスモール
サイズにしてと頼んだら、10ユーロのところを6ユーロでいいよと言ってくれ、
ちょうどいいくらいの分量を盛ってくれた。良心的だぁ。




レモンとバターとタルタルソースをたっぷりかけた、肉厚の鮭の美味しいことっ
たら!!!
今思い出してもよだれが…。
付け合せのポテトもホクホクで、本当に幸せな味だった。

やっぱりリベンジしに来てよかったと思いながら食べ続けていたところ、「日本人
ですか?一緒にいいですか?」と、無精ひげをはやした若い痩せっぽちの日本人
男性が声をかけてきた。
話を聞いてみたところ、都内の大学に通う学生さんで、思いつくままいろんな国
を旅しているとのこと。若いっていいわね~。

スオメリンナ島へ行くという彼とはそこで別れ、私はエスプラナーディ公園へ。

小さなお馬さんがいた。たぶんお子ちゃま用。




公園の見張り番↓



あっ、いえ、銅像じゃなくて…




1羽のかもめさんが、ずっと頭の上に乗ったままだった。
ちなみに、ヘルシンキ市内を我が物顔に飛んでいるのは、カラスじゃなくてかもめ。
海から離れた中央駅周辺でも普通に見かける。

公園の緑から覗くウスペンスキー寺院。




青空と、ちょうど良い気温、爽やかな風が心地良過ぎて、このままずっと公園に
居たかったのだけれど、そろそろタイムアウト。トラムに乗って中央駅に戻った
ものの名残惜しくって、あちこち写真撮影しながら出発までの時間を潰した。

ホテルのあった広場と反対側の駅前広場。こちらの方が雰囲気があるなぁ。



キオスクのデザインも可愛い。




ギリギリまでウロウロしてからホテルで荷物をピックアップし、フィンエアー・
バスに乗って空港へと向かった。
到着後、チェックイン機で自分でチケットを発行し、窓口で荷物を預けてからVAT
の手続きへ。そしてセキュリティーチェックを受けてから、免税店を通ってゲート
の方へと向かう途中に、出国手続きがあったのだけれど、これが全て機械式のもの
だった。
1人1人パスポートを通し、全身鏡みたいな所の前に立つと、何やらスキャン的な
ことがされて完了。あとはパスポートにハンコを押してもらうだけ。この方式は
初めてだったのでちょっと面白かった。

ゲート近くのカフェで本を読みながら時間を潰した後、定刻通りに搭乗開始となり、
定刻通りに機体が動き出したのだけれど、最後の最後にハプニング発生。
飛行機が動き始める前から、少し前の座席にCAさんたちが集まってきて、何やら様子
が変だと思ったら、どうも外国人家族のうち1人の具合が悪くなった模様。その家族
は、着ているものや体型、そして英語も日本語もフィンランド語も通じないらしく
近くに座っていた外国人女性が通訳をしていたので、ポリネシアン系の人たちだった
のではないかと推測。CAさんが「何かあっても責任がとれないので…」みたいなこと
を言っているのだけ、こちらにもチラっと聞こえてきた。
しばらくすると「お客様の中でお医者様か看護師はいらっしゃいませんか?」とアナ
ウンスが。このアナウンスを聞くのは初めてだぞ!…などと面白がっている気にも
なれず。なぜならせっかく動き出した機体が、またゲートまで戻ってしまったから。
しばらくやり取りをしていた後、結局、家族全員が降りることになり、1時間遅れで
出発となった。

帰りの機内食も、すごくシンプルなチキンのトマトソース煮込みだったのだけれど、
このシンプルさが私にはちょうどよかった。
帰りは行きより1時間短い9時間のフライトなので、食事してしばらく寝てたらもう
北海道辺りだったという感じ。
そして成田からリムジンに乗って帰宅したのがちょうど正午頃。時差ボケも殆ど無く、
午後はずっと留守番していたすもも姫にご奉仕し、翌日から仕事に復帰した。

フィンランドは、イタリアやフランスやイギリスみたいな派手さは無いし物価も高い
けれど、治安もいいし人も良いし、誰もが気負わずゆったりできる国という印象だった。
まさに映画「かもめ食堂」に流れている空気感そのまんま。
本当は、行きの飛行機の窓から見えた美しい森と湖の景色がある郊外の街にも
行けたらもっと良かったと思う。でも、それくらいの心残りがあった方が、また是非
訪問しようという気にもなれるから、ちょうどよかったかな。
とにもかくにも、大満足の旅だった。
キートス、フィンランド!
モイモイ、フィンランド!



帰国後、素麺を食べることをイメージして買ってきた食器たちで、ホントに素麺を
食べてみた。



左の白い器だけは日本のIKEAで買ったもの。(北欧つながり)
オシャレな食器でしょぼい素麺って…という声も聞こえそうだけど、涼やかでいつも
より美味しそうに見えたので、本人的には大満足♪

フィンランド旅行記・5日目(デザイン・ディストリクト)

2012-08-18 10:13:08 | 猫生活、フィンランド旅行記
この日はこのあと、「デザイン・ディストリクト」と呼ばれる、ヘルシンキ南西部
のデザイン関連のショップやスペースが集まった地区を歩くことに決めていた。
最初の目的地のデザイン博物館までは、マーケット広場から歩けなくもないの
だけれど、体力温存のためかなり大回りと知りつつ、いったん中央駅に戻って
トラムを乗り換え、ヨハンネクセン・キルッコの停留所へと向かった。
トラムを降りると、目の前に博物館が。




中には、北欧を代表するメーカーやデザインの家具、電化製品、食器、ファブ
リック製品などが多数展示されている。
それがもう、北欧デザイン・ファンには垂涎もの!!
北欧デザイン・ファンの聖地と言っても過言ではございません。
私がアンティークショップで買ったアンティ・ヌルメスニエミのポットももち
ろん各色揃っていたし、アラビアの食器も年代ごとにたくさん展示されていた。
「あっ、これヒエタラハティのアンティーク店にあったのと同じ!」の連続で、
やっぱり買っておけばよかったと、いたく後悔。
家具も憧れのデザインのものがずら~りと並んでいて、大興奮!!
入口近くにはオシャレなアートショップやカフェもあるし、心踊る時間を過ご
せる場所だった。

博物館を出る時は、入場券がわりのシールをみんなココに貼っていく。




この周辺は、ちょっとゴチャゴチャした中央駅付近や、華やかなエスプラナー
ディ公園付近とは全く違い、ヨーロッパらしい洗練された雰囲気でステキ。




そのまま北方向にしばらく歩いて、北欧雑貨のお店「デザイン・フォーラム」へ。
ここもまた、ため息もののオシャレな空間で、見るもの全部が欲しくなる!!
宝くじが当たったら買い占めてやる(PART 2)。




あれも欲しい、これも欲しいと見ながら、やっぱりぐるぐる3周ほどしてしまっ
た。でもそのわりに買ったものは、ムーミンのマグネットと木工細工の置物だけ
だったんだけど…。
気合が入り過ぎてだいぶ疲れたので、入口にあった可愛らしいカフェで休憩する
ことにした。




お昼ご飯をまだ食べていなかったので、パンとか軽食メニューを探したところ見
つからず、ケーキとカフェラテを注文。
このケーキ、見た目は甘そうでちょっと不安だったのだけれど、上に乗ったメレン
ゲが爽やかなレモン味でとても美味だった。
そして店員さんも可愛かった!

実は、北欧の人ってなんとなく勝手に、ブロンドの髪のすらっとした王子様とか、
モデル風の女性が多いというイメージがあったのに、失礼を承知ではっきり書くと、
オシャレな人やカッコイイ人やキレイな人は街中ではまず見かけなかった。
老若男女問わず、なぜかみんな小太りで、顔も大きいし手足もすらっとしていない。
しかも、服装もTシャツに半ズボンとかラフな格好ばかりで、オシャレに着飾って
いる人なんてほぼ皆無。イタリアやイギリスやアメリカを歩いていると、ステキな
人に目を奪われることはしょっちゅうなのに、そんなことも1回も無かった。
たまたまTVでオリンピック女子体操のフィンランド選手のインタビューを見たとこ
ろ、その選手もかなりの小太りちゃんだったし…(ホント、失礼!)。
私みたいなスタイルに全く自信の無い日本人でも引け目を感じずに歩けるのは、
ありがたいっちゃありがたいんだけど、目の保養には残念ながらあまりならない。
でも、さすがにこのデザイン・ディストリクト当りのオシャレなお店には、オシャレ
でキレイな人たちがたくさん居た。
逆に、そういう人たちはこの周辺にしか居ないのかも知れない(失礼な発言、重ね
重ねお詫びを…笑)

人も売り物もケーキもオシャレな「デザイン・フォーラム」を出た後は、このお店
にだけしかない商品が置いてあるというマリメッコのお店「マリキスカ」に行った。
私のお気に入りの鹿さん柄のマグカップとプレートや、会社のお土産用のウニコ柄
ピルケースを大量に購入。
対応してくれた女性店員さんは、フィンランドではあまり見かけないアフリカ系の
美人さんで、たどたどしい日本語で「コレ、カワイイネェ」とか言う様子がとっても
オチャメ。私が「サンキュー!キートス!ありがと!」と言ったら、ニッコリ微笑み
ながら「アリガト!」と見送ってくれた。

次に向かったのは、「エデル・シティ」。
ここは様々なものをリサイクルしたアクセサリーや服や雑貨などを売っているお店。
パソコンのキーボードで作ったキーホルダーとかは、日本のミュージアムショップ
などでもよく見かける。
やっぱりちょっと小太りだけど(笑)、とってもチャーミングで感じの良いおばさま
が、いろいろ説明してくれて、姪っ子のお土産用にピアスとブローチを購入した。
お店を出る時にも、「キートス!モイモイ~!」と満面の笑顔。
この「モイモイ」は「バイバイ」の意味なんだけれど、響きが可愛いので私も気に
入ってよく使っていた。

「エデル・シティ」から地図とにらめっこしながら、いよいよあの場所へ。
あの場所とは……







「かもめ食堂」こと、カハヴィラ・スオミ。
どうしても行きたいとこだわっていたわけではないのだけれど、やっぱりなんと
なく外せない場所。
店内は映画とはかなり雰囲気が違う。






ひょっとして店内の撮影はセットか別の場所だったのかしらん。近くにあった日本食
のお店の方が、映画のイメージに近かったような…。
でも、可愛らしいカフェだし、店員さんは感じがいいし、地元のお客さんでいっぱい
だったから、人気のお店なのでしょう。
私はさっきケーキを食べたばかりだったので、オレンジジュースだけ注文。絞りたて
で美味しかったけれど、ご飯ものも美味しそうだったので食べたかったなぁ。

「かもめ食堂」を出て少し歩いた停留所からトラムに乗って中央駅へと戻り、ソコス
ホテルの地下のスーパーで、会社のお土産用のお菓子と、夕食用の北欧風ミート
ボールなどを買ってホテルへと帰った。

明日はもう帰国日。
すももには会いたいけど、まだ帰りたくないよ~。(前夜と真逆のモード)