東芝の子会社であった、米原発会社ウェスチングハウス(WH)は倒産してその後、カナダの投資ファンドが買収している。ただ東芝は関連資産を持っており、それを米投資家グループが今月末までに購入する予定で、売却益や税負担の軽減で資本が4100億円改善する。昨年実施した6000億円の資本増強と合わせ、1兆円超の資金が調達できて、2018年3月末で7500億円を見込む債務超過を解消できることになった。
東芝はこれで上場維持がほぼ確定し、これでさらなる悲劇は無くなったことになる。東芝が原発に手を出そうというのがそもそもの間違いであるが、原発でパートナーであったはずの丸紅が突然降りたとか、子会社であるWHから親会社の東芝が良いようにあしらわれたことが東芝の悲劇であるが、根本原因は東芝の経営者が全ての点で甘すぎたということに尽きる。
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