先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

家電メーカーの介護事業重視

2017年05月07日 14時25分42秒 | 日記

人口の7%が65歳以上を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」というそうで、日本は1970年に高齢化社会、1995年に高齢社会になったと言う。欧州は20世紀の初めに高齢化社会、1世紀近い期間で高齢社会になった。だから、高齢社会対応政策がとれた?
ところが、アジアの諸国は、年齢が若く、高齢化社会は、遠い世界カと思いきや、2020年代の中ごろに多くのアジアの諸国は高齢化社会になり、15~20年で高齢社会になる。

日本の介護対策は、介護士の待遇など改善点は沢山あるがなんとかなっている。そしてその際のノウハウや、課題を整理して、アジアに訪れる高齢社会に役立てられる。日本の介護政策の中で大きな課題の一つに、介護士の待遇と労力軽減で、これは日本の家電メーカーが取り組むことで大きく改善でき、今後、高齢化社会、高齢社会を迎えるアジアの諸国にも大きく貢献できる。

ソニーも、年商50億円超まで拡大する見込みで、パナソニックも介護事業を2025年に2000億円へと引き上げる方針と言う。ただし、それらの介護事業の多くは、介護施設の運営の様で、介護のための家電開発に注力してもらいたい。日本だけでも、介護が必要な人口は2千万人にもなるのだから、中国を含めたアジア全体では、あと10年したら、4,5億にもなる。TVをはじめとする白物戦略の失敗を生かして、日本の家電メーカーは世界に貢献してほしいものだ。





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ADBへの梃子入れ

2017年05月07日 05時34分16秒 | 日記
日本政府は、ADBが新設した基金に日本が2年間で4000万ドル(約45億円)を拠出する事を表明。開発途上国が高度な技術を導入する際に必要な資金を支援する。

ADBによると、アジアのインフラ需要は2016~30年までの15年間で計26兆ドル(約2900兆円)という。ADB}は日本と米国の主導で、アジアのインフラ整備のためのいわば銀行である。しかし中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が開業わずか1年強で加盟国・地域数でADBを抜き去る。AIIBにはまだ融資ノウハウは乏しいものの、インフラ投資などを巡るADBとAIIBとの主導権争いが今後激しくなる可能性がある。

ADBは、加盟国・地域の出資を元手に域内のインフラ整備などの資金を低利で貸し付けるほか、貧困問題を抱える国に無償で資金支援する活動を展開してきた。2016年末時点での最大の出資国は日本と米国で、出資額はともに223億ドル。また、ADBが低所得国向けに融資するための「アジア開発基金」への拠出額は日本が120億ドルで単独首位。同基金は感染症対策などの保健分野などにも活用されている。

ADBもAIIBも事業の中心は16年から30年までに計26兆ドルと推計される膨大なインフラ整備。アジア太平洋地域は急激な経済成長によって電力などエネルギー供給網や高速道路などの交通インフラ、上下水道などの需要が高まっている。ただ、途上国にはADBは手続きに時間がかかるなどの不満もあり、中国が欧州主要国も引き入れ15年に設立したのがAIIBだ。

AIIBは、発足当初こそ「既存の国際金融体制への挑戦者」との強い警戒にさらされたが、国際融資のノウハウはほとんどなく、発表済み融資の大半はADBや世界銀行などとの協調融資が占める。「体制、実績面でADBとの格差は歴然としている」(国際金融筋)のが実情だ。

他方、AIIBには中国の習近平国家主席が提唱する現代版シルクロード構想「一帯一路」の推進を金融面で支援するものである。総加盟国・地域数などでADB超えていて、食う食われるの面が出てくると思われる。一方、支援を引き出したい新興国や、事業受注などビジネス拡大を狙う先進国がAIIBを重視している。

中国は、日本をいくつかの先進分野で抜いている。三菱重工が失敗しつつあるジェット旅客機、海底資源開発、宇宙開発、スーパーコンピュータなど数少ないが、遠からず、あらゆる分野で、抜かれてしまう。しかし、多くの分野で日本がさきを言っている。いい例が高速鉄道で、中国はリニアーカーまでも事業化しているが、インドネシアで、中国が受注した新幹線、実現のめどが見えず、結局、日本が仕上げる事になったとか。このように、日本がはるかに先を進んでいる。

ADBも、日本が世界から評価されている分野で、アジア諸国のインフラ整備を手伝えば、アジア諸国のインフラ設備は、写真で見る限り、日本出版で日本の方が良いと表明され、ADBの方が、AIIBより個々の政策決定が出来ている。、


テスラの電池

2017年05月07日 00時48分26秒 | 日記
電気自動車のテスラ・モーターズ、「モデルS」および「モデルX」向けの電池容量100kWh(キロワット時)のバッテリー、「P100D」を発表した。このLi電池で、1回の充電で631km走行できると言う。その概要がアメリカの雑誌に出ており、以下の通り。


電池の1個のモヂュールの全体像は以下の様で、①モヂュールの重さが550/16=34Kg?1モヂュールは86電池セルx6グループで、1代の車に16モヂュールという?


この新しいLi電池のモヂュールのクーリング機構から見たバッテリーで、個々の電池セルが沢山並んでいる様子がわかる。



個々の電池セルは以下のようなものか?



電池を充電するスーパーチャージャー・スタンドを1万か所に設置すると言う。



Li電池モヂュールの価格は、目標で、1Kwhで、1万円? 

家庭用の太陽光発電の蓄電池としては、100Kwhではまだ物足りない? 1KWのエアコンなら100時間使えるから、十分かも。それが100万円となると、
太陽光発電に再び注目されると思う。


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