ゆめひこう 

日々の思いを

気合の入ったキリスト教入門

2013-05-21 10:11:47 | カトリック
来住英俊神父様の本です。
出版の広告を見てからずっと楽しみにしていました。
来住神父様の「目からうろこ」シリーズで
小さな悩みをずいぶん救っていただきました。

去年、所属教会に来てくださって、お話を伺った時もとても楽しかったのです。

今回の本も期待通りというか、期待以上でした。

          

キリスト教を信じている人と、信じていない人が夫婦になって一緒に暮らしているのは
一見何でもないようだが、問題を含んでいる。

一人の世界には神がすんでいるということ。
これはいろいろな折りに実感があります。



わたしが願っていること。
(夢)
願い事があったら熱心に神に祈る。
必ず実現するとは言わない。
「それは起こりうる。だから、願いなさい」

人間は神が何をいつ、どのように実現しようとするか知りつくすことはできない」
神が望まれれば、それはすぐにでも起こる。
起こりうる。
神は全能であり、この世界の創造主であるからです。
神にはそれは可能なのです。


日本は極めて孤独な国だ。
ドイツは戦争に負けたあとはヨーロッパという家族に戻った。
しかし、日本には家族のような国がない。
本当の意味での友達もいない。
これは日本の運命だ。
(ロシアの人が言われたそうです)

人間の目的
人は一緒に生きるものである。
癒してくれる動物ではだめ・・・。

原罪という言葉は、罪の字が、日本語では強すぎる。
原罪とは、人が一人でいるのは良くないのだが、
一緒にいることで、何かがずれたということ。
「神を押しのけて、自分がすべてを支配しようとする反逆だ」
(ヨーロッパの力への欲望)

日本では
怠惰・・・まぁ いいか
「人間は自分自身を神に優先させ、まさにそのことによって、神を軽んじました」
別の言い方をすると、待てなかった。

戦後の日本の発展と、今の挫折について、戦後生まれの人が書かれたことに納得しました。

この本は第1巻で3巻まで続くそうです。
とても楽しみです。



               
聖霊降臨の主日の聖堂です。
聖書の言葉のような雰囲気の花でした。



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