ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

赤城山 黒檜山~駒ケ岳

2010-10-11 22:11:48 | 登山(両毛・常総)


赤城山ビジターセンターバス停→黒檜山山頂→駒ヶ岳山頂→赤城山ビジターセンターバス停


本当はダーリンと蓼科山に行く予定だった(最近そんなのばかりだな)。
ところが…、4連休のはずがダーリンに仕事が入り、単なる土・日の休みとなり
その土・日の天気予報で、蓼科山は雨はもちろん風が強いと予測されていたので
泣く泣くJRの指定席はキャンセル、蓼科山頂ヒュッテの宿泊もキャンセルとなった。


4連休のつもりでぴすけは休みを取っていたので、山に行きたい蟲が体内で蠢いている
今日は天気も良いし、山日和ということで
日光で味を占めたことでもあるし、行ったことのある赤城山に一人で出掛けてみた。
最寄り駅6時44発の東武伊勢崎線に乗り、途中太田駅で電車を乗り継ぎ
伊勢崎駅でJR両毛線に乗り換え、8時37分に前橋駅に着いた。
赤城山ビジターセンター行きの急行バスは北口の7番乗り場から8時45分発なので
時間的には問題はなかったのだが、既にバス停には長蛇の列が出来ており
列の後方に並んだぴすけがバスに乗りこんだ時には満席の状態であった。
今まで、ダーリンの仕事の休みが平日だったため
土・日・祝日の混雑というものを、ほとんど経験せずに済んだが
これからはダーリンの休みがほぼ土・日になり、こういう混雑を味わわなければならなくなるのだろう。
約1時間後、バスは赤城山ビジターセンターバス停に到着。
バス停脇の草むらで装備をチェックし、準備運動を行い、赤城神社に向かう。
赤城神社に寄り道をしても良かったのだが、満車の駐車場に次々と来る車の列を見て断念。
そのまま黒檜山登山口へと向かう。

10時35分、登山口で熊避け鈴を装着し、登山開始。
いきなりの急登は承知のうえで来たが、数珠繋ぎで歩くような状況に慣れていないため
かなり精神的な労力を使っているような気がする。
う~ん、人が多い山にはそれに比例してさまざまな人がいて、ちょっと悩んじゃうな
ぴすけが山に入るのは、人間不信を払拭するためでもあるのに
山に来てますます人間不信になってしまうのは、困ったものである。
やはり、人気があって行きやすく、特に百名山なんかは、よほど用心しないといけない

猫岩という露岩地帯に出ると大沼方面の視界が開け、眼下に赤城神社が見える。

所々こんな鮮やかに色づいている木もあるのだが
紅葉する前に枯れて、葉が落ちてしまったような木も多く見受けられる。
12時前に黒檜山山頂に到着。
既にたくさんの人が休んでいたいため、そのまま尾根を北へ向かい露岩のある広場へ出る。

武尊山・尾瀬方面。

浅間山・妙義山・荒船山方面。

谷川岳方面。
露岩の広場でお昼を食べている者同士の、山位同定も楽しみの一つである。
しばらく上信国境方面を眺めていると、雲の上に北アルプスの山並みが見え始めた。
よくよく目を凝らすと、どうやら槍ヶ岳らしきシルエットが見えるではないか
皆で、「こんなに良く見えるはずがない」とか「方角は確かだ」とか
「あのシルエットは槍以外にはない」とか、喧々囂々である。
最終的には、「槍ヶ岳だということにしておこう」ということで決まった。
昼を食べ、駒ヶ岳へと向かう。

途中の御黒檜大神が鎮座する祠からは、雲の上に八ヶ岳の赤岳が見える。

これから行く駒ケ岳の向こうに、小沼の湖面が輝いている。

黒檜山から大ダルミに下りると、しばらくは気持ちの良いクマザサの鞍部を散歩気分で歩ける。

黒檜山の山肌の紅葉も、まばらながら美しい。
駒ケ岳に登り返し、これでもかというほど続く鉄製の階段を下りると
予定より大幅に早く、13時30分に駒ケ岳登山口に下りられた。
帰りのバスは、赤城山ビジターセンターバス停15時15分発を予定していたが
このままバス停まで行けば13時45分の急行バスに間に合う。

若干歩みを速めてバス停に着いた時には、既に列が出来ていたが
朝の前橋駅の時とは比べ物にならない人数で、無事に座ることが出来た。
前橋駅からは、両毛線と東武伊勢崎線の接続が悪く
太田駅での乗り継ぎも大幅に時間を取ったが、予定より早く帰宅出来て満足。
日光に引き続き、赤城も一人歩き射程圏内突入である



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