10月5日(金)午前中は、手向山八幡宮の転害会の神事に参列し東大寺勧進所八幡殿のご開扉で、僧形八幡神に参拝した後はいつもながら奈良を訪れると必ず行く場所である戒壇堂に向かった。おそらく、東大寺のなかで、拝観料を取って公開されている場所としては最も人が少なく、静かな場所。お父さん、また来たよ…、なんちゃって父に生き写しのような広目天に会うことは、奈良を訪れる目的の一つ。ひっそりと静かな . . . 本文を読む
10月5日(金)今回の奈良訪問は、この日だけご開扉される僧形八幡神坐像を参拝するのが目的だった。僧形八幡神坐像は、快慶の仏教彫刻のなかでも私にとっては最も魅力ある像で奈良国立博物館で昨年開催された特別展『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』では神殿にお祀りされたような露出展示と、僧形八幡神の寂しげだが神々しく威厳に満ちたお姿に思わず神像の前でオイオイ泣くという姿を曝した私だった。
早起きして、8時 . . . 本文を読む
10月4日(木)1年に一度しか開扉しない東大寺の僧形八幡神像の参拝のため休日とうまく重なる日程になるよう、機会を狙っていた甲斐あって今年やっとそのチャンスが巡ってきた前日に奈良入りすべく、4日早朝に出発し、10時過ぎに近鉄線の三山木駅に到着。かねてから、南山城の仏像を訪ねてみたいと考えていたが徒歩で行けるお寺は限られているので、この日は三山木駅から歩ける2山とし時間に余裕があったら、当尾の浄瑠璃寺 . . . 本文を読む
奈良時代に聖武天皇の勅命によって開かれたと伝わる山形県寒河江市の古刹・慈恩寺で、本堂落慶400年を記念し「慈恩寺の宗教と仏像展」が9月10日(月)~10月14日(日)まで開催されている。かねてから慈恩寺を訪れてみたいと考えながら、なかなかその機会はやってこなかった。ところが、2013年に吾妻小舎でお世話になった雅子さんと熊爺に28日(金)に福島で会う予定があったので、それなら山形まで行ってしまえと . . . 本文を読む