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【映画】鳩の撃退法…風間俊介のおかげで藤原竜也の演技が少し普通に見える罠

2022-05-21 10:00:36 | 映画・DVD
本日は2022年5月21日(土曜日)
映画鑑賞記録です



「鳩の撃退法」💴☕️
監督 :タカハタ秀太
出演 :藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介
制作年:2021年
制作国:日本🇯🇵

2022年5月9日(月曜日)の深夜から日付変わって0:40頃までにかけて「Netflix」で鑑賞しました。



概要
佐藤正午の小説「鳩の撃退法」の映画化。
直木賞受賞の小説家でありながら執筆活動をやめて、地方都市で派遣型風俗店の運転手をしていた津田伸一(藤原竜也)は、ある日の深夜、喫茶店で朝まで小説を読んでいる男 幸地秀吉(風間俊介)に興味を持ち話しかけ仲良くなる。その後風俗嬢の加賀まりこ(桜井ユキ)から電話を受け、タクシーが捕まらないから恋人の晴山次郎(柿澤勇人)を送るように頼まれ次郎を乗せるが、次郎は送り先を変更し無人駅に行くよう依頼する。



概要
最初はテンポが悪くて行間の足りない日本映画が始まったかと思っていたら、どんどん面白くなっていく仕組みの映画で、結果まぁまぁ楽しめた作品です

小説を読んでいるような作りは…
たまたま小説をなぞって脚本書いたらこうなったのか
綿密に計算されたものなのかは定かではありませんが
この映画の良い雰囲気を作り出している部分

一方で、
確実に現実な土屋太鳳と絡むパートと、
主人公が小説に書いている体の過去パートの話の切り分けは…
…これも意図してか、たまたまなのかはわかりませんが
観客だった私は普通に一本のストーリーとして鑑賞。
もしかしたら表現したかったかもしれない、
「本当の話なのそれとも作り話なの
という楽しみ方は全くできず…劇中の「どうせ本当の話」なんだろ…映像化する場合の限界なんかな…とか思いながら鑑賞。
(何度も言うが監督や脚本の意図は分からないし、原作小説は未読なので原作がどんな感じなのかは知りません)
観客も登場人物も含めて、創作なのか本当にあった話なのかを気にしているのは土屋太鳳だけなんよね😅

ストーリー終盤のキモは、
例の3万円🕊とピーターパンの本📖が、どうやってか巡り巡って主人公のところに辿り着くかと、それに伴う前半の伏線回収と種明かし(全て妄想含む体裁)
ややコジツケ感も強いですが面白かったです
最後の最後に、主人公の働くバーに本が届けられる部分は、そもそも想定できる範疇だったことに加え、顔は見せずとも個性的な風間俊介の声が聞こえた時点でネタバレなのに、その後がチョイ怠いかなとも思うし、想定内故にキレイだけど、そんなに面白く無いオチだったかな(こうしかならないだろうから仕方ないだろうし、ボヤかさなかったことは評価


出演者は…
濃い演技といえばの藤原竜也が主人公。
その演技よりも個性的な(演技というよりも素の)風間俊介

風間俊介のおかげで藤原竜也の演技がやや普通に見える罠が発動した映画です。

他は…
土屋太鳳が、そこまで面白く無い役で、
西野七瀬が、ヒロインっぽいポジションかな…この女優さんよく見ますが、事務所が推している系なのでしょうか
浜野謙太岩松了、UAの夫 村上淳ミッキー・カーチス、リリー・フランキーと、例によってそれっぽいキャスティング
豊川悦司が、それっぽさから安定側にずれてて、
濱田岳が、とにかく違う感(個人的に濱田岳は認めていない)…なんで最後の方に急にお前が出てくんだよ感。
セクシーな姉さんは、最近あんまりみなくなった森カンナ
バーのママって、坂井真紀だったのね💦最近目が悪くなったのか気づきませんでした💦💦
「シュシュトリアン」の石橋けいも出てきました…この方もなんか薄くずっと出るよね。

有名・安定勢の他に、よく知らない俳優さんも多数

特に女優さんは知らない人が多く出てきたような…
若手育成枠的なことなら評価できるキャスティングですが…昨今話題の性的強要受けたパターンとかで無いことを祈ります

と、トータルで出演者多いよね…それでも混乱しなかったのは上手いのかもです


あとは…
最後の井上陽水「氷の世界」からのKIRINJI「爆ぜる心臓」という流れでのエンドロール突入は、私としては騙されてしまう好センス。
あの部分で映画の評価が微増したりもして😅


ということで点数は4点強+微加点(5点満点中)です。



では、このあたりで



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